羅臼岳独占!
- GPS
- 10:25
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,479m
- 下り
- 1,467m
コースタイム
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 10:21
天候 | ピーカン |
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過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大沢は意外なほど雪がないのですが、雪渓が汚く、大沢〜羅臼平にかけての登山道が浮き石だらけで荒れています。恐らく、大沢から羅臼平にかけての土砂が流れて大沢に堆積しているのではないかと思います。 |
その他周辺情報 | 岩尾別温泉ホテル地の涯 日帰り入浴1000円 設備が新しく改装されていました。混浴の露天風呂に入るためのパンツが常備されていました。女性はどうなっているんだろう?パンツだけじゃダメだよね。(笑 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ストック
カメラ
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感想
羅臼岳を独占してきました!
「尻滑り」を目的に、羅臼岳に登ってきました。(雪が少なくて期待は裏切られます)
今日は「Sさん」改め、「su-sun」と都合が合ったため、一緒に登ることになりました。
木下小屋は改装中のようでした?何やらよく分からない資材が運び込まれていました。
登山開始からエゾハルゼミの鳴き声のシャワーを浴び、汗だく登山を予感します。そしてそれは間もなく実現します。岩尾別コース(ウトロコース)は極楽平まではほぼ夏道でした。
しかし極楽平を過ぎると少しずつ雪渓が姿を現します。雪渓や倒木に行く手を遮られる所は、立ち止まってピンクテープを探しましょう。(この雪渓に伴う倒木が多少厄介でしたが)要所要所にピンクテープがあるので、落ち着いて見回せば迷うことはありません。よく確認せずに先を急ぐと道迷いの原因になります!(どの口が言う)
雪渓は急速に後退しているようでした。往路の足跡が、復路では既に輪郭がぼやけているのです。往路ではシッカリしていたスノーブリッジが、復路で全歩踏み抜いてしまうのです。或いは、ブリッジごと崩落させてみたり。
比較的早いところから雪渓が出現したので、「これは大沢はすごい雪渓だろうな」と思っていたら、あまりにも大沢の雪が少なくて逆に驚きます。恐らく、今月半ばには雪渓は姿を消すのではないでしょうか?そして雪渓が汚い!
歩いているうちにその「汚さ」の原因が分かってきます。大沢から羅臼平にかけての登山道に、やたらと浮き石が多いのです。これは石ころが増えたのではなく、石と石の間の隙間を埋めていた土砂が恐らく雨で流されたのでしょう。そして流された土砂が大量に大沢に堆積していました。このまま放置すれば、一帯に咲き誇る高山植物にも大きな影響が出てしまうことは必至。対策が必要だと思いました。
しかし羅臼平まで出てしまえばいつもの羅臼岳です。
イワウメやイワヒゲ、エゾノツガザクラ、コケモモ、メアカンキンバイ、メアカンフスマ、イワギキョウ、チシマクモマグサなどはまだ咲いていませんでしたが、コメバツガザクラやミネズオウなどは今がピークでしょう。
岩清水を過ぎると、大雪渓が2箇所ほどありますが、何度も羅臼岳に登っている人ならお馴染みの場所です。初めての人は、慎重に目印を探しましょう。ここはヘタに迷うと滑落の原因になりかねません。(どの口が言う)
山頂は雲一つない最高のお天気でした。国後島の爺爺岳までよく見え、羅臼湖も知床五湖もよく見渡せました。しかも、こんないいお天気なのに登山者は我々のみ。貸し切り状態。羅臼岳独占!
最高の登山を満喫してきました。
・・・が、その帰り道。
危うく「天国から地獄」に堕ちるところでした。
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