浅間山・鷹巣山 (箱根/湯坂路)
- GPS
- 03:14
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 809m
- 下り
- 361m
コースタイム
湯坂山付近 08:50-08:55
浅間山 09:35-09:45
鷹巣山 10:05-10:15
千条ノ滝 10:40-10:50
小涌谷駅 11:00
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
箱根登山鉄道 箱根湯本駅 (帰り) 箱根登山鉄道 小涌谷駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●箱根湯本駅〜湯坂山付近 湯坂路への入口は、箱根湯本駅から国道1号線を塔ノ沢方面に数分歩いたところにあります。 駅前からしばらくの間、国道には歩道があり、裏道も選択できますが、湯坂路入口の手前数十メートルは歩道のない国道を歩くことになるので、クルマに注意です。 登山道に入ると、歴史が感じられる石畳の道が続きます。 「湯坂城跡」の解説板が立つ地点までは、そこそこ傾斜があるためか、石畳が荒れてしまって歩きにくい箇所が目立ちました。 湯坂城跡を過ぎれば、緩やかな坂道に変わって、状態の良い石畳の道が続くようになります。 ところで湯坂山とされる地点付近に、標識は見当たりませんでした。 それは仕方ないとしても、あるはずの三角点すら探しても見つからず、場所を特定できずに通過しています。 ただ、その一帯ではずっと緩やかな登りが続いていて、ピークと呼べそうな地形が存在しなかったので、そこを山と呼ぶのが適当かどうかは疑問に感じています。 もしかして、「三角点のある場所が山頂になる」という良く分からない法則で、むりやり山にされてしまったのでしょうか。 (その三角点すら、所在がちょっと不明になっている気がするのですが・・・) ●湯坂山付近〜浅間山 なだらかで気持ちの良い尾根道が続きます。 両側にずっと樹木が続いていて展望はありませんが、防火帯となっているため上空は常に開けていて、明るくて風通しの良い道でもあります。 樹木はサクラやモミジが目立っていたので、春先や紅葉の時期を狙うと、より楽しめそうです。 なお、途中で通過する城山(743m)も、湯坂山と同様に標識も何もない地点でした。 でもこちらは、湯坂山と違ってほんの僅かに盛り上がった地形が存在したため、場所の特定は容易です。 (とはいえ、敢えて山と呼ぶほどの盛り上がり方では到底ないと感じたことも確かでしたが) ●浅間山〜鷹巣山 浅間山頂上から、鷹巣山との鞍部までの下りは、木段が主体の道でした。 鞍部を過ぎて鷹巣山へ登り返しす道は、距離はさほど長くはありませんがかなりの急登です。 小刻みなジグザグを何度も繰り返しながら登り詰めるのですが、上のほうでは垂直に近い斜度の斜面になります。 でも、ずっと石畳や木段が続く道なので危険は全くなく、木段の段差も普通に歩ける程度に整えられていました。 ●鷹巣山〜千条ノ滝〜小涌谷駅 鷹巣山と浅間山との間の鞍部まで戻ってから、千条ノ滝への道に入ると、そこはかなり荒れた道でした。 特に上部の荒れ方が酷く、悪路と呼ぶほどではないものの、かなり歩きにくい状態の道が続いて足元注意でした。 千条ノ滝まで下れば、そこから小涌谷駅までは、遊歩道と車道を歩くだけです。 |
写真
感想
この日は箱根のショートコースに出掛けてきました。行先は、鎌倉時代から歩かれているという湯坂路です。
大型連休の真っ只中に、日本を代表する観光地に行くということで、バスを使わず、電車での移動も最小限で済むコースとして選びました。
箱根の山としては最も低いエリアなのですが、古くは街道としても歩かれた道だけに、緩やかな傾斜の場所が多くて楽なコースです。
しかも好天の下で、ちょうど新緑が輝くタイミングに当たり、とても気持ち良く歩けています。
ただ、展望はほとんど楽しめないので、純粋に山を歩くのが好きな人向けかもしれません。
ところで余談になりますが、朝8時前にスタートした時点の箱根湯本駅やその周辺は、大観光地の玄関口とはいえ、さすがにまだ閑散としていました。
しかし、歩き終えた帰路で昼前に再度通りがかった時には、状況が一変してもう大変なことになっていました。
強羅へ向かう下り線のホームは大混雑で入場規制が行われ、電車を待つ人の列が駅の外まで溢れている有り様です。
線路のすぐ脇を通る国道1号線も、下り線は数珠繋ぎとなった車列が全く動いていません。
上り線はいたって平和だったので、涼しい顔で順調に帰って来ましたが、もしスタート時間を誤っていたら、混雑に遭遇するのは必至だったでしょう。
早い時間にスタートしておいて、大正解だったのでした。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2012_04_06/mt2012_04_06.html#20120505
写真主体のブログ版 (使用写真はヤマレコと同一です)
http://cellist.blog.ss-blog.jp/2012-05-05
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