鳳凰山(雪の降った鳳凰山に夜叉神から)
- GPS
- 09:00
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,783m
- 下り
- 1,766m
コースタイム
途中随所で休憩
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
GW明けでガラガラ |
コース状況/ 危険箇所等 |
杖立峠までは積雪なし 杖立峠から先で残雪が出始めて南御室小屋までの中間地点から 股まで踏み抜く深さの残雪あり この日は前日の積雪で山頂でも残雪が多かった |
写真
感想
GW明けの平日に急遽仕事を休めることになったので、一人でトレランするか弟を誘って山に行くことにしました。
弟に声をかけてみるとOKとのことで、前から行こうと話していた鳳凰山に行くことにしました。
天気予報は晴れで、高層天気図をチェックしても上空の寒気が無い予報だったので、前日のように雹や雷雨
はないかなと予想しました。
今回は残雪の登山なので装備を準備してみるとそれなりの重量になりました。
ザックをキリアンザックにするかOSPREYのmantaにするか迷いましたがキリアンザックだと変形して
しまいそうな気がしてmantaに決定しました。
久しぶりの登山装備にウキウキしながら、そういえばおととしの同じ時期に鳳凰山に行った時にmanta
をデビューさせて、それっきり使っていなかったことを思い出しました。(もうちょっと使ってあげないと・・)
コースタイムの計画としては最近マラソン大会に出ていない運動不足の弟の体力を考慮して、
おととしの自分の山行タイムにプラスアルファの行程を計画しました。前回の山行では夜叉神から
地蔵ヶ岳までピストンしましたが今回どこまで行くかは実際のタイムと弟の体力次第ということで、
先ずは薬師岳を目指しました。
駐車場に到着するとGW明けで案の定ガラガラ、下山時も同じ状況でした。
装備を整えて夜明けとともに4時30分頃出発しました。
天気は予報通り快晴で最高の登山日和になりました。
夜叉神峠まで来ると期待していた雪の白鳳三山がどどーんと現れました。
白鳳三山を眺めながら歩いていると杖立峠から霜柱や凍結した残雪が現れ始めました。
気温も下がってきて氷点付近に下がってきたように思います。
しばらく行くと新雪が積もっていて、前日に北、東日本を襲った雷雨はここでは雪だったことがわかりました。
雪には踏み跡がなく、この後も5cmくらい積もった新雪のジュータンが続き気持ち良い登山ができました。
高度が上がってくると風が強くなり寒さが増したため、南御室小屋に到着した時に防寒具として持ってきた
ゴアテックスのレインウェアを着ました。この後稜線に上がるまではこれで快適に登山できました。
南御室小屋では踏み跡に惑わされて作業道に入ってしまい戻ってくるというヘマをしましたが、
テント泊している登山者の方に正しい道をおしえていただいて登り始めました。
途中、2名の方が下りてきて(薬師岳小屋の方かな?)「昨日雪降ったし、自分たちみんな下りちゃうから
何かあっても助けられないよ、気をつけてね。」と言われて「気をつけます!」と会話しながら気を引き
締め直して登って行きました。
南御室小屋から先は残雪も多く残っていて、踏み抜きの後を見ると股まで達する深さがありました。
登山道の左右両側に踏み抜き後が延々と2本続き、その間に幅10〜20cm程度のトレースが凍った道
が出来ていました。この両足の幅程度の踏み固められた道を辿って行くと踏み抜くことはありませんでした。
ただ、これを外すと踏み抜きの後(新雪が蓋をしてヒドゥン踏み抜き?になっていました)にハマったり、
下山時に気温が上がってくると場所によっては踏み抜くことがありました。
森林限界を超えて木が低くなってくると風が強くなって来ました。
稜線に上がると強い風が吹いていて砂払岳山頂ではレインウェアの中にライトダウンを重ね着しました。
(この日の鳳凰山の山頂高度の気温の数値予測は-5℃)
砂払岳で昼休憩をとり、おにぎりを食べました。
寂しい行動食しか持って行かないトレランが続いていたので、登山のおにぎりの味を忘れかけていましたが、
これほどおいしいものなんだということに改めて感動しました。
砂払岳の山頂から先の稜線は残雪が少ないだろうと思っていたのですが、前日の雪で結構な雪が
積もっていました。
雪がなければ危険ではない稜線ですが、積雪と強風のため慎重に行動しました。
薬師岳山頂では見事な白鳳三山を堪能し、弟の体力も底をつきかけてきたので、下山することにしました。
下山時は登山者の方と1人すれちがいましたが、この日は会ったのはこの方とテント泊の方1名のみで
とても空いてる残雪の鳳凰山を満喫できました。
Araさん
鳳凰山お疲れ様でした。
ご兄弟で行かれたんですね
この時期で新雪歩きが出来て羨ましいです。
でも踏み抜き箇所ありで残雪時は何気に疲労しますね。
GWが終わって静かな山歩き、展望も良く、
充実した山行になりましたね。
また兄弟山行楽しみにしてます!
Araさん こんばんは
平地が雨の時は高山は雪。事前の天気確認、衣類調整は
とても大切な事ですね。
夜叉神峠からクリアーな白鳳三山を観られると、
テンションも上がります。
残雪が少なくなったと思われた鳳凰山は新雪が降り、
冬山へ戻った感じですね。
山で食べる、おにぎりは美味い! 暖い飲み物も!
「生きかえりますな〜」と言ってしまいます。
弟さんも雪山歩きを楽しめて良かったですね。
兄弟山行は気楽で良いですよね
思わぬ新雪歩きが出来て楽しかったです。
今回はこの新雪が断熱効果になったのか雪も緩まずに
楽に歩けました。
天気と展望の良い、楽しい登山になりました。
これからもたまに兄弟山行を楽しんでいきたいと思います。
残雪期とは思えない景色と新雪歩きができて楽しかったです。
今回はおにぎりがほんとうに美味しく感じました。
おにぎりを食べながらmanabuさんとsumikoさんはこの
コンビニおにぎりとは比べ物にならないくらい美味しい
おにぎり弁当をいつも食べてるんだろうな〜と考えなが
ら食べました。
manabuさんは幸せものですよね
今回は弟を連れて行くということで装備だけではなく
天候のチェックやリスク対策をいつも以上にしっかり
しました。
午後の天候の崩れは高層天気図の上空の寒気のチェック
が有効だなと感じました。
また近いうちに弟と登山に行きたいと思います
Araさん、こんばんは。
兄弟山行いいですね!
残雪と云いつつ、しっかり新雪を踏んでの鳳凰山行いいですね
厳冬期のおにぎりはちょっと勘弁ですが、これからの季節はおにぎりが美味しい季節ですね
兄弟山行は楽しいし気兼ねがなくて良いですね
新雪はあまり予想していなかったのですが、連休中に
北アで吹雪いたので、もしかしたらと思っていたら
結構積もっていました。
おかげで気持ちの良い雪道歩きができました。
厳冬期のおにぎりは知覚過敏の私にとって拷問だと
思うので、想像することもやめておきます
Araさん、おはようございます。
鳳凰は一昨年GWに小屋泊で地蔵まで行ったのですが、その時の稜線歩きの素晴らしさが今でも忘れられません
今回も候補の一つでしたが、天気が不安定そうで、結局見送りました
レコを羨ましく拝見しました
コメの中で、弟さんと行く際
>装備だけではなく
天候のチェックやリスク対策をいつも以上にしっかり
まさにそうですね。
肝に銘じておきます
鳳凰の稜線は素晴らしいですよね〜
白い砂礫や山頂の姿、白鳳三山や甲斐駒に囲まれた景色
それにお地蔵さんも良い感じですよね
私の弟はほとんど登山経験が無いので、登山のリスクの
知識が乏しいです。
そんな同行者を誘ったからには、誘った自分が責任を
もってリスク対策をしてあげないといけませんよね。
それに楽しませてあげないといけないので、その辺を
コーディネートするのもまたちょっと楽しかったりし
ます。
今回も登山を気に入ってくれたようなので、また今度
兄弟登山に行きたいと思います。
Araさん、
GW最終日は荒れた天気でしたが、
翌7日にお休み取れたのですね。
久々ですよね弟さんとのハイキング、
絶景の稜線を楽しめて良かったです。
ここは展望が良いので薬師岳まででも
十分楽しめたのでは。
弟さんも久しぶりなのに踏み抜きの中、
頑張りましたね。凄いと思います。
manabu
鳳凰山の稜線は良いですよね
山頂まで樹林帯の山が多い中、ここはスタート間もない
夜叉神峠から楽しませてくれますからね。
さすがに弟は高山2座目と登山初心者なので、体力的に
少し無理させちゃったかもしれません。
一応、午後天候が崩れないことと何かあったら背負って
でも下山する気でいたので、体力が持つ範囲で頑張って
もらいました。
でも、翌日も筋肉痛にはならなかったみたいで、
楽しめたしまた行きたいとと言っていました。
夏にまた兄弟でどこかに行きたいと思います。
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