武華山
- GPS
- 56:00
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,475m
- 下り
- 1,457m
天候 | ガス〜ピーカン |
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過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス | 車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ぶ厚いクラスト層がありました。 |
写真
装備
個人装備 |
アイゼン
ピッケル
ビーコン
スコップ
ゾンデ
スキー
その他色々
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感想
3/24
道中雪はなかった。しかし、入山地点のカーデポ地には新雪が。この時期にパウダーは厳しいかと思っていたところだったので少し期待が生じる。車を無理やり駐車し、いざ武華山へ。まずはひたすら林道を歩く。少々のラッセル。途中の橋は2,3ヶ所落ちていた。夏は車で入れると聞いていたがこのままではとてもじゃないけど入れないだろう。夏道のスタート地点は看板やダムがありとても分かりやすかった。そこからは沢沿いに進む。滝が現れる。水がビュービュー流れているので直登は不可能。冬季沢登りをする気は起きなかった。左岸の崖のようなところをつぼ足でよじ登る。しかし新雪がたくさんあり、かつ雪がまだまだしまっていないためずぼずぼして突破の30分かかる。帰りでわかったことなのだがもう少し手前から斜面に取り付くと夏道があり簡単に突破できたようだ。滝の上には分岐の看板があった。我々はライオン岩コースの方へ行く。東にコンパスを当てて取り付く尾根へ。尾根上は密林だがスキーでの登りにはあまり苦労しない。上部のみ木が多く尾根が狭いため少し苦労。Co1590にルンゼちっくなところが出てくる。ここは中をと思ったがここもずぼずぼで少し苦労する。しかし頼れるリーダーが先を行き、道を作ってくれる。ありがたーや。ライオン岩はライオンぽい。(らしい。私は美的センスにかけているためかピンとこなかった。が、Pのメンバーにセンスのないことがバレたくなかったので「あーあの辺ね」とごまかした。)ライオン岩は東側をトラバース。雪がとてつもなく不安定でない限りは大丈夫であろう。そこからは地面からブッシュがちょろちょろと生える上をシールでビシビシいく。途中から東側に雪庇が張ってきたため西側のブッシュ際を歩く。結局最後までシールでいけた。武華山peakはあまり広くない。祠(多分)が立っていた。天気が良くなったので武利岳をバックに写真を撮る。そして、武華山の南東の真っ白沢型を滑ることとする。ここがまたなんとも気持ちが良かった。30センチの底あたりパウダー。平成最後のパウダーだとメンバーの一人が言ったら、それがそのスロープの名前となった。ただ私は調子に乗ってズッコケタ。とても反省。リーシュは大事だと感じた。1本滑り満足した我々はJPの南の尾根上のco1630あたりにテントを張る。風には強くはないがここで籠城。沈。
3/25
朝起きてガスガス視界100mもない。二度寝。夜には風が強くなるという予報が出たので昼頃ブロックを積む。しかしこれがいけなかった。山スキー部員はテントから一度出てしまうとスキーをしたくなる病気なのだ。ついうっかり近くの樹林内の沢型を2本ほど滑ってしまった。これがなかなか楽しかった。帰って大量の燃料を燃やし、贅沢な沈。
3/26
はい。ドドドピーカンです。peakからは東大雪からトムラウシから旭岳まで全部見えた。つい二週間前に表大雪の高根ヶ原を歩いてきた私は、再びご対面でとても嬉しくなった。スキーもしたいのでスキー準備。ピーク直下南東面の岩に挟まれた白沢型を落とすこととする。これがまた急で痺れた。素晴らしかった。昨日滑ったところをさらに二本滑った。とても気分が良いのでもう一本となりそうだったが、何事も腹八分目が良いと思いここでやめる。テント場に戻ると急にガスが出てきて湿った雪が降ってきた。引き返してきて良かったと思いました。あとは夏道に合流する形で滑り降りる。夏道はなんとなくわかった。ピンクテープあったし。林道入るまでは自動下山可能。あとは下駄下駄のシールorスキーでひたすら林道歩いて無事下山。
総じてとても良い山行でした。今度は武華、武利のEP縦走して帰りに武華直下を滑るという感じで行ってみたい。
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