上日川峠-砥山-中日川峠-下日川峠-源次郎岳-恩若ノ峰-JR塩山駅(東アルプス/大菩薩連嶺/赤破線経路)


- GPS
- 06:01
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 378m
- 下り
- 1,562m
コースタイム
〇獲県甲州市
【●今回のコース●】
『上日川峠(標高1580m/9:10/登山開始)-砥山(標高1604m/9:26)-
砥山峠(標高1595m/9:32)-中日川峠(標高1565m/10:10)-
1627m峰(ゴウロ沢ノ頭/10:34)-NTT中継アンテナ(標高1570m/10:56)-
下日川峠(標高1525m/11:13)-源次郎岳分岐点(標高1535m/11:44)-
源次郎岳(標高1476m/12:00/12分休憩)-オツタテ(12:39)-
恩若ノ峰(標高982m/13:54)-果樹園(14:31)-
JR塩山駅(標高410m/15:11/登山終了)』
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ゝ王線350円区間 高尾〜甲斐大和(JR中央本線/950円) 9暖綢舅賊悄曽綟川峠(栄和交通バス/1000円) 【★復路★】  ̄山〜高尾(JR中央本線/1110円) 京王線350円区間 【★往路詳細★】 京王線-高尾7:02-8:01甲斐大和8:10-9:00上日川峠 【★復路詳細★】 塩山15:35-16:57高尾-京王線 【★大菩薩上日川峠へのアクセス★】 栄和交通バス(JR甲斐大和駅⇒上日川峠) http://eiwa-kotsu.com/timetable/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【▲登山道状況(赤破線経路)▲】 ‐綟川峠-中日川峠:道形明瞭・道の幅が細い。 中日川峠-下日川峠:道形不明瞭な箇所もあり。軽度のヤブ。 2柴川峠-源次郎岳:道形明瞭。軽度のヤブ。 じ纂]些-恩若ノ峰:道形不明瞭・巻き道多い・熊の痕跡あり。 ゲ玄礇諒-果樹園:道形不明瞭。おそらく夏場は重度のヤブ。 Σ娘園-JR塩山駅:一般道路につき問題無し。 【▲登山者数情報▲】 ‐綟川峠-中日川峠:0名 中日川峠-下日川峠:0名 2柴川峠-源次郎岳:3名 じ纂]些-恩若ノ峰:0名 ゲ玄礇諒-果樹園:0名 Σ娘園-JR塩山駅:通行人少々(一般道路) 【▲別名▲】 仝纂]些:源次郎山 恩若ノ峰:温石ノ峰 |
写真
感想
【■■感想と解説■■】
今回は山梨県の大菩薩連嶺の西側の源次郎岳(山梨百名山)と恩若ノ峰の間の赤破線経路を歩いてみたくなりましたので、上日川峠から源次郎岳分岐点までの古道の赤破線経路とミックスさせて縦走しました。まず初めに上日川峠は大菩薩峠と大菩薩嶺目当ての大勢の登山者でごったがえしておりましたが、中日川峠方面の赤破線経路に入ると他の登山者は誰もいなくなりました。赤破線経路を歩いて最初のピークは砥山で、砥山の頂上は軽度のヤブで木々が茂って無展望でした。砥山を下ると砥山峠で、笹ヤブをいくつか越えて林道を500mくらい歩くと中日川峠に着きます。中日川峠は源次郎岳方面への軽度のヤブ道の赤破線経路と林道の分岐点でもありました。ちなみにこのルートには現在の道標は一切無くて、昭和50年以前の腐りかけた古い道標があるだけですので、道の分岐点などにはボランティアが付けた私製道標や文字を記した赤や黄のテープがいくつかありますので、道迷い等はありません。中日川峠からは急峻なヤブ系の坂を登って、1627m峰(ゴウロ沢ノ頭)のデエロ状の頂上とNTT日川無線中継所のパラボラアンテナの下を通って下日川峠へ行きます。歩きながら感じた事は県道218号(上日川線)が出来る前はこのルートを通って上日川峠や大菩薩峠を越えて丹波や小菅へ人が往来していたのだという気持ちになりました。昔は栄えていたようですが、今は静かな古道の尾根道でケモノの足跡があるくらいでした。源次郎岳分岐点から源次郎岳へは約20分の行程でこのルートで一番短い赤線一般登山道です。ここに来ると嵯峨塩温泉までの赤線一般登山道が出現しますので登山者も少し増えます。源次郎岳の頂上は四方の木々を人為的に伐採されていてかなり眺望が良くなっておりました。
とくに西側の眺望は素晴らしく良いものでした。今回の山行は源次郎岳からがヤマ場で、源次郎岳から恩若ノ峰までは急峻な尾根道を一気に下って不明瞭な軽度のヤブ道を歩いて行きます。人が誰もいませんし、道にはついさきほどまでイノシシか熊がいたような痕跡がいくつもありまして恐怖の中を歩いて行きました。だけど直径3cmくらいの鈴を10個ほどザックやズボンにぶら下げてラジオをMAXの音量でガンガン鳴らして歩きましたので、動物との遭遇はありませんでした。1/25000の地形図を見ますと小さな無名峰がいくつかありますが、このルートも古道か仕事道のようで巻き道がいくつもありますので、恩若ノ峰までは難儀しませんでしたし、巻き道と本道の分岐部分には必ず赤や黄のテープが数個付けてありますので問題はありません。恩若ノ峰は杉の植林帯と自然林の交互林で眺望はまったくありませんでした。ここからは道がところどころ潅木のヤブ道になりますが、不明瞭な場所も同時に多くなります。だけど踏み跡はしっかり付いておりますので道迷い等の問題はありません。潅木のヤブ道を下りると眼下に桃の果樹園が見えてきてビニールハウスが点在する林道に出て住宅地を通ってJR塩山駅へ向かうという訳です。今回の総括は先々週に大菩薩連嶺東部のロング赤破線経路である楢ノ木尾根を制覇し、そして大菩薩連嶺西部の同じくロング赤破線経路である源次郎岳〜恩若ノ峰の二つの赤破線経路を制覇できた事に満足しております。
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