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Yamareco

記録ID: 1904032
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北陸

平家岳 〜ニッコウキスゲに逢いに〜 [福井県 大野市]

2019年06月23日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福井県 岐阜県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:58
距離
17.8km
登り
1,575m
下り
1,506m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:03
休憩
0:56
合計
7:59
距離 17.8km 登り 1,575m 下り 1,519m
7:42
20
スタート地点
8:02
42
8:44
8:45
80
10:05
88
11:33
72
12:45
12:46
12
12:58
13:52
11
14:03
19
14:22
45
15:07
31
15:38
3
15:41
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道の状況がなかなか手強いので、手前に止めました。
コース状況/
危険箇所等
特になし
林道がかなり手強い状況なので登山口の1キロ手前に止めた。
2019年06月23日 07:43撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 7:43
林道がかなり手強い状況なので登山口の1キロ手前に止めた。
アザミの季節になったか。
2019年06月23日 07:48撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 7:48
アザミの季節になったか。
何やら沢山咲いている。
2019年06月23日 07:51撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 7:51
何やら沢山咲いている。
ジキタリスというみたいだ。
2019年06月23日 07:51撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 7:51
ジキタリスというみたいだ。
ようやく登山口だ。
2019年06月23日 07:57撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 7:57
ようやく登山口だ。
徒渉から始まる。
2019年06月23日 08:07撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 8:07
徒渉から始まる。
コアジサイ
2019年06月23日 08:11撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 8:11
コアジサイ
すぐに尾根の急坂に取り付く
2019年06月23日 08:14撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 8:14
すぐに尾根の急坂に取り付く
少し晴れて向かいの尾根が見える。
2019年06月23日 08:24撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 8:24
少し晴れて向かいの尾根が見える。
相当な樹齢の桧だ。
400年くらいか?
2019年06月23日 08:38撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 8:38
相当な樹齢の桧だ。
400年くらいか?
ギンリュウソウ
2019年06月23日 08:43撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 8:43
ギンリュウソウ
メインの尾根に出た。
2019年06月23日 08:45撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 8:45
メインの尾根に出た。
ギンリュウソウ
2019年06月23日 08:46撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 8:46
ギンリュウソウ
綺麗なブナ林に
2019年06月23日 08:57撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 8:57
綺麗なブナ林に
ギンリュウソウ完全体
2019年06月23日 09:02撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 9:02
ギンリュウソウ完全体
ようやく開けた。
2019年06月23日 09:04撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 9:04
ようやく開けた。
鉄塔だ。
この山は送電線の通過する山なのだ。
2019年06月23日 09:08撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 9:08
鉄塔だ。
この山は送電線の通過する山なのだ。
再びガスの中だ。
2019年06月23日 09:08撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 9:08
再びガスの中だ。
シモツケソウ
2019年06月23日 09:23撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 9:23
シモツケソウ
2019年06月23日 09:25撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 9:25
二つ目の鉄塔。
2019年06月23日 09:27撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 9:27
二つ目の鉄塔。
完全にガスの中だ
2019年06月23日 09:32撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 9:32
完全にガスの中だ
タニウツギ
2019年06月23日 09:38撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 9:38
タニウツギ
3つ目、4つ目の鉄塔。
2019年06月23日 09:41撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 9:41
3つ目、4つ目の鉄塔。
ガスの中で立ち枯れのオブジェが見えない。
2019年06月23日 09:43撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 9:43
ガスの中で立ち枯れのオブジェが見えない。
あの尾根伝いに行くのだろう。
2019年06月23日 10:00撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 10:00
あの尾根伝いに行くのだろう。
鉄塔から下っていく。
2019年06月23日 10:05撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 10:05
鉄塔から下っていく。
ニガナ
2019年06月23日 10:05撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 10:05
ニガナ
ニガナ2
2019年06月23日 10:07撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 10:07
ニガナ2
目的のニッコウキスゲ。
2019年06月23日 10:13撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 10:13
目的のニッコウキスゲ。
ニッコウキスゲ2
2019年06月23日 10:13撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 10:13
ニッコウキスゲ2
斜面にニッコウキスゲ
2019年06月23日 10:13撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 10:13
斜面にニッコウキスゲ
この一帯だけだが嬉しいものだ。
2019年06月23日 10:14撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 10:14
この一帯だけだが嬉しいものだ。
ニッコウキスゲのベストショット
2019年06月23日 10:14撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 10:14
ニッコウキスゲのベストショット
ニッコウキスゲのお花畑
2019年06月23日 10:15撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 10:15
ニッコウキスゲのお花畑
右に行けば平家岳だが、とりあえず左に行ってみる。
2019年06月23日 10:23撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 10:23
右に行けば平家岳だが、とりあえず左に行ってみる。
5つ目の鉄塔。
2019年06月23日 10:28撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 10:28
5つ目の鉄塔。
鉄塔から北方面の景色
2019年06月23日 10:30撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 10:30
鉄塔から北方面の景色
さらに進み、
2019年06月23日 10:36撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 10:36
さらに進み、
かなりのアップダウンがあるみたいだけど頑張るか。
2019年06月23日 10:41撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 10:41
かなりのアップダウンがあるみたいだけど頑張るか。
ニッコウキスゲの斜面を振り返る
2019年06月23日 10:42撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 10:42
ニッコウキスゲの斜面を振り返る
電力会社の敷地?
2019年06月23日 10:50撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 10:50
電力会社の敷地?
電力会社の小屋かな?
2019年06月23日 10:51撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 10:51
電力会社の小屋かな?
ヘリポート
2019年06月23日 10:51撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 10:51
ヘリポート
平家岳を振り返る。
2019年06月23日 11:08撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 11:08
平家岳を振り返る。
イワカガミ
2019年06月23日 11:23撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 11:23
イワカガミ
中央分水嶺の尾根
2019年06月23日 11:26撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 11:26
中央分水嶺の尾根
ようやく戻ってきた。
2019年06月23日 11:33撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 11:33
ようやく戻ってきた。
なんの花だろう?
2019年06月23日 11:51撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 11:51
なんの花だろう?
井岸山の登り
2019年06月23日 12:39撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 12:39
井岸山の登り
井岸山山頂
2019年06月23日 12:46撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 12:46
井岸山山頂
井岸山の山頂風景は気持ちいい
2019年06月23日 12:46撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 12:46
井岸山の山頂風景は気持ちいい
さて、平家岳に行きますか。
2019年06月23日 12:46撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 12:46
さて、平家岳に行きますか。
ヤマツツジ
2019年06月23日 12:48撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 12:48
ヤマツツジ
平家岳直下。
歩きすぎているので足がキツい。
2019年06月23日 12:50撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 12:50
平家岳直下。
歩きすぎているので足がキツい。
登りきった。
2019年06月23日 12:57撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 12:57
登りきった。
平家岳山頂から白山方面。
手前の低いのは鷲鞍山。
2019年06月23日 13:35撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 13:35
平家岳山頂から白山方面。
手前の低いのは鷲鞍山。
中央分水嶺とさっき登ってたピーク
2019年06月23日 13:35撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 13:35
中央分水嶺とさっき登ってたピーク
中央分水嶺の西側方面。
2019年06月23日 13:36撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 13:36
中央分水嶺の西側方面。
記念写真
2019年06月23日 13:40撮影 by  KYV42, KYOCERA
1
6/23 13:40
記念写真
荒島岳を正面に。
2019年06月23日 13:50撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 13:50
荒島岳を正面に。
戻ってきた鉄塔から井岸山と平家岳。
2019年06月23日 14:26撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 14:26
戻ってきた鉄塔から井岸山と平家岳。
それと反対に行ったピーク。
2019年06月23日 14:26撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 14:26
それと反対に行ったピーク。
もう一度立ち枯れのオブジェ、
2019年06月23日 14:32撮影 by  KYV42, KYOCERA
6/23 14:32
もう一度立ち枯れのオブジェ、
撮影機器:

感想

ここ数年見ていなかったニッコウキスゲがどうしても見たかった。
かといって楽な登山は望んでないし、人が多いのも望んでいない。
ならば深山にいけば良いだろうとの事で選んだ山が平家岳だ。

登山口には九頭竜湖の裏側にある林道を車で入っていくがこの林道、思った以上に手強く未舗装どころか石ころだらけで林道に川が出来ていたりとパンクしないか不安だったが、ここで力を発揮したのが履き潰し中のスタッドレスタイヤだった。
ただ最後の坂がどうしても上がらなかったので登山口から1キロ手前に車を置いて出発することになった。

当然林道歩きからになるが、ウォーミングアップと思えばそこまで苦ではなく、墓場に咲いている沢山のジキタリスもじっくり見れるなど特はあるものなのだ。
暫く歩くと登山口に辿り着いた。
止まっている車は居らず、やはり時間が早いのか、それとも深い山だし林道があれだし…。

色々考えながら登山道に入ると直ぐに徒渉を通過し尾根に取りつく。
そこそこの勾配で上がっていっては一旦緩やかになり、またそれなりの勾配でメインの尾根に登り詰める。
途中に長寿の檜があり、触れることにより寿命を長くさせる(事が出来たらいいな)。

メインの尾根に着くと、いきなり木から獣が慌てて降りてはゲホゲホ言いながら下に逃げていき、ゲホゲホは暫く聞こえていた。
キツネだったとおもう。
ギンリュウソウを見ながら登山道はやがて樹林帯から抜け出して開けて気持ち良い筈だが、あいにくのガスの中だ。

4つほど鉄塔を通過すれば、正面に平家岳が見える1つのピークなのだが、平家岳は全部雲に隠れていたのでどこが平家岳なのかさっぱり分からなかった。
気を取り直して登山道を進めるとニガナが良く咲いている下りをやり過ごし、傾斜がおさまったところに目的のニッコウキスゲが待っていた。
何年ぶりだろうか、凄く会いたかった大好きな花だ。
花は咲き始めでポツポツだが、それでも満足だ。

そこを過ぎるとYの字に別れていて、右に行けば平家岳だが、それじゃ時間的に早すぎるので左に行くことにした。
登山道はトラバースをしながら進み1個目の鉄塔に着き正面を見ると、かなり下ってからの登りだ。
仕方ないので下りきると電力会社の敷地なのか、ヘリポートまである。
そこから100mぐらい頑張って登るとやはり鉄塔だ。

その先も道は続いており、意外にもしっかりしているのでどんどん先に進む。
ある場所で鹿が道のど真ん中にいて、俺を見たら慌てて斜面に逃げていったと同時に大量のブヨが湧き出て、絡まれながら2つ目の鉄塔に着くもブヨが離れずゆっくり出来なかった。

そこを過ぎ、更に先に進むも中央分水嶺から岐阜県側に逸れていったのが分かったので、これ以上は下る一方になるし戻ることに。
ただ、大分進んでしまっているので戻るのに1時間以上は費やしてしまったが、その間にもガスが抜けて平家岳も姿を現していた。
ヘリポートから頑張って登り、ようやくYの字に着いた一人の女性と出会い、これが初めての人との遭遇になった。

井岸山に登り、正面に平家岳が見えるもまた下ってからの直下になる。
正直足がかなり疲れているが、頑張って登ったら4人のグループがいた。

少し喋り写真を撮ったら行ってしまったので、山頂を独占できた。
さっき登っていた東側の鉄塔のピークや荒島岳、能郷白山など見えたが基本天気は薄曇りなので白山は見れなかった。

暫くゆっくりしてから下山に差し掛かる。
井岸山から下るもニッコウキスゲからはまたそこそこの登りがあるので堪える。
登りきると行きしなではガスにまみれて見えなかった井岸山と平家岳が堂々とした姿で見れた。

どんどん下っていき、最後の徒渉で四人組に追い付き車までで終わるつもりが、なんとトラックの荷台に車まで乗せてってくれると言うことで甘えて乗ってしまった。
林道があれなのでアスレチック気分で楽しく戻れたので感謝しているし、友達として繋がる事も出来たので嬉しかった。

それにしてもキツい山行だったが色々あってやっぱり登山はやめられない。




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