トレニックワールド彩の国100mile
- GPS
- 31:32
- 距離
- 160km
- 登り
- 10,070m
- 下り
- 10,061m
コースタイム
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 8:01
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
ノース→のんびり進む
サウス、途中潰れて、のんびり進んで、高山不動で復活。
サウス□東吾野〜竹寺区間飛ばし過ぎて、足を痛めてフィニッシュ。
ほぼ歩きかジョグで完走。100mileは旅だ!
2020/2/28 昔のメモが見つかったので追記
【レースにむけての取り組み】
試走はノースサウス2回ずつ
3月はロング2回(70キロくらい)
4月はバックトゥーバック中心(両日で80キロくらい)
レース6日前くらいからアルコール抜き
レース3日前くらいからカフェイン抜き
2日前から炭水化物多めで、肉野菜はなるべく取らない
【結果】
完走 タイムは32時間30分くらい
【レースの振り返り】
・ノース(想定→8時間15分(前後15分) 結果→8時間弱)
序盤から結構暑かったのでペースは抑え目で。
普段なら走ってしまうところも極力早歩きするようにした。
100マイル童貞なのでペース設定が非常に難しかった。
歩きすぎると後半の時間が苦しくなっていくことが分かっていたので
無理はしないけど、楽もしすぎないくらいのイメージで淡々と進んだ。
攣り、熱中症対策として炎熱サプリは1時間に2個ずつ食べた。
エイドでは積極的に塩分を補給した。またエイドでは必ず水を頭からかぶるようにした。
その他では、心拍は上げすぎないようにすること
痛めてる左膝内側の筋肉をかばうことを心がけた。
想定タイムより少し早い8時間切るくらいでノース終了。
・サウス-1(想定→12時間(±30分) 結果→12時間強)
エイドではカレーを2杯。あとちょこちょこ色々なものを食べた。
体をぬれタオルで拭いて、夜間に備え厚手のTシャツ+腹巻きを装着して出発。
厚手のTシャツに着替えた結果、熱が体内にこもってしまい
体に熱がこもってしまい力が入らなくなった(軽い熱中症)
桂木観音には揚げ物のパンしかなかったので、炭水化物の補給を行わなかった。
結果、次の区間でハンガーノック(登りで力が入らない状態)になった。
それに加えて熱中症の症状+胃もやられ始めていた。
吾那神社に何とか到着。白湯を頂けるとのことなので
白湯のスポドリ割り(フラスクにも入れた)を飲んだ。胃がまだ万全じゃなかったので
パンを何個か白湯で流し込みながら出発。
厚手のTシャツを胸までめくり上げて風通しがよい状態にしたこと
と気温が下がってきたことが功を奏し、次の区間では熱中症がだいぶ緩和された。
(腹巻きのおかげでこの方法が可能だった)。
しかし、吾那神社であまり食べることができなかったので
アップダウンの多いこの区間でも再びハンガーノック寸前。
ペースを落とし、手持ちの山より団子を摘まみながらなんとか竹寺に到着した。
竹寺エでは豚汁うどんとになりずしをたくさん食べることが出来た。
たくさん食べたので根の権現まではゆっくり進み、西吾野までの危険な下りはゆっくりと。その後の高山不動尊区間の登り区間で復活を確信。
(子の権現で購入したおこわのおにぎりが美味しかった)
高山不動までペースが遅かったことで足が残っていたこと
また夜で涼しくなっていたこと、高山不動到着時に想定タイムより遅かったことから
高山不動以降は少しがんばって走った。結果、想定通り12時間でサウス1を走り終えた。
・サウス2(想定→13時間(±60分) 結果→11時間30分くらい)
エイドでカレーとサポートでうどんを頂く。
装備を入れ替えて、洋服はそのままで、あこがれのタスキを受け取り出発。
制限時間まで14時間以上のゆとりがあったので、焦らず、無理せず
ただレースなのでだらけもせずに、淡々と桂木観音→吾那神社まで進む。
この区間はほぼ人(レースに出てる人、登山客含めて)に会わなかったので
レース中の感じが全くなかった(始発で山に入って1人で歩いている感覚)。
吾那神社でパスタを食べたからかは分からないけど。体も足も割と元気だったので
竹寺までの難区間をかっ飛ばす。この区間で6〜7人くらい抜いた気がする。
(この時何を思ったか、制限時間18時のところ17時だと勘違いして、意外と時間がないって焦ってしまった)
飛ばした結果、足が疲れてしまったのと、ゴールが現実的になってきたので
竹寺→高山不動尊→桂木観音区間は無理せず淡々と進む。
暑くなってきたので登りではペースを上げ過ぎないように。
下りは足が上がらなくなってきたので慎重に。
平地は走れるところは走るが、左ふくらはぎが攣りそうだったので、無理せずにって感じで。
竹寺以降はお弁当の稲荷寿司でつないできたが、お腹がすいてきて登りで力が入らなくなってきていた。
ちゃんとお米とか麺類を食べないと力は入らないんだなぁって思った。
関八州見晴らし台からの下りでアキレス腱が痛くなり始めた。
下りで全歩きするとタイムに響くのとプライドが許さないので
桂木観音に取り付くまでの区間(下りのトレイル→林道→ロード区間)は割と走った。
桂木観音でほぼほぼ完走できることを確信した。
桂木観音から下るトレイルの途中からアキレス腱の痛みが増してきて
走るのが困難になってきた(足が回転せずに一度ずっこけてしまった)ので
大高取山の上り以降はほぼ全歩きで通した。
最後のロードで嫁に電話して。
ロードものんびり歩いて、ゴールに到着。
うれしかったな。ほんとうれしかった。
【機能した点】
・サポートやボラの声援(マジありがたい)
・ゆっくりペースで通したこと(30時間も歩けばゆっくりでもしんどいよ)
・行けるときは飛ばす。ダメなときは我慢するの判断(100マイル、いい時も悪い時もある)
・胃が動かなくなった際の白湯(スポドリ割、コーラ割)
・お米、麺類を食べ続けられたこと(パワーの源)
・試走を何回か実施したこと(これ間違いない)
・低GIのジェル(胃がダメでもこれならイケる。最低限のスピードを確保するだけの糖分は補給できる)
・ファイントラック+腹巻きのウェアリング(腹巻きがずり落ちなければなお最高)
・600ルーメンのライト(飯能アルプスの激下りで最高に役立った)
【機能しなかった点】
・熱中症になりかけたこと、足が攣りかけたこと(塩分補給不足、もっと補給する必要がある)
・目の前のトレイルに集中できなくなってしまったこと(ゴールしたら的な妄想が始まった)
・後半はずっとお腹が空いていたこと(エイド滞在を多少長くしてもゆっくり食べるべきだった)
【感想】
今年の勝負レースで結果が出てうれしかった。ゴールした瞬間を思い出すと軽くウルッとくる。コツコツとトレーニングを積んできたことが結果になったのかなって思う。らくに走って(歩く)もそこそこのペースになることを意識したトレーニングをした結果が実を結んだのかなーって思う(106キロの時点で昨年より1時間以上速くなってたし)
潰れかけた時間はほんと苦しくて、当分山来なくていいやとか奥武蔵は当分来ないとかいろいろ思ったけど、調子が上がってくるとそんなこと思わなくなるんだなーって思った。
辛いときは淡々と進む。できれば辛いってのも楽しむ。それくらいの余裕ができるくらいまでペースを落としてもいいのかなって思う。タイムにこだわる必要なんてなくて、完走することが大切。
長いレース良い時間も悪い時間もある、悪い時間に焦って無理に頑張ったらいい方向にいかないんじゃないかな。悪い時間は焦らず冷静に対処して、良い時間が来るのを待つ。地力があれば、きっとそこで巻き返せるはず。それくらいの緩い感じでいいと思う。
今年はロングレースが続くので、気ままにいこう。
せっかくお金払ってるだから、楽しまなくちゃもったいないしね。
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