唐松岳(残雪の白馬三山、五竜、剣、おまけで雷鳥ともご対面)
- GPS
- 05:15
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 913m
- 下り
- 899m
コースタイム
天候 | 快晴、無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・八方池までは雪はチラホラ ・八方池から上は概ね雪、雪の状態はザラメあり、湿雪あり、クラスト雪ありと様々、なお踏み抜きはたまにありますが、ご愛嬌程度。 |
写真
感想
今日は快晴、風も弱そう。ということでまだ行ってない残雪期の北アルプスに行くことにしました。とはいえ、前日の夜11時まで電話会議があったもので、早い時間での登山開始は難しく、唐松岳に行ってきました。
リフトの営業開始時には20名くらいの登山者が集まっていました。リフトで登って行くと徐々に周囲の白い山々の展望が拡がっていき、空の青さとともに、テンションがどんどん高まって行きます
八方池山荘からの登山道は雪は殆ど無く、トイレ辺りから雪が現れ始め、八方池の先からはほぼ雪道になっていました。凍結部分は無く、登りはアイゼンなしで山頂まで行けました。丸山までの登りでは最近雪が降ったのか、踏み跡が少なく、私の前を歩く、本日の先行者が深くても30�位なんですが、ガシガシトレースをつけて行ってくれて、とても楽をさせてもらいました。大変な脚力の持主でした。彼は頂上山荘に着くと直ぐに雪を馴らし始めテント準備に取り掛かっていました。
山頂につくと360°残雪の名山が青空の下で輝いていて、惚れ惚れしてしまいます。しかも風も弱くて、途中丸山辺りで風が強くなってきて諦めていたのですが、山頂で乾杯&食事を思い切り楽しむことができました。ここの山頂は結構広くて、座り易い岩もあって、今日は剣と五竜を肴に、思い切りまったりさせてもらいました。
今回のもう一つの目的が、残雪期には良く現れるという雷鳥に逢うことでした。ハイマツがあるとキョロキョロしながら歩いてきましたが、丸山近辺の稜線沿いで小さなオスに出会えました。かれは取ってしまい、あまり近づけませんでしたが、ちゃんと写真には収めることができました。その後も諦めずにいましたが、山頂近くの稜線で先行者の方が、立ち止まってここ此処と指差してくれています。その先には結構大きなオスがじっとしています。僕たちは何枚も写真を撮り、その後は彼とのにらめっこになりました。いつまでも僕たちを眺め続ける彼に根負けし、彼とはお別れして山頂に向かいました。
帰りはグリセード気味にサクサク気持ち良く降り、最後は輝く八方尾根を眺められる倉下の湯の露天風呂で締めました。
やっぱり北アルプスは素晴らしい!
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