常念岳(貸切の山頂で優雅にトカゲ)
コースタイム
天候 | 今年2番のいい天気 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一の沢より上は雪山 アイゼンピッケルが望ましい 夏道一部通行不可注意 |
写真
感想
今日は、天気が良いのでとりあえずお出かけ。先週は御岳で3000m
の空気を吸ったので、今日は、北アルプスの景色を愛でに行く。
朝イチ山頂にいられる山は、燕と常念。蝶などあるけど一番得意な
常念にする。
登り口は、一の沢を利用。
山頂で日のでを見たいので、午前2時出発。三日月と天の川が
綺麗です。
雪は、一の沢手前からデブリが凄い。他の方のレコでは、アイゼン不要と
書いてるけど、まだまだ必要です。他人のレコは話し半分で聞きましょう。
閑話休題。
夜間歩行するには、大事な順から次の条件がある。
1:晴天である。霧がない。
2:歩いたことのあるコース。
3:月がある。
当り前ですが、道に迷ったら引き返す。
ところで一の沢は、とても迷いやすい。沢を通過する際は地形図読んで下さい。
現在位置を把握することが重要です。普段から地形図を読むクセを付けましょう。
ちなみに帰り道、一の沢をそのまま常念岳直下まで
続く雪渓を登る迷子パーティーあり。谷間のルートはきちんと
地図読みましょう。
ルートの要所要所には、赤旗やピンクテープがあります。
5:30常念乗越着。小屋泊を除けば私が一番!貸切の風景を見ながら朝食。
小屋から山頂までは、一部雪庇があるけど危ないところは少ない。
右手に槍ヶ岳と穂高の岩ぶすま。左手は志賀高原や八ヶ岳。鼻歌ルンルンの
稜線あるきです。
6:30山頂着!360度クリアービュウです。但し八ヶ岳から富士。南アルプス
方向は黄砂で少し黄色い。でも、北アルプスの北部は昨日の降雪で純白
の山々。素敵でした。
山頂には、私が勝手に命名した[トカゲ岩]があります。ちょうど寝転びながら
読書するのに最適の大きな石があります。
トカゲ岩で好きな音楽を聴きながら読書して、お茶タイム。
そしてときどきまどろむ。目覚めれば、目の前には、槍ヶ岳と穂高
幸せ♪
9時頃、日帰りの登山者がやって来ました。私は下山開始。
小屋からしたの谷間では、登りの登山者に注意しつつ今日も尻セード。
但し、ピッケル併用です。相当スピードアップしますよ。
滑落停止の良い訓練です。
雪山では、稜線歩きが安全です。しかし、このルートは谷間です。
雪崩に落石の危険性があります。
雪山は、危なくもありまた楽しくもあります。
おしまい
どうやら迷子パーティーは、直登りで上った
みたいですねぇ。
ルートミスを反省していないことにびっくりする。
他の人も巻き込んでいることが理解していない
のに…びっくりです。
あの程度の簡単な地形で迷うようじゃいつか事故起こす
可能性がある。
ホイッスルや大声でルートミスは指摘し
忠告は聞こえていたはずだし、あの斜度程度で
降りれないなら。。。
自分で地図をかくにんして判断できない登山者には
谷間のルートはやめて欲しい。
どうせ概念図も書けないんだろうな。
概念図かければあんなルートミスは起きない。
そして迷子に釣られたパーティーも同じ駄目駄目。
天気の急変や風が強まったら一貫のおしまいです。
一人滑落しただけで連鎖墜落の可能性もある。
尾根道ならそんな危険はないけれど、谷間のルートは
ルートロスの危険は大事故につながることくらいわかって
欲しい。
斜度がきつくなりすぎて戻れないのはよくあること。
雪山で慎重に行動できない人は入山しない方がいいと
思うな。周りに迷惑かけるから。
でも、事故が起きなくて本当に良かったですね。
クワバラクワバラ。
あのレコにいいねをつける神経が俺らには理解不能です。
ちなみに、常念直のぼり組の間違えを沢から
指摘したのは1030その時点で、後続パーティー
には、地形図を確認してもらいました。
あと、私とすれ違ったらパーティーにもルート
分かりにくい点を伝えたけど…
誰も間違えを指摘しなかったら…
恐ろしくて考えたくもない。
こんなレベルの登山者が増えるから山での
くだらない死亡事故が減らないのです。
間違えたら戻れない岳人は岳人失格だと
私は思う。
今回は運がたまたま良かっただけだと。。
おしまい。
こんな文章書きたくないさ。でも、
山で死んじゃいけません!!
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