雲取山 ヨモギ尾根で熊に鉢合わせ

2019年07月26日(金) [日帰り]

• GPS: 08:51
• 距離: 24.4km
• 登り: 2,165m
• 下り: 2,156m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:03
• 休憩: 0:46
• 合計: 8:49

5:34 片倉橋
6:06 6:06 塩沢橋
7:31 7:32 塩沢右岸上段巡視路分岐
8:09 8:09 奥後山
9:13 9:18 奥多摩小屋
9:24 9:25 ヨモギノ頭
9:44 9:44 小雲取山
10:10 10:31 雲取山避難小屋
10:32 10:36 雲取山
10:37 10:38 雲取山避難小屋
10:56 10:57 三条ダルミ
12:33 12:43 三条の湯
13:03 13:05 後山林道終点（青岩谷出合）
13:52 13:52 塩沢橋
14:22 14:22 片倉橋
14:23 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

後山林道、片倉橋付近に駐車

コース状況／危険箇所等

それは一瞬の出来事。誰もいないヨモギ尾根、奥後山付近のトラバース道を歩いていると、目の前にクマが！クマに会ったら前向きに相手を睨んで後ろに下がるのが良いと聞いていたが、なんとクマは唸りながら猪突猛進でこちらに走って来る、えーっ、どうしたらいいの？蹴っ飛ばすべきか身構えていると、なんとクマは私の左をすり抜け、谷側に落ちて行ったのです。右手を見上げると木の上に可愛らしい子熊がいるではないですか。おそらく子熊を木登りさせて遊んでいたところに私が現れ、クマもパニックになって走り抜けたのでしょうが、不可解なクマの行動でした。
というわけで、ヨモギ尾根の道は全く人の来ない破線ルートですが、実際には実に良く整備された道で、道迷い箇所も危険個所も無く（クマ以外）、歩きやすい道です。
帰りの三条の湯経由の道は一般向けルート。三条の湯のから少し上がった所に、昨年出来た崩壊地を迂回するルートがあり、道は明瞭ですが厳しい登りを強いられます。

写真

7/26 5:32

五時半の出発時、車は私のだけ。

7/26 5:34

ここからスタートです。

7/26 5:49

いつもは気が付かない黒滝。今日は水量が多くはっきり見えました。

7/26 6:07

塩沢も増水して見事な渓流美でした。

7/26 6:17

廃林道を詰めると、この登山口に着きます。このように道標がしっかりあります。

7/26 6:29

こんなしっかりした道。まずは左上に延々とトラバース。

7/26 7:08

ここで折り返して、今度は右上にトラバース。

7/26 7:29

この巡視路出会いを左に行きます。

7/26 7:39

こんな気持ちの良い原生林の道がずっと続き、そこでクマに遭遇。クマの写真はありません、そりゃ無理です。

7/26 9:12

やがて旧奥多摩小屋の水場に着きます。

7/26 9:12

その下流には沢山のごみが落ちています。これは情けない。

7/26 9:24

ここは富士山の撮影スポットなのに今日はダメでした。

7/26 9:53

雲取山頂まであと少し。

7/26 10:02

避難小屋は塗り替えられて新築そっくりさん。トイレもリニューアル。

7/26 10:32

山頂です。晴れてますが、遠くの山は見えません。

7/26 11:13

三条の湯への道を取ります。こちらも深い樹々の中、延々とトラバースの道。

7/26 11:42

崩壊地迂回の道。この後、びっくりするほど登り返さないといけませんでした。

7/26 12:00

迂回路の反対側に出るまで、今度は延々と下りました。

7/26 12:25

ヤマアジサイが綺麗。

7/26 12:36

三条の湯に着きました。ここでクマの報告をしました。私は運が良かったです。

7/26 12:57

この辺は山梨の美林なんですね。

7/26 14:21

林道に咲いていたヤマユリ。

7/26 14:21

ゴールです。無傷で帰れて良かったです。

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

ヤスさん

とにかくクマにびっくり。無事だったから良かったものの、いざという時の為の対策は常に必要という事を思い知らされました。

コメント

tokamo

熊に会いましたか
今年は熊に会う確率が高いのかな？何はともあれ無事で良かったです。小生も対策としてラジオを携行することにしました。熊鈴は歩き方によっては鳴らない時の方が多いですから。それと熊と格闘で負傷した際、もしもの為に、ココヘリ入会しました（車会社のキャンペーンに申し込んだら抽選に当たって無料になりました。ラッキー）。

ヤスさん

Re: 熊に会いましたか
tokamoさん、熊鈴のつけてましたけど、役に立たなかったです。奥多摩のマイナールートは気を付けないといけないですね。tokamoさんもお気をつけて。

たんたん豆

無事で何より(^0^)
熊鈴効果なしでしたか
命拾いしましたねえ
冷静にしてたのが良かったのかなあ
小熊置いてきぼりですか
変な母熊さんでしたねえ
何はともあれ、無事で良かったよかった

ヤスさん

Re: 無事で何より(^0^)
タンタンさん、本当、命拾いでしたよ。
クマの変な行動は予想外でした。子グマは無事お母さんのところに戻れたか、心配しています。

Ichibay

ヨモギ尾根から登ってみたいとは思いますが・・・
yasu0402さん、こんにちは。今回は、本当に危なかったですね。ご無事で何よりです。他の人のヤマレコでも、クマがいたというような記事を読んだ記憶があります。ヨモギ尾根は、クマの目撃率が高いのでしょうかね。ヨモギ尾根から雲取山に登ってみたいと思っているのですが、行く時は、一人じゃなくて、大勢で行きたいです。

ヤスさん

Re: ヨモギ尾根から登ってみたいとは思いますが・・・
Ichibayさん、お久しぶりです。ヨモギ尾根は雲取の表側から登る道では一番好きなコースなんですけどね。人が来ない割にも登りやすく美林が楽しめる、でもクマが出るとは。今日もめげずに梅沢園地から大岳山に登りましたが、登山口に今月クマ目撃しました、と書いてありました。奥多摩でクマが居ない所は無いと考えた方がいいと思います。

ryouzou

熊いるよね
１０年位前の事、秩父線の終電で三峰口〜奥多摩駅トレラン時、縦走路入口に『熊注意』の看板が有ったので、信太郎さんに熊いるのですかと聞いたら『居ねえって　俺が言うのだから居ねえ』怒られました。

ヤスさん

Re: 熊いるよね
ryouzouさん、10年前とは随分違うと思います。奥多摩ビジターセンターのホームページを見ますと、今年のクマの目撃情報が書いてあります。えっ、こんなに出るの、と驚きますよ。

まっち

Re[2]: 熊いるよね
ラジオや鈴をつけていても、会うときは、会います。わたしは、羅臼岳で、突然 横の繁みから、熊がでて、2�辰了蟠甬�離でしたよ。160�僂呂△蠅泙靴燭茵�ずーと熊とみつめあいながら、3メール位さがったら、熊が去ってくれました。熊さんがサクランボの実を食べているところをお邪魔しちゃったようです。

ヤスさん

Re[3]: 熊いるよね
羅臼のクマって、ヒグマでは？もっとこわそうですね。見つめ合って下がるつもりが、奥多摩のクマは予期せぬ行動で驚きましたよ。