唐松岳(テン泊)


- GPS
- 20:40
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 982m
- 下り
- 976m
コースタイム
12:15八方池山荘 - 12:40八方山ケルン - 12:50第二ケルン - 12:55八方ケルン - 13:05第三ケルン - 14:25丸山 - 15:30唐松岳頂上山荘
【2日目】
4:00唐松岳頂上山荘 - 4:15唐松岳山頂(〜4:45写真撮影) - 5:20唐松岳頂上山荘(〜6:40朝食・撤収作業など) - 8:15八方ケルン - 8:30八方山ケルン - 8:50第一ケルン - 8:55八方池山荘
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(八方ゴンドラアダムのところの駐車場は500円) 無料大駐車場からゴンドラまでは10分〜15分程度。 ゴンドラはアルペンクワッド+グラードクワッド込みで往復2600円。 10kg以上の荷物がある場合は+400円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース前半は夏道が出ていますが、後半は腐った残雪が続きます。 アイゼンは微妙なところですが、早朝など凍った場合に備えて持って行った方がいいでしょう。 自分はアイゼン+ピッケルを使いました。(下山時はピッケルのみ) 唐松岳頂上山荘から唐松岳山荘までは特に不要だと思います。 水は唐松岳頂上山荘で500mlのペットボトルが300円で購入可能。 テント場500円+トイレ代200円。 テント場は夏と異なり山荘横の雪の上になります。 スコップがないと整地できずに苦労することになります。(山荘で借りれるかは不明) 下山後の温泉は八方尾根〜岩岳に向かう途中の「倉下の湯」。 晴れていれば不帰ノ嶮、白馬鑓ケ岳と杓子岳が間近に見えてお勧めです。 |
写真
感想
高校のスキー部時代に第一ケルンで写真を撮った日から二十数年、雪のない第一ケルンで再び写真を撮ることになろうとは。
元々日帰り予定だった今回の山行ですが、天気予報では二日とも晴れ、ということで急遽テント泊に変更。
初日は夕日を狙って昼頃白馬着を目指します。
スコップがないので白馬で現地調達。5000円くらい。
そして12時前にゴンドラに乗り八方池山荘へ。
コブしか見たことがない兎平と黒菱に花が咲いてて、まったく雰囲気が違う。
この季節って全然性格変わっちゃうのね(笑)
長野オリンピックのダウンヒル・スーパーGのスタート地点も残っていました。
ヘルマンマイヤーがぶっ飛んでいたのを思い出しました。
八方池山荘から八方池にかけては、さすがに週末ということで観光客がかなりいます。
逆に昼過ぎの遅い時間ということで登山者は少ない。
アイゼンなしで行けるか・・・と思いましたが、途中から斜面が急になってきたのでアイゼンとピッケルと装着。
それでも雪が腐っているので体力を奪われます。
一眼レフとスコップの差か、結構今回はザックが重い…
それでも何とか山荘に到着。立山剱の眺望に期待していましたが、結構雲がかかっていてがっかり。
とりあえずはテントの設営。
夏のテント場は立山側の斜面らしいのですが、まだ残雪が多いということで小屋の横が割り当てられます。
トイレのことを考えるとラッキーです。
整地にはさっそく買ってきたスコップが役に立ちます。
しかし、ちょっとしたアクシデントも。
テントの紐をひっぱりすぎてフライシートが破れてしまいました。修理できるのかな・・・
遅出だったので設営が終わるともう4時過ぎ・・・晩御飯の支度をします。
先週の立山に続いてアルファ米とカレーの組み合わせ。うまいです。
眠くなりかけましたがグッとこらえて日没を待ちます。
気温を見ると0度くらい、ダウンとニット、手袋でしのぎます。
夕暮れ時になると雲も少し減り、念願の夕日を見ることができました。
山荘からも少し人が出てきていましたが、写真を取っている人は少なかったです。
19:30頃就寝。
持ってきた湯たんぽ(←自分的にはMVP)、ニット、ネックウォーマーのおかげで今回は朝まで熟睡。
3:30にセットした目覚ましで起きました。
ヘッドライトをつけて唐松岳山頂を目指します。
15分ほどで到着、見た目より近い。しかも一番乗り。
後から団体も登ってきました。
そういえば、いつも寝坊していたせいで山頂でご来光を拝めるのは今回が初めて。記念すべき日です。(笑)
持ってきた一眼レフと三脚で思う存分写真を撮りました。
下山時には雷鳥のつがいに遭遇。メスはちょうど夏毛に変わったところですかね。
保護色ってすごいですね、石と砂の色そっくり。
ハトみたいに普通に登山道でまったりしてるのが笑える。
第二ケルンくらいでちょうど登山者が次々と登ってきました。8時発のゴンドラで登ると丁度これくらいの時間になるのでしょう。
最後は懐かしの第一ケルンで写真を。
帰りには八方から岩岳に向かう途中にある「倉下の湯」で汗を流しました。
冬のスキー帰りには何度も来たことがありましたが、この季節は初めて、そしてびっくり。
冬はビニールの仕切りがしてあるので外は見えないのですが、この季節は白馬鑓ヶ岳、杓子岳が間近に見え、八方尾根のゲレンデまで見えます。
お湯も独特な色と香りでアロマ効果もありそう。
お勧めです。
9時40分頃行ったら既に営業してました。
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