霊峰の山梨百名山＜七面山＞

2019年07月26日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.5km
• 登り: 1,504m
• 下り: 1,489m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:14
• 休憩: 0:30
• 合計: 8:44

7:46 七面山表参道登山口
7:50 神力坊（2丁）
9:18 肝心坊（13丁）
10:40 中適坊（23丁）
11:50 敬慎院
12:40 13:00 七面山（山頂標柱場所）
13:40 13:50 敬慎院
16:30 ゴール地点

天候

土日の台風通過予報を避けるつもりが…(>_<)甘くはなかった熱帯低気圧。それでも、不安定な午後に一時的に☂降られただけで済んだ。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

平日の恩恵？山門前のスペースに1台空いててLucky！

コース状況／危険箇所等

一部ルート変更も、ほとんど影響なし。これほど良く整備された修験の道は、聞いたことが無い。参拝者の♪南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経のリズムが心地よく響いた。日帰りでは意外にロングの部類か…甘く見ると痛い目にあう。

その他周辺情報

♨六郷の里 つむぎの湯￥400 　http://www.tsumugi-spa.com/
気持ちよく汗を流すだけなら､R52号線からすぐが便利。飲食持込み自由。

写真

7:46　荘厳な佇まいの山門にたつ

石灯籠に元丁目とある。敬慎院が五十丁目

杉の巨木に護られた参道がつづく

お萬の方様に見送られ神力坊をめざす

こころ厳かに登りはじめる

全国から寄贈された句が道中に

下駄の奉納は足柄の大雄山最乗寺も有名。旅の安全祈願とか、夫婦和合など様々な意味合いがある

8:43　ここで下山者に初めて会う。恐らく70代と思われる健脚に驚く

幹周り100cm越えの大樹ばかり

Road to Heaven…

ちょっとした休憩所がありがたい

ここが道中唯一のスポット　早川町〜下部温泉方面が一望

赤沢宿…中世より聖地身延山と霊場七面山とを結ぶ参道の宿場として栄える。国の重要伝統的建造物群保存地区として認定された。

10:40　清雲坊をあとにして

歴史の痕跡を辿りながら想いを馳せる

未熟者の登山者にも…どうかご慈悲を

靄(もや)が立ち込めてきた

11:32　和光門　

山門が多い霊山である

中世建築を模したものなのか

圧倒的なスギの存在感

雷に打たれた巨木

大明神は身延山の守護神

こちらも、そう古くないお清め所？

立派な釣鐘堂も登山者には新鮮だ

梵鐘で有名な老子製の名が入る

つぶらな瞳のバンビちゃん

残念ながら本日は富士もお隠れ

隋身門　敬慎院への入口

中からの額ぶち絶景画

さらにここから小一時間…(T_T)

しっかり歩けよ〜♂立派なシンボルを誇示

穏やかな草原風散歩みち？

慶安年間に起きた大地震で崩壊したナナイタガレ

その後も大崩落を繰り返しているという

サルオガセも植物とはちょっと違う地衣類

勾配を登りきれば…

12:40　七面山（1989m）

八紘嶺までは4時間ルート

ようやく来れました〜山梨百名山

敬慎院に着いたら☂ポツリと…

極楽浄土の様子？見事な彫刻

山奥の建築物として観ると言葉を失う

雨宿りをしている場合ではありません

さらに先を急がねば…遥か遠い道のりへ

朝は咲いていなかった山百合に癒されて

感想

shosuke

麓の早川町南ア街道を何度も通いながら、「赤沢宿」含めてその存在だけは認識していた七面山。長年の思いをようやく結実することができた。そもそも身延山の守護神として背後に控える存在、と思っていたのが全くの間違いで、今回そのスケールの大きさに度肝を抜かれた。数ある霊山の中でも唯一無二の存在といえるだろう。