男体山〜太郎山 (マイナールートでスマホを落とす)
- GPS
- 10:16
- 距離
- 30.8km
- 登り
- 2,378m
- 下り
- 2,363m
コースタイム
- 山行
- 10:03
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 10:15
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三本松〜男体山(クラシックルート) 入山後,ルートミスしたのでログデータは参考にしないでください。 マーキングはあるが,見失いやすいです。踏跡も不明瞭です。 2397ピークから山頂まではシャクナゲが藪っぽい感じです。 |
写真
装備
個人装備 |
ルナオソフラコ2019
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感想
南アルプス北岳の予定でいたが,山行の前日の朝の天気予報によると台風の影響で急変していた。北岳は安定した天気のいい日に行きたい。変わりに考えたのは,以前からやりたかった奥日光。男体山から太郎山そして奥白根山までをつなぐコース。
男体山正面ルートは,朝6時にならないと二荒山神社のゲートが開かない。そこで三本松からの西側の尾根ルート(クラシックルート)から行こうと考えました。このルートは15年以上も前に下山で利用したことのあるコース,破線ルートだったが登山道はわかりやすかったとを記憶している。最近の山と高原地図ではコースの表示がなくなっているようだ。
いつもどおりサンダルです。
今日の山行は,トラブルが続出し散々なものとなりました。湯元の駐車場から登山口までの5キロほどのロード。走り出して5分後,500mlの水を入れたサロモンのフラスクが破れて,使えものにならなくなった,その影響で服がびしょぬれになった。1.5L中0.5Lを失いましたが,三本松に自販機があったのを確認していたので,そのまま走り続け三本松で500mlペットボトルを購入しました。
気を取り直し登山口に到着したが,唖然とする。ひどい草むらである。雨上がりのためたっぷり水分を含んだ草むらである。サンダル不向きでしょう。草むらから笹藪に入りました。半パンで来たことを後悔,ひざ下がゴシゴシやられます。鹿ゲートを超えて緩やかに高度を上げていきます。
現在地を確認すると,どうやらルートが間違っていました。踏み後があったので信用してしまいました。トラバースして正規ルートを目指しますが,道はありません。沢を2回程超えて,ようやく正規ルートと合流。マーキングあります,道もしっかりしている。体力と時間を大幅にロス。急な斜面を登っていきますが,マーキングを度々失います。踏跡もはっきりはしていません。多くの人は入いらない感じです。今日はウェットなので,踏ん張りがきかず体力を使います。
2397mピークまでくると急登は終わり,シャクナゲが濃いめの尾根になります。このシャクナゲは天候不順なのでたっぷり水分を含んでいて全身ずぶ濡れになりました。ガスで視界が悪く,冷たい風が吹きつけて寒くなってしまいました。今日は暑くなるものだと思ってきましたが,これほど寒さを経験するとは。とりあえずアンダーシャツを追加しました。シャクナゲが濃くて難航します。
ふとポケットを確認するとあるはずのスマホがないぞ。ガビーーーーン。間違いなく落としました。きっとシャクナゲ藪で落としたのだと分かりました。果たしてこんな藪のコースでスマホを見つけることができるのか。落ちた勢いでルート上にはないかも知れない。スマホを回収出来たらどれだけ幸せなことかと思いました。今日はスマホが回収できれば登山終了でしょう。レインウェアを着てスマホ捜索に徹することにしました。元来た道を引き返します。が,藪ルートなので元の道かどうかが確実ではありません。気が遠くなるようでした。
シャクナゲの枝をかき分けて慎重に確認しながら進みます。そして,シャクナゲで覆われた登山道に落ちていたスマホを発見しました。半分諦めていたので最高にうれしかったです。間違いなく今年一番の感動でした。
再度,山頂に向けて進みます。ガスの中,大きな岩場が現れました。登るのか巻くのか分からず,踏後のある右から巻くことにしましたが,よくわからず戻って左から巻いてみましたが途中で完全に間違いだと分かり,再び右から巻いて尾根にあがりました。どうやら直登でもよかったみたいです。3時間の予定が5時間近くかかって男体山頂へ到着しました。二荒山神社からの一般ルートを選択すべきだったと思いました。かなり脚を使ってしまい,奥白根山は諦めることにしました。落としたスマホを見つけられたので満足な気分です。700mを一気に下ってからの太郎山の登りはきつかったです。切込湖を経由して湯元へゴール。
ワラーチ日本100名山(プロフィール参照)奥白根山は,今回は断念しました。
次回は,ワラーチ北岳に向ける予定です。
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