九重 岩井川岳・扇ガ鼻 ミヤマキリシマ
- GPS
- 03:25
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 705m
- 下り
- 420m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし ルート図については、GPSのログが飛んだくらいなら問題ないが、なぜか「12 MAY」のログとなり時間もメチャクチャだが、まあ、ログは残っていた。GPSのスイッチを入れ忘れてしばらく歩き、気づいて慌てて歩きながらのスイッチONしてしまったのがよくなかった。 ログは前回の場所からの「続きのファイル」となっていた。もちろん修正済みですが、記録はいい加減です。 |
写真
感想
ミヤマキリシマの開花が気になる時期
以前は「ミヤマキリシマなんて大したことない。何で『ミヤマキリシマ!ミヤマキリシマ!』と憑りつかれたようにみんな大騒ぎするんだろう?」と思っていた時期があった。
この岩井川(イワイゴウ)岳からの登りで出会ったミヤマキリシマを見てから「花のまわりにオーラが輝いている。」とみんなが大騒ぎする意味を理解した場所でもある。
今回も「晴・暑い・ちょっと軽く・ミヤマキリシマそして思い出深い」という条件をインプットすると「岩井川岳ー扇ガ鼻」という答えが出てきた。
開花予想も「牧ノ戸付近1300m〜1500m付近」とのことで扇ガ鼻周辺は無理でも岩井川岳付近は咲いているという予想で出発。
この道は、どんなに暑い猛暑の日でも意外と涼しい。思うに樹林帯の中でも西風が吹き抜け、日差しに晒される上部はさらに強烈な西風がいつも吹いているので、暑いと感じたことはない。夏でも「寒い」と思ったことは何回でもある。
登っていると最初のミヤマキリシマと出会った。その出会いの連続する場面は、ずっと以前の記憶と完全に一致する。感動した鮮明な記憶は、いつまでも残るのだろう。
最初の花にオーラはない。でもこの樹林帯にひっそりと咲く姿がいい。次第に枝道が増えてくる。それらはすべてミヤマキリシマの株へ続く踏み跡である。どれも絵になる。みんな感動して、吸い寄せられるようにそちらに歩く人が多い証拠である。
草原状の日本庭園になると踏み跡はない。あまりにもミヤマキリシマが多過ぎて踏み跡ができないほど、どこに行こうか迷うミヤマキリシマの群生地帯である。
もちろん平治岳や扇ガ鼻ほど群生はしていないが、ポツンポツンと高原の中に咲いている姿が本当に美しい。
今回も光り輝くオーラを発している花をいくつか見た。まだ3〜4割程度の咲き方だが来週は満開かな。これだけで満足だ。
この岩井川岳付近がこの状態なら扇ガ鼻山頂付近はまだまだ。後1〜2週間は必要だろう。
予想通り、山頂の周囲はイワカガミが綺麗に咲いていたが、ミヤマキリシマはまったく咲く気配もなく一株も花は見かけなかった。
心地よい風が吹き抜け、山頂付近はたくさんの人が休んでいた。ここまで一人も会わなかったが、こちら側に来ると挨拶を控えたくなる程のたくさんの人。相手が挨拶をされた方のみ、丁寧に挨拶を返すことにする。特に牧ノ戸峠ー久住山ルートに限って言えば、その方がお互いにとって親切かと思う。
結構飛ばして歩いていたら、「えっ!」と思うほどのスピードの足音が後ろから近づいてくる。さっと道を譲ると60代後半という感じの人が飛ぶようなスピードで沓掛山を登って行く。しばらく追いかけたがあっという間に見えなくなった。
牧ノ戸峠の駐車場はほぼ満杯の車、この時間帯からも登る人もいた。
天気も季節も、そしてオーラを放つミヤマキリシマに会えたとてもいい1日だった。
GPSのログがなぜか不調。
昨日のお酒もあって運転してもらって来たが、意外と体調は良く颯爽と出発したが、やっぱりどこか抜けている。GPSのスイッチを入れ忘れていることに気づき、慌ててON。ところが帰ってログをチェックしてみると前回のログから継続している上にログの日付が「12 MAY」となって時刻も22:47などという「そ〜らあ。ないだろ…」と言うほどメチャクチャで「こんなことも有るんだな〜。」と反省。1つはGPSが衛星を完全に補足する前に動き出したこと、樹林帯で電波の受信状態も良くなかったのが原因と思う。あと一つ、ログの「リセット」ボタンを押してその後、「イエス」ではなく「キャンセル」の確認ボタンを押したのでは…、という気もする。
ちなみに岩井川岳付近でログが荒れているのは、ログが飛んでいるのではなくミヤマキリシマ撮影であちこちフラフラと彷徨ったせいで、ここは正確です。カシミール3Dでスタート地点のログの荒れは修正する。
岩井川岳から直接赤川温泉に下りられる道があるらしいが、しばらく探したがそれらしき踏み跡は1つ確認できた。いつか挑戦したい。
瀬の本からの登りの途中で「天然記念物 ミヤマキリシマゴケ」という看板があった。どんな苔だろう??
今日は下界では30度以上の気温が予想されたので、キャメルバックに1Lの炭酸と1Lの氷を入れて弁当箱用の保冷バックに入れたら超快適。ところが最後は保冷が効き過ぎたことで最後の氷が解けず、ちょっと水不足…。
平日なのにミヤマキリシマを求めてたくさんの人が訪れる九重でした。
westupさん、こんばんは。
いよいよミヤマキリシマのシーズンですね
今となってはいつ行けるのかという感じですが、
あの光景を一度目にしたら何度でもとなりますよね
それから場所によって違って見えるんですね
いろいろなコースや見どころがあって九重は本当に
素晴らしい山ですね
westupさん、初めまして。
九重のミヤマキリシマを見たくて6月に行く予定してます。
坊ガツルでテント泊し平冶岳・大船山のミヤマキリシマを見たいと思ってます。
来週前半では早いですか?
navecatさん、こんばんは。
「今年は当たり年」と言われる年に当選した日には、その翌年も、さらに翌年も「憑りつかれたように…」の人々が大行列をなして九重に押しかけます。でも、みんな幸せそうな笑顔が印象的です。そんな花と風景ですね。
この岩井川岳付近のミヤマキリシマは、ホント地味ですが、花にオーラがあって輝いています。
花の周辺に別の色彩が輝いているんですよ。
写真では表現できない色と空気感ですね
yokochanさん、こんばんは。
「坊ガツルでテント泊し平冶岳・大船山のミヤマキリシマ」最高ですね
平治岳・大船山の山頂付近は1〜2週間でしょうか。大戸越付近(標高1400m程度)は来週前半でもOKでは。
1300〜1500m付近で「満開は天気次第だけど今週末かな〜」という印象でしたが、1600mを超えると来週前半はまだ早いかも…。そんな印象でした。でもここ数日、一気に気温が上がっているので開花が早まるかもしれません。
オーラが輝くミヤマキリシマに会えるといいですね
瀬の本からのこの道、牧ノ戸から瀬の本に下る時、いつも気になってて、いつか歩きたいと思っていました。
参考にさせて頂きま〜す。
ちなみに今週末の山開きに行きますが、ミヤマキリシマには、ちと早いですかね?
よければご一緒されませんか?
ちなみに坊がつるから大船へのコース、westupさんとshimakinさんの記録参考にさせて頂きました〜。
chengafuさん、こんばんは。
皆さんの祖母山やクライミングなど読ませていただいてます。コメントの余地がない程の迫力で凄いですね
今年は、メインではないのでメンタル的には昨年より余裕があるのですが、6月も土曜日はすでに全部埋まって、後は日曜日のどの日が空くか、が焦点です…。
あと1回見たいのですが…
2日はもともと、3日は今のところ無理です…
鉢窪からのルート、是非楽しんできてください
ペナントも是非ゲットしてください。
この時期、テント泊で平治岳をはじめ峰々を歩く、というのが夢です。
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