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Yamareco

記録ID: 196707
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ハイキング
富士・御坂

スズラン群生地から御坂黒岳・破風山周回

2012年06月04日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:25
距離
7.2km
登り
623m
下り
626m

コースタイム

11:00 スズラン群生地駐車場出発 (標高1330m)
11:30 日向坂峠 (標高1450m)
12:30 黒岳山頂 (標高1793m) 
(展望台に立ち寄り。休憩)
12:40 黒岳山頂発
12:55 すずらん峠通過
13:10 破風山山頂 (標高1674m)
13:30 新道峠 (標高1579m)
13:35 林道駐車場
14:00 尾根道に入る(登山道なし)
14:20 スズラン群生地南入口
14:25 駐車場帰着 (標高1330m)  
  合計所要時間3時間25分(標高差463m)(歩行距離7.2km)
天候 天気/ 快晴→曇り
気温/ 21℃(出発時)
風 / 無風→時々弱風
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
甲府市内からなら国道20号線「蓬沢(よもぎさわ)交差点」で県道22号線(通称;若彦路)へ。その先「森の上交差点」で右折。県道36号線で「鳥坂トンネル」を抜けて芦川へ。
中央道からなら、「一宮御坂IC」を出て、河口湖方面へ進み、「一宮御坂IC南交差点」で右折して県道34号線に入る。その先「森の上交差点」で左折。以下同上。
河口湖ICからなら、大石から「若彦トンネル」経由が近い。
(若彦トンネルは2010年開通。古いナビには載ってないのでご注意を。)
コース状況/
危険箇所等
[登山道]
全行程(最後の尾根道はのぞく)は極めて整備された快適なハイキング道。
危険箇所は一切なし。
注意)新道峠から下りる登山道は地形図よりも西にある。
また、地形図ではその先林道を横切って下る登山道があるが、この道は現存していないもよう。
さらに、歩いていないので未確認だが、スズラン群生地から直接すずらん峠に向かう登山道があるようだ。

[コンビニ・トイレ]
県道22号線「森の上交差点」のすぐ西にローソン。
または、鳥坂トンネル過ぎて芦川集落内の「芦川農産物直売所」にトイレ・自販機あり。軽食も可。火曜日定休。
http://www.fuefuki-syunkan.net/asigawa_chyokubai.html
スズラン群生地の中にも売店あり。また「水洗トイレあり」とのこと。

[日帰り入浴施設]
笛吹市「ももの里温泉」(休館日:毎週木曜日)
http://www.fuefukinoyu.com/momonosato/
笛吹市「みさかの湯」(休館日:第2・第4火曜)
http://www.fuefukinoyu.com/misaka/index.html
(両湯とも上記サイトに入浴割引券あり。)

[スズラン群生地]
下記サイト「ふえふき旬感ネット」にてご確認下さい。
http://fuefuki-syunkan.net/suzuran.htm

[新道峠付近のライブカメラ]
背面板の記載から、設置者は「東電環境エンジニアリング」という会社だということが分かる。しかし表記されたサイトはすでになかった。
ライブカメラの製品デモのために設置されたものらしい。
かろうじて過去に撮影された画像が公開されていた。
http://demo.pointscope02.jp/fuji03.html

[写真]
下の写真のうち番号がふってあるものは地図上に撮影ポイントが落としてあります。地図上の番号と合わせてご覧下さい。
なお、写真は巾1024pxあります。各写真クリック(巾800px)よりもスライドショーか「詳細ページ」でクリックして頂いた方が大画像になります。
01)すずらん群生地の第一駐車場。
平日なので手前の第二、第三駐車場は空。
それでも大型観光バスも来ている。
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01)すずらん群生地の第一駐車場。
平日なので手前の第二、第三駐車場は空。
それでも大型観光バスも来ている。
スズラン群生地の全体図。
結局、私は「現在地」から出発して、「南入口」に帰ってきた。
スズラン群生地の全体図。
結局、私は「現在地」から出発して、「南入口」に帰ってきた。
02)スズラン群生地の様子。
気持ちのいい白樺林の中にスズランが群生している。
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02)スズラン群生地の様子。
気持ちのいい白樺林の中にスズランが群生している。
こんな花がいっぱい。ただし、もう最盛期は過ぎてしまったようだ。
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こんな花がいっぱい。ただし、もう最盛期は過ぎてしまったようだ。
03)11:00。群生地を出て、登山道に向かう。
駐車場脇に大型の案内板あり。
03)11:00。群生地を出て、登山道に向かう。
駐車場脇に大型の案内板あり。
04)駐車場から歩いてすぐに左に入る登山道口。
道標には「釈迦ヶ岳70分」とある。
04)駐車場から歩いてすぐに左に入る登山道口。
道標には「釈迦ヶ岳70分」とある。
登山道に入ってすぐのようす。
緑がとても濃い。
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登山道に入ってすぐのようす。
緑がとても濃い。
05)すぐにこの角に。
まっすぐ行けそうだが、ここは道標どおり左に曲がるのが正解。
05)すぐにこの角に。
まっすぐ行けそうだが、ここは道標どおり左に曲がるのが正解。
路傍で見つけた花-1)真っ赤な山ツツジが。
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路傍で見つけた花-1)真っ赤な山ツツジが。
06)緑の中を登っていく。
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06)緑の中を登っていく。
路傍で見つけた花-2)頭上に真っ白なミヤマザクラの花。
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路傍で見つけた花-2)頭上に真っ白なミヤマザクラの花。
07)釈迦ヶ岳に向かう登山道との分岐点。
ここは右折して日向坂峠に向かう。
07)釈迦ヶ岳に向かう登山道との分岐点。
ここは右折して日向坂峠に向かう。
08)路傍で見つけた花-3)ミツバツツジが満開!
08)路傍で見つけた花-3)ミツバツツジが満開!
こんなに!。
09)登山道の右手が開けて、黒岳が姿を見せた。
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09)登山道の右手が開けて、黒岳が姿を見せた。
路傍で見つけた花-4)「ニガイチゴ」。
(knot様ありがとうございました)
路傍で見つけた花-4)「ニガイチゴ」。
(knot様ありがとうございました)
10)日向坂峠に向かって道は下っていく。
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10)日向坂峠に向かって道は下っていく。
11)林道との出合い地点が「日向坂峠」だ。
ここにも車を置くスペースがある。
11)林道との出合い地点が「日向坂峠」だ。
ここにも車を置くスペースがある。
林道の反対側に登山道が続く。
道標も充実している。
林道の反対側に登山道が続く。
道標も充実している。
12)P1498の道脇にブナの大木。
この山の主のような姿だ。
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12)P1498の道脇にブナの大木。
この山の主のような姿だ。
13)P1498のすぐ先で道が分岐。
右に降りると林道に戻る。
13)P1498のすぐ先で道が分岐。
右に降りると林道に戻る。
路傍で見つけた花-5)「ツクバネウツギ」。
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路傍で見つけた花-5)「ツクバネウツギ」。
足下から木の先まで緑一色。
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足下から木の先まで緑一色。
路傍で見つけた花-6)イカリソウ。薄紫色が可憐。
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路傍で見つけた花-6)イカリソウ。薄紫色が可憐。
14)道の先に空が見えてくる。
尾根に近づいた証拠だ。
14)道の先に空が見えてくる。
尾根に近づいた証拠だ。
15)ついに尾根に出た。
ここを右折するとすぐに黒岳の山頂。
15)ついに尾根に出た。
ここを右折するとすぐに黒岳の山頂。
16)黒岳山頂。
樹木に囲まれていて展望はない。
ただし、左奥200m先に展望台あり。
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16)黒岳山頂。
樹木に囲まれていて展望はない。
ただし、左奥200m先に展望台あり。
17)展望台に到着。
しかし雲で富士山は見えず。
すそ野だけうっすら見えている。
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17)展望台に到着。
しかし雲で富士山は見えず。
すそ野だけうっすら見えている。
18)黒岳からすずらん峠に向かう。
道の先に破風山が現れる。
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18)黒岳からすずらん峠に向かう。
道の先に破風山が現れる。
19)すずらん峠。
黒岳と破風山のちょうど中間点だ。
19)すずらん峠。
黒岳と破風山のちょうど中間点だ。
路傍で見つけた花-7)おそらくシロバナヘビイチゴ。
路傍で見つけた花-7)おそらくシロバナヘビイチゴ。
破風山の山頂手前。
直線上に植えられた杉が抽象画のようだ。
破風山の山頂手前。
直線上に植えられた杉が抽象画のようだ。
20)破風山山頂。
展望も何も無い、さみしいピーク。
20)破風山山頂。
展望も何も無い、さみしいピーク。
路傍で見つけた花-8)フデリンドウ。
目が覚めるような青!。
破風山の西斜面にいっぱい見つけられた。
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路傍で見つけた花-8)フデリンドウ。
目が覚めるような青!。
破風山の西斜面にいっぱい見つけられた。
21)けっこうな急傾斜で降りて新道峠を目指していく。
21)けっこうな急傾斜で降りて新道峠を目指していく。
22)おや、これ何?
どうもライブカメラらしい。
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22)おや、これ何?
どうもライブカメラらしい。
ライブカメラの映している景色はこれ。
河口湖が見下ろせるが富士山は姿が見えない。
ライブカメラの映している景色はこれ。
河口湖が見下ろせるが富士山は姿が見えない。
23)新道峠手前の展望。
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23)新道峠手前の展望。
24)新道峠に到着。
この辺はカラマツ林が美しい。
24)新道峠に到着。
この辺はカラマツ林が美しい。
峠から一気に下降。
峠から一気に下降。
25)すぐに林道の終端部が見えてくる。
25)すぐに林道の終端部が見えてくる。
26)林道終端部で登山口を見返す。
ここには約6台くらい駐車可能。
ここからは舗装の林道歩き。
26)林道終端部で登山口を見返す。
ここには約6台くらい駐車可能。
ここからは舗装の林道歩き。
路傍で見つけた花-9)「ラショウモンカズラ」か?。
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路傍で見つけた花-9)「ラショウモンカズラ」か?。
路傍で見つけた花-10)「フウロケマン」?
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路傍で見つけた花-10)「フウロケマン」?
27)林道を歩いて行くとカーブ地点の左が入れそうな雰囲気・・・。
27)林道を歩いて行くとカーブ地点の左が入れそうな雰囲気・・・。
28)道はないが、尾根筋なので適当に降りてみる。
28)道はないが、尾根筋なので適当に降りてみる。
29)傾斜は急だが、落ち葉が深いので滑りはしない。
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29)傾斜は急だが、落ち葉が深いので滑りはしない。
30)枯れ沢に降りたと思ったら、そこには立派な道標が・・・。
枯れ沢を渡って振り返る。
30)枯れ沢に降りたと思ったら、そこには立派な道標が・・・。
枯れ沢を渡って振り返る。
こんな林道に出てしまい拍子抜け。
こんな林道に出てしまい拍子抜け。
31)林道を歩いてすぐにスズラン群生地の南入口。
写真中央の階段を下りると群生地。
31)林道を歩いてすぐにスズラン群生地の南入口。
写真中央の階段を下りると群生地。
32)帰途に立ち寄った「芦川農産物直売所」。
トイレ、軽食などに便利そう。
32)帰途に立ち寄った「芦川農産物直売所」。
トイレ、軽食などに便利そう。

感想

いよいよ梅雨が近づいたからでしょうか。
今週は月曜日しか好天の予報が出ていない。
そこでちょっと無理して、月曜日朝の一仕事を片付けてから手近な山へ。
選んだのは、今が盛り?とおぼしき「スズラン群生地」を楽しんで、ハシゴできる御坂の山々です。

スズラン群生地では、先週末(6/1〜3)に「スズラン祭り」が開催された後。
駐車場ではまだ仮設物の撤去作業が行われていました。
それでも群生地内には平日にもかかわらず大勢の人が歩いて賑わっています。
しかし、肝心のスズランはなんとまばら。どうもすでに盛りを過ぎてしまったらしいのです。残念。
でも清純な白い小さな花とかすかな甘い香りを楽しむことができました。

さてその後はメインの山登り、と駐車場から一歩進むとすぐそこからもう緑、緑の洪水のよう。来て良かった〜。
ところどころにはまだミツバツツジが咲き誇り、道に白い花びらが敷き積もっているので思わず目を上げると頭上にミャマザクラが咲いていたり、花々を満喫することもできました。
この道は、どこもしっとりひんやりして独特の雰囲気があります。
道脇の倒木を厚いコケが覆い、あちらこちらにキノコも沢山生えていました。
黒岳に近づき、尾根に上がると突然に周りの植生が変わり、湿気も少ない「カラリ」とした感じになったので、この「しっとり感」は御坂の山々の北斜面だからこそのものなのでしょう。

黒岳や破風山、新道峠からは富士山の絶景が見えることで知られていて、これを楽しむのも目的の一つでしたが、あいにくそちら方面はどんよりの曇り空。
ただ眼下に河口湖だけがきらきらと光っていました。

新道峠を下り、そのまま地形図の点線どおりに下山するつもりでいましたが、このあたり、登山道の位置が変わったらしく地図と合わない。
しかも林道を横切って下山するルートもいくら探しても見あたりませんでした。

仕方なくアスファルト舗装の林道を歩いたのですが、やはりこれは楽しくない。
あるカーブポイントで尾根を通って下れそうな場所を見つけ、地形図を確認すれば、ここから直にスズラン群生地あたりに下りられそうです。

道無き道を歩くのはお手の物。さっそく林の中を急降下してみると、なんとぴったりではないですか。「←すずらん峠」という道標の立つ林道にあっけなく出てしまい、嬉しいような残念なような大幅時間短縮となりました。

そこからすずらん群生地まではすぐそこです。
再度その中を通って駐車場に帰着し、4時間ほどのハイキングを終えました。

これから本格的な梅雨ですが、こういう時期だからこその「しっとりモイスチャーハイキング」を味わうことができました。

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コメント

おはようございます
いろんなお花にブナの新緑のいい所をお楽しみですね。
黒岳への登りは、県内でも有数のブナ林です。
最後は、ミニサバイバルも楽しまれ

あちらに行くと、私も農産物直売所よく利用しますよ、
こんにゃくや山菜・野菜お安いです。

ご存知かもですが、稜線まですぐ行ける新道峠駐車場は
カメラマンの車が多いので、豪華な装備を狙い
何年か前より、車上荒しが頻発してるようです。
ご注意ください
2012/6/6 8:43
芦川よいとこでした
おはようございます。
ずっと昔に「すずらん祭り」に行ったことがあった記憶から、今回出かけてみたのです。
もちろん山登りとしては芦川は初めてでしたが、ご覧のように気持ちの良いハイキング道で、すっかり気に入ってしまいました。
これで富士山が見えたら最高だったのですが。

平日のせいか、途中で出会ったのは皆さん高齢のご夫婦ばかり。
歩いていた中では私が一番若かったくらいです。(^^)
そんな状況だったので新道峠の件は想像もできませんでした。
おそらく休日にはそういう事も起こるのでしょうね。
車を停めるなら人目が多い群生地駐車場の方がよさそうですね。
情報ありがとうございました。
2012/6/6 9:36
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