日本のテオティワカンから日本のチチェンイツァへ(蘇鉄山-大仙古墳-土塔)
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- GPS
- 04:47
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 67m
- 下り
- 25m
コースタイム
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 6:06
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
昨日に引き続いて電話圏内にいなくてはならず、しばらく温めていたネタ企画を発動しました。
以前、テレビ番組で堺市の文化財に、行基が建設した仏塔である土塔が紹介されていました。案内役が妻の同級生だったというのは置いといて、さらにひとつ仏塔が奈良にあるので、くっつけて回ってしまおう、ついでに百舌鳥古墳群も見ておこうというプランです。
南海エリアはどうも土地勘がないのですが、南海本線堺駅下車。ここから日本一低い一等三角点のある山、蘇鉄山を目指します。公園の入口から、取り付きがどこにあるのかしばらく探し、登り始めたらまもなく山頂に着きました。登頂証明書が貰えるそうですが、今日は先を急ぎます。
次は千利休旧居跡と与謝野晶子生家跡。とても近い所にあります。その次に反正天皇陵を挟んで、堺市役所。ここでは21階の展望デッキに無料で登れるので、百舌鳥古墳群を見下ろすことができます。
見晴らしを楽しんだあと、大仙古墳へ。世界遺産登録もあってか、たくさんの人がおいででした。大山古墳は確かにでかいのですが、でかすぎてもひとつぴんときません。次に大仙公園で特別展を見ます。500円(JAF割引400円)。それから履中天皇陵を半周。百舌鳥古墳群にはまだいくつも古墳がありますが、この辺で切り上げ。いよいよメインの土塔に向かいます。
歩くこと1時間。住宅街の中に土塔公園があります。土塔は行基が727年に建立したとされていて、2009年に修復作業がなされたそうです。4面ある中で、2面は本来そうであったであろう瓦葺きで修復され、残り2面は土のままです。で、この様子を見ると思い出すのが、メキシコにあるテオティワカンの太陽のピラミッド。規模は全然違いますが、立ち上がりの角度とか、彷彿とさせます。
で、今日の目標はとりあえず終わりなんですが、テオティワカンと言えば、ユカタン半島にあるマヤのチチェンイツァピラミッドも忘れてはなりません。そう思って資料画像を見ると、奈良の頭踏破チチェンのピラミッドとなんとなく似ているではないですか。それなら是非奈良まで行かなければ。で、南海線・近鉄線を乗り継いで奈良市まで。頭塔までは2km弱、ほぼ20分で到着。周囲は囲われていて、内部見学をするためには鍵を開けて貰う必要があります。オフィシャルサイトではウェルネス飛鳥路(近くにあるホテルですが、何故に奈良市内で飛鳥路??)と書かれていますが、仲村表具店でも受け付けてくれるようです。この頭塔は3面が修復され、南面は草木が生えているままになっています。
というわけで、日本にもピラミッドがあった!というお昼の情報番組みたいなネタでした。
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