秋山郷/鳥甲山(谷川岳一ノ倉沢状態悪く転身)
コースタイム
東神奈川18:30=19:20八重洲ジャンダルム(加藤氏PU)20:00=関越=23:00湯桧曽駅
(ステビバ)
6/13(火)
6:00起床=一ノ倉沢出合(状態悪くメンバー協議の上代替案へ)8:00=水上IC=
塩沢石打IC=10:10秋山郷/狢平駐車場10:40−13:00白クラ13:15−14:20鳥甲山14:40
−15:30白クラ15:45−17:00狢平駐車場17:30=18:00秋山郷/小赤沢温泉「楽養荘」
天候 | 曇り時々晴れ(未明まで小雨) |
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過去天気図(気象庁) | 2006年06月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鳥甲山(とりかぶとやま) 日本二百名山の一座。秘境「秋山郷」と呼ばれる日本のグランドキャニオンか はたまた長江かを彷彿させる谷の奥に位置する標高2038mの山。 赤クラ尾根、黒木尾根、白クラ尾根と3つの尾根を合わせるが どれも途中痩せた岩稜帯を持ち、高度感は抜群のハイグレードハイキングが 楽しめる。 今回登った白クラ尾根は、切明温泉「雄人閣」の上部にある狢平(むじなだいら) という駐車場(20台くらい置ける。登山届提出箱もある)からコースタイムで 往復8時間の道のりであったが、我々は自称足の揃ったクライマーなので 休憩を除き5時間くらいで登ってきた。 途中の小高山植物もなかなか見事。 秋山郷 小赤沢温泉「楽養荘」★★★ 苗場山麓にある赤湯温泉と同じく鉄分が多く赤い濁り湯がすばらしい! 洗い場は2〜4基くらいしかないがボディシャン等設置(ドライヤーはなし)。 営業時間は19:00まで。300円は超破格。 学校分校のような古い建物が郷愁感を醸し出し、浴槽からの眺めもよい。 他にも萌えの湯など幾つか国道405号?(林道並の狭さだが)沿いにあるが 遅くまで営業しているのは楽養荘だけだった。 |
ファイル |
非公開
1984.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
平日休みクライマーのF氏とK氏(いずれもAC横浜)で今期初のアルパインに
谷川一ノ倉で最もポピュラーな中央稜と南稜を計画していたが、なにぶん梅雨の時期。
一応代替案で用意していた秘境「秋山郷」の奥に聳える鳥甲山へと行って来た。
前夜F氏の車で湯桧曽グランドステーションホテル??に向かうが
そこは路面も水たまりができ、さらに未明には小雨が駅舎の屋根を叩いている。
完全諦めムード。ラジオから聞こえてくる日本逆転負けの溜め息も手伝い
翌朝は6時起きというテイタラク・・・。
一応現地まで行ってみますか。
一ノ倉沢は噂通りドデカイ雪渓が滝沢スラブからカールボーデンを覆いつくし
おまけに昨夜の雨で岩は湿っていそうだし、ガスもイマイチすっきりしないし
午後は所により雷との予報も出ているし・・・で、結局メンバーの意向は完全に
代替案に転じていった。
何で鳥甲山か?というと、どうやらF氏が冬季登攀を狙っているらしい。
童人トマの風の年報に刺激されたようだった。
「3人で頑張りましょう!」と言われてもなぁ。
昨年来どうも冬山は病気のせいか凍傷になりやすいし薬の管理ができないので
僕はあまり冬山は乗り気がしないのだよ^^(だから冬はフリーが多いのね)
でも実際登ってみるとおもしろい山だった。
秘境秋山郷の最奥にあるため、手つかずの自然が素晴らしい。
また途中「ここ冬季になったら一寸の狂いも許されないナイフエッジじゃん」
と思わせるような両岸が二百m以上スバッと切れた痩せ尾根があったり
鎖場や雪渓も残っていたり。
やや遅めのスタートだったが、そこは歩き慣れた3人。
8時間コースタイムのところを5時間程度で登ってきました。
帰りのお風呂は、入山口で会った紳士に紹介された
小赤沢温泉「楽養荘」へ。
(これ林道?)と思わせるような国道405?沿いに看板もある。
泉質、館の雰囲気とも★★★!
苗場山の反対側にある赤湯温泉と同じく鉄分が多い赤い濁食湯。
平日であること、アプローチが悪いことなどからか
今回は我々3人の貸し切り状態であったが
こんな良い温泉、真面目にお薦め。
しかも300円だよ。関東の銭湯よりはるかに安い。
こんな機会でもなければ滅多に行かない山山。
何だかまた癖になりそう。
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