行者山〜剣尾山〜横尾山

2012年06月13日(水) [日帰り]

• GPS: 02:34
• 距離: 6.7km
• 登り: 598m
• 下り: 598m

コースタイム

9:00 行者山登山口　→9:50 大阪環状自然歩道分岐　→9:56 剣尾山山頂 〜 10:06 出発　→10:12 摂津丹波国界碑　→10:25 反射板（国界碑）　→10:31 横尾山山頂　→10:49 鉄塔（播磨中央線��174）　→11:02 21世紀の森・頂上広場　→11:25 21世紀の森・ひとやすみ峠　→11:34 行者山登山口

天候

くもり　時々　はれ　　最寄のアメダス観測点『能勢』の最高気温24．7℃（11:38）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行者山登山口、北側の路肩へ駐車。駐車可能と思われる台数は限られており、近隣施設、能勢の郷駐車場（有料ですが）の利用が無難なようです。
能勢電山下駅よりバス路線もありますが登山口へは平日2便、2�卍�度離れた能勢町役場への便は1時間に1本程度有。http://bus.hankyu.co.jp/rosen2/1050.html

コース状況／危険箇所等

剣尾山へは行者山を経て山頂へ至るポピュラーなルートを利用。流石？近畿100名山に数えられる山だけによく踏まれた道が続き、コース全般状態も良好。特に危険ヶ所はありません。

■行者山登山口〜剣尾山
登り始めより行者山エリアは木製階段で整備された山道が続くが、階段がなければ困る程の急勾配でもなく、段差そのものも小さく比較的歩き易い階段と感じました。山頂まで尾根道、坂道、木製階段が組み合わされたルートが続きますが、特に急勾配はなく幅の広い明確なルートが続きます。
山頂までは大阪環状自然歩道の案内板が整備されており、迷う心配は少ないと思われます。

■剣尾山〜横尾山
剣尾山までとは異なり幅は並？の山道となりますが歩きやすい道が続きます。基本は尾根線に沿った明確な踏み跡、迷うような分岐はありません。但し、案内標識等は整備されておらず、初めての歩かれる際には地図の準備が好ましいと思います。

■横尾山〜21世紀の森〜行者山登山口
横尾山山頂の西、南へ下る地点は地図上では分岐はないものの、西への踏み跡もあり注意が必要。鉄塔付近等、岩場も点在しますが特に危険はありません。先の分岐以降は基本1本道が続き、21世紀の森区域は複数のルートが走るものの案内標識が整備されおり、迷う心配はありません。遊歩道として整備されていますが、岩場を含め急勾配区間も数ヶ所あり注意が必要です。

写真

6/13 8:57

登山口付近、おおさか環状自然歩道の看板。あれば便利で助かるのですが…なるべく上を北にして欲しい所？

6/13 8:58

同じく登山口付近のトイレ。

6/13 9:00

行者山（剣尾山）登山口。

6/13 9:01

登り始めは木製階段が延々と。。

6/13 9:07

やがて巨岩が…

6/13 9:11

半端なく大きな岩。家一軒、あるいはそれ以上の岩が転がっていますw

6/13 9:12

ビルのような絶壁！

6/13 9:14

その絶壁上より南側、三草山方面。

6/13 9:16

行者山山頂付近。ピーク感特になし。。

6/13 9:20

剣尾山へは木製階段区間も度々…

6/13 9:29

山道区間も急坂ではなく、よく踏まれた歩きやすいルート。

6/13 9:32

尾根部分は車も走れそうな良路。※多分？実際にはアクセス不可w

6/13 9:36

石積みの立派な炭焼き窯。

6/13 9:37

大きな石が散見されますが歩きやすい山道。

6/13 9:38

アジサイの一種？　直径5cm程度の小さなもの。

6/13 9:41

山頂へ近付くにつれ、空も広がりつつ。。

6/13 9:47

六地蔵。周辺には他にも地蔵や石塔等多数。

6/13 9:50

山頂手前、おおさか環状自然歩道との分岐。

6/13 9:50

月峯寺跡の看板。

6/13 9:51

本堂跡。かなり大きな石組みが残っています。

6/13 9:52

井戸の跡。現在も水を湛えていますが、飲めそうではありません＾＾:

6/13 9:54

山頂へ続く階段路。

6/13 9:57

山頂到着。結構な広さの広場。

6/13 9:58

六甲山まで28�辧鎮單銚涎郢海泙�19�辧５�都愛宕山まで20�辧�？　以外にも京都に近い場所のようです。

6/13 9:58

山頂より東、京都方面。おそらく画像の最も奥の山並は京都東山、手前の画面左側が愛宕山か？

6/13 10:01

西側、中央が大船山。

6/13 10:03

南西方向、奥の山並が六甲山。手前左寄りが中山〜大峰山。

6/13 10:06

横尾山方面への山道途中、キャンプ場への分岐。

6/13 10:11

摂津・丹波国界の碑。明治10年に設置されたらしい。

6/13 10:20

横尾山への鞍部。植林が目立つ。

6/13 10:25

反射板近くにも摂津・丹波国界の碑。年代は先程と同じ。

6/13 10:30

ルートより北側、左側手前が深山、中央奥の山並が三嶽、その奥は特定不可w

6/13 10:31

横尾山山頂。山頂は眺望なし。。

6/13 10:36

山頂西側、眺望の広がる植林地帯より。画面中央が大船山。西へ伸びる踏み跡と南へ下山するルート有。

6/13 10:36

植林地帯沿いを下る。ルートは明瞭な尾根道。

6/13 10:47

途中岩場。危険、恐さ共に感じない程度、変化が楽しめます。

6/13 10:49

鉄塔付近は眺望も広がりますが、夏場は草が茂っています。

6/13 10:51

鉄塔付近より南側。手前右が三草山、山麓に広がるのが長谷の棚田。奥は六甲山。

6/13 11:00

明るい尾根の山道。

6/13 11:02

21世紀の森、頂上広場。

6/13 11:07

階段整備された遊歩道。行者山エリアより段差も大きく、いわゆる？歩き難い階段。。

6/13 11:13

急な下りは岩交じり。剣尾山への登りと比べると状態は悪いが特に危険はなし。

6/13 11:25

ひと休み峠。

6/13 11:27

谷へ降りるルートを辿ると流石に足元の悪いところも。。

6/13 11:28

ダム上流より。左奥がルート。

6/13 11:30

ダムよりのスロープ。

6/13 11:31

舗装された林道を登山口へ。

6/13 11:32

途中、石仏の描かれた巨石。

撮影機器：

EXILIM Hi-ZOOM EX-H20G カシオ

感想

inakabus

大阪北部の山々の中では有数の人気を誇る剣尾山、訪れるのは2度目です。

数日前の予報では雨、シフト製の休みも決定済み…山へ出掛けるのは諦めておりましたが朝起きれば好天の空模様♪…夕方まで何とか持ちそうなので急遽山行きを決意。仕事休みに片付ける必要のある所要の都合もあり、半日程度と時間も限られており、以前より『機会があれば是非！』と思っていた剣尾山へ向かいました。

今回はトレーニングの意味も含め、山頂までの登りはなるべくハイペースを心掛けた都合、休憩時間を含めても2時間半程度。のんびり散策を楽しんでも半日程度で十分楽しめる手軽さが剣尾山の魅力の一つ。
標高800m弱、北摂低山の中では結構な高さですが、標高300mを越える登山口からの標高差は500m足らず、ルートの整備も良好と特に難易度の高い山ではありません。

難を申せばアクセスの悪さでしょうか？　登山口へのバス便は平日2本！
行者山より剣尾山への登山道は大阪環状自然歩道にも組み込まれており、長距離ハイクの一部として楽しむ事も可能ですが、今回歩いた人気の高い横尾山を含めた周遊ルートは距離も短く手軽に楽しむには車アクセスがメインと考えるべきでしょうか。。。

ルートの整備状況の良さは好みも分かれるところですが、山頂よりの眺望の良さは好天時に訪れたほとんどの人々を満足させるもの、今回訪れた最大の理由はまさにその眺望を楽しむためです。
広い山頂より、立木の影響もありますが概ね360℃の眺望が広がり、南より東へは大阪方面の街と大阪湾の彼方に和泉山脈の山並。東には愛宕山等京都方面、北には篠山の三嶽、西から南へはに播州方面〜六甲山の山並…。
ほぼ同じ標高の横尾山の山頂からの眺望は望めませんが、その前後に北・西への眺望スポットがあり、こちらもなかなかのもの。訪れた際には是非、周遊コースを歩かれる事がお薦めです。

コース全般、整備状態は良好ですが、特に行者山〜剣尾山へのルートは遊歩道並みの良路。息の切れるような急坂もなく、歩くペースを維持し易いコースです。
反面、横尾山より今回下りに利用した西側の尾根は急坂、岩場とメリハリのあるコース。西側から登り、東側へ降りる方が、登り応えもあり膝への負担も軽そうにも感じます。

コメント

norisuke

楽しそう♪♪
こんばんは☆

このコース、手持ちのガイドブックに載っていて気になってました。
巨岩、展望、岩場と見どころ満載ですね
私たちが行くなら、逆走かなぁ。
岩場や急坂で楽しみながら登り、遊歩道並の整備登山道で下る方がよさそうです

inakabus

楽しめると思います〜☆
コメントありがとうございます。

少し前に有馬富士、西谷の森と『この辺り』の山を歩かれた記事を拝見しておりました。アクセスはあまり変わらないと思いますので、機会あればお試しください

改めてnorisukeさん、お子さんの歩かれた記録を拝見致しましたが、このコースならお子さんも楽しめるかと…並？のお子様連れには少々ハードだと思いますが、ある意味丁度好い加減かと

私も次回は逆走を試すと思いますが、能勢の郷側より２１世紀の森遊歩道に入るのが解り易いと思います。
以前は秋の週末に訪れたのですが結構な人手でした。可能なら平日の方がのんびり楽しめるかと思います