播磨の名峰 高御位山(たかみくら)
- GPS
- 03:39
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 481m
- 下り
- 482m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
その他、一の池公園や長尾登山口にも駐車場あり ※山頂にトイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に岩場の山。急な傾斜が多い。 雨が降ると危険。特に下り。 |
写真
感想
今日は雨のつもりでのんびりするつもりでしたが、朝起きたら「晴れてる!」ということで、急遽、山に行くことにしました。
気軽に登れるところで、ということで播磨の名峰である高御位山(たかみくらやま)へ。
兵庫県の加古川市と高砂市の境に位置しています。
高砂で生まれ育ち、加古川の高校に通った自分からしてみればまさに地元の山。
高校の校歌にもこんな感じで出てきます。
「思いぞ深き たかみくら
春秋眺めつ 結びし友情」
小学校のときにキャンプや林間学校で何度か登った記憶があります。
この山が名前のある山に登った最初の登山だと思います。
そんなわけで25年ぶりぐらいにこの山に登ることになります。
標高は304.2mと長野県に住んでいる方らかしてみれば「それって山なの?」と思われるかもしれませんが、平地から一気にせり出した山なので、よく目立ちます。
山そのものが花崗岩の岩。
これが特異な景観を生み出しています。
頂上は断崖絶壁で播磨平野と瀬戸内海、淡路島をはじめ瀬戸内海の島々が一望できます。
海が見える山はとても気持ちいいです。
そして、低山ながら稜線歩きも楽しめるんです。
これまで、富士山をはじめ南アルプスや北アルプスの高山をいくつも歩いてきましたが、山の価値と言うものが標高だけで決まるものではないことを教えてくれる山でした。
■登山口〜百間岩〜鷹巣山
鹿嶋神社のでっかい鳥居をくぐって出発。
参道をちょっと歩くと社殿があり、その脇に登山口があります。
ちょっと登ると展望台があり、ここから上がど〜んと急斜面の岩場です。
これが百間岩。
かなりの急斜面ですが、鎖、ロープがないので慎重に。
雨が降ると危ないです。特に下りは。
登りきると、山頂に続く稜線が一望できます。
稜線を少し歩くと鷹巣山に到着。
暑いです…
■鷹巣山〜高御位山〜鷹巣山
鷹巣山からは緩やかなアップダウンを繰り返しながら稜線を進んでいきます。
標高250m〜300mぐらいだけれど、景色がよくてとても楽しい稜線歩き。
風が心地良いです。
途中、焦げ臭い匂いが漂うところがあり、ここが数年前の山火事の跡ですね。
黒く焦げた木々と地面が痛々しいです。
最後、ちょっと急な岩場を登ると高御位山の頂上です。
登りは1時間45分ほど。
なかなか人が多いです。
断崖絶壁の上が一番高いところっぽいです。
播磨平野が一望。その奥には瀬戸内海と淡路島、小豆島も。
海が見える山は好きです。
twitterで「山頂なう」したら、ちょうどそれを見つけてくれた方がいらっしゃって、声をかけてくださいました。
相互フォローしてしばらく楽しく山談義。
twitterを初めて1年半ほどになるけれど、こうした出会いは初めて。
なるほど、山頂に着いたときに山の名前で検索すればいいのかぁ。
今度からやってみようっと。
でも、あまりに人が多いと見つけられなさそう。
■馬ノ背〜登山口
帰りは往路通った稜線を戻って、馬ノ背から下りました。
ここもなかなかの急斜面の岩場。
でも、百間岩ほどではないかも。
しっかりした靴で歩けば、ちゃんとグリップしてくれる岩です。
小学生のころはこのコースで登ったような気がしてきました。
下りは1時間弱でした。
高御位山はコースが豊富。
長尾登山口からは1時間以内で登れるそう。
また、百間岩から南側にはJR曽根駅に向かって播磨アルプスと呼ばれる稜線が続いています。
このあたりをしっかり歩くのも楽しそう。
でも、夏は暑そう…。これは低山の宿命か。
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