福地山(笠ヶ岳〜槍・穂高〜焼岳まで一望の山)

2019年08月31日(土) [日帰り]

• GPS: 172037:12
• 距離: 7.8km
• 登り: 795m
• 下り: 796m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:23
• 休憩: 1:44
• 合計: 5:07

9:30 福地温泉
10:30 10:35 下部の分岐
10:52 10:53 無然平
11:00 11:05 上部の分岐
11:20 谷川コースと合流
11:28 11:32 第三展望台
11:47 11:55 第四展望台
11:55 乗鞍展望台
11:59 13:12 福地山
13:25 13:26 第三展望台
13:44 13:47 無然平
14:29 14:33 福地温泉
14:37 石動の湯到着

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場は、『石動の湯』の看板から小路に入るとあります。
無料でMax.20台くらい停められます。
当日は、9:30頃の到着で2台目。1台目の車は、登山者ではなかったようです。

コース状況／危険箇所等

登山道は、良く整備されており、危険個所は、ありません。強いて言うなら、上の分岐から先の尾根コースは、根っ子だらけの急登です。縦根っ子も沢山露出しているので、スリップ注意！
濡れている時の下りには、使わない方が良いかも。

午後になると雲が湧くかもしれないと思ったので、登りは尾根・尾根、下りは谷川・谷川を選択しました。
谷川コースは、圧倒的に楽ちんです。かなりハイペースで歩けます。でも、展望はありません。

その他周辺情報

下山後のお風呂は、駐車場から50mほど奥にある”石動(いするぎ)の湯”へ。300円也。
とってもお安いのですが、ボディソープ、シャンプーは置いてあるものの、カランもシャワーもありません。髪を洗った後、湯船のお湯で流すのはちょっと気が引けたので、掃除用の水道栓の水で流しました。
でも、下山後に汗を流すだけなら十分でしょう。気持ちよかったですよ。
どうしてもシャワーが無いと嫌だという方は、”平湯の森”が良いかな。内湯+露天風呂が7つくらいあります。この規模で日帰り入浴500円は格安だと思います。

夕飯は、松本まで下りて、洋食屋さんの"どんぐり"へ。いまから〇〇年前、大学生の頃良く通ったお店です。当時は、松本駅前の地下にあったな。
相変わらす、美味しくてボリュームたっぷりです。

写真

奥飛騨クマ牧場の近くでR471から分岐道に入り、『石動の湯』の看板から細い道に入ってください。google map では、『昔ばなしの里』と書いてあるところです。

登山者用の駐車場は、右に分岐した奥です。

昔は、テニスコートだったようです。きれいに並べれば、20台くらい停められます。
無料です。

福地温泉朝市の前を通って、元の道へ出ます。
地元で取れた野菜なども売っていました。

レトロな看板が並びます。

朝市の隣に公衆トイレがあります。

元の道まで戻るとコースの概要が分かる案内板があります。

石動の湯と道を挟んだ反対側が登山道入り口です。

ここからスタートです。

よく整備された樹林帯の中の道を行きます。
直射日光が当たらないので、まだ涼しいです。

最初に現れた展望。
焼岳？

えっ、そうなの。出るの？
時々、手をパンパン鳴らしながら進みました。

道は整備されているのですが、前日までの豪雨で道が川になっていたのでしょう。水が流れた跡がえぐれていて凸凹して歩きにくいです。

ん〜、私としては、あと〇〇分と書いてくれたほうが、ありがたいかな。
私、こういうの、絶対途中で数がわからなくなるんです。
指は10本しかないし。(そういう問題じゃないってか？)

最初の分岐。
尾根コースへ進みます。

出たぁ〜。
槍様。

ピンボケしているけど、アップで。
本当は、そちらにお邪魔する予定だったんですけどねぇ。
来年行くからね。

焼岳。

無然平。
ここで、尾根コースと谷川コースが合流。

無然平から少し行くと、2度目の分岐。
ここも尾根コースを選択。

いきなり根っこだらけの急登。
縦根っこがたくさんありますので、スリップ注意。

山頂→右 とありますが、こちらへ行くと第三展望台をパスしてしまうようなので、左へ行きます。

第三展望台を目指します。

ここからも、どーんと焼岳。

ん？
どっち方向を撮った写真か忘れてしまいました。

第四展望台。
あれ？ 第三展望台はどこだったの？

左が焼岳。右は？

乗鞍岳展望台。

山頂に到着。

北方向に笠ヶ岳

北東方向には、槍・穂高。
残念ながら、ガスってる。

ぐっと間近に焼岳。
迫力あり。

今日のお昼は、きわめてシンプル。
もともと予定していなかった山行だったので、何も用意していなかった。

下りは、早い。
あっという間に上部の分岐。
今度は、谷川コースへ行きます。

谷川コースは駆け足で下りられるくらい楽ちんです。
もう下部の分岐に到着。
一気にペースが上がりそうになりますが、もったいないので、ゆっくり、ゆっくり。

これが雷・雨避難小屋？
雨はしのげますが、ベンチはかなり汚れていました。

無事に下山。
駐車場からすぐの『石動の湯』。
古民家ですね。

中はこんな感じ。
いろりがあって、いい雰囲気です。

感想

galant

大雨のため、本来予定していた山行を中止。
8/31(土)は、お昼にどこかで蕎麦でも食べて、明るいうちに帰るつもりでしたが、深夜に”てんくら”を見ると、あれ、明日は晴れるかも？
ならば、このまま帰る訳にはいくまい。山の装備は、揃ってるし。
日付が変わってから山探しを開始。
3〜4時間で登れるお手軽コースでかつ登山指数Aの山を探したが、なかなか見つからない。
でも、ありました、福地山。
聞いたことがない山だけど、条件にぴったり合致。
登山道はよく整備されているし、槍・穂高も望めるし、温泉もあるし、お手軽だし、なかなか良い山でした。根っこのルートさえ使わなければ、お子さんと一緒でも安心して楽しめます。

当日、山でお会いしたのは、3人だけ。残念ながら、スーパースターがひしめくこの山域においては、あまり目立たない存在なのかもしれません。
奥多摩だったら、かなりの人気者になれるのに、かわいそう。
福地山を目的にして岐阜県まで行くことはできないけど、何かのサブプランとしては、また行っても良いかなと思います。