柳沢峠から黒山鶏冠山、大菩薩嶺を経て上日川峠へ
- GPS
- 05:30
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 991m
- 下り
- 883m
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
柳沢峠迄、臨時のバスが出ているこのバスを使ってこの間つなぎ損なった雁坂峠と雁峠そして柳沢峠を結びたい。
ところがコースタイムが長すぎてバスの時間と合わない。
地図を前日迄にらめっこしていたが、やっぱり無理でもせっかくだから柳沢峠の臨時バスは使いたい。というこで本末転倒のようであるが、黒川鶏冠山に登ることにする。
そして、大菩薩につなげることにした。
梅雨の合間を選んだはずだが天気は怪しい。
果たして、塩山より柳沢峠に近づくに連れて雨が降り出した。
柳沢峠でやや小雨になったものの一人寂しく黒川鶏冠山に向かって歩き出す。
バスに乗って来た人々はみんな反対方向へ三窪高原に行くようだ。
でも木々の新緑の美しいのはどうだろう、心が洗われるようだ。
実はこのコースもタイムがぎりぎりである。通常のタイムでは上日川峠の最終に間に合わない。だから、新緑に心奪われながらももくもく歩く。幸い雨は上がって来た。
黒川鶏冠山は少しややこしい。正確には黒川山と鶏冠山なのだが、黒川山のピークがよく分からない。三角点はあるが山名標識がないのでここでいいのかどころかが分からないのである。先には見晴台というところがあるようだが、三角点のみで鶏冠山に急ぐことにした。結果的にはこれが良かった。
鶏冠山もまたややこしい。山頂と思ったピークには何もない。先客がいたがお互いにここが山頂と顔を見合わせている。少し木々の間に目をこらすと先に踏み後が通常続いている。その踏み後を進むと果たして鶏冠神社があった。ガイドにあったとおり一方が断崖でなかなか見晴らしがいい。折しも雲が切れて来て山々が見え隠れする。ゆっくり休みたいところだが狭い山頂にはお店がいっばい広がっていた。そうそうに撤退することにする。
鶏冠山から黒川山の山頂の分岐まで戻り、もう一度黒川山に登って山頂標識を捜すかを考える。結局が、やはり先程の三角点が最高点と考えて先に進むことにする。
六本木峠迄の道の途中で本格的な雨が降る。雨具を完全装備するが足どりは重い。
しかし、六本木峠に着く頃は再び雨も止み、時間も予定時間より1時間近く早く歩くことが出来ていた。時間的には余裕ができた。
ここから、丸川峠迄は奥秩父らしい道を歩く。コメツガの苔むした道、いい道だ。
出会う人もほとんどおらず、樹林の中を静かに歩く。突然、樹林帯が切れたなと思ったら丸川峠だった。峠は開けて山つつじが咲いていて気持ちの良さそうなところだ。休むには最適な場所なのだが、天気が気になって先を急ぐことにする。
ここから登山道は登りとなって行く。さして急な登りではないもののほとんど休憩無しで歩いていた為、足取りは重い。
急に人は増えて来る。大菩薩から丸川峠を経て裂石に下るルートは人気のらしい。
だいぶモクモクと歩いて道が尾根筋に乗ったと思ったら大菩薩の山頂に着いた。4
これで黒山鶏冠山と繋がった.
少し休憩したのち、時計を見ると2時15分、バスは4時発だが、ここからの時間は1時間10分、ところがその前に3時発のバスがある。
ちょっと間に合いそうもない感じ。
でも頑張るだけ、頑張ろうと休憩もそこそこで山頂を後にする。
雷岩では人がいっばい休んでいた。幸い雨も完全に上がり休憩するのであればいいところだ。
唯、大パーティーが下山を開始始めたのを見てあの後になったら大変と先を急ぐ。
上日川峠への急な下りをどんどん下る。それでも福ちゃん山荘では後20分のところを10分となり、さすがに諦めた。
しかし、それでも早足で歩き続けると3時ちょうどに峠に着き、なんと、まさにバスが今出発しようとしていた。ぎりぎりセーフ。
後は満員のバスで駅まで1時間弱。結構、これが足に来ました。
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