鳳凰山〜御座石鉱泉〜
- GPS
- 12:32
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 2,365m
- 下り
- 2,358m
コースタイム
- 山行
- 3:43
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 3:51
天候 | 晴れ時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中道では、木の根に注意。 |
その他周辺情報 | 武川の湯 820円 |
写真
感想
「日曜の朝、テン場合流ね!」とスラさんのフットワークの軽さから始まった今回の山旅?
久しぶりにスラさんから連絡を貰い、嬉しいwaniko。
だが、仕事が少々忙しく、返信を1週間怠ってしまった。
「あ!!!!」と気がついて慌てて「今週末に単独テント泊で鳳凰の予定、如何?」と返信。
すると冒頭のメッセージがスラさんから届いた?
そう、wanikoは、土曜に入山。
スラさんは日曜早朝の入山で、鳳凰小屋テン場で合流するのだ。
wanikoは、スラさんの軽すぎるフットワークに感激!
そして、久しぶりに一緒に歩けるのがとても嬉しく、楽しみになった??
土曜は、朝の3時に家を出発。
登山口は、6時出発の計画。←テン場で呑んだくれの時間を楽しむ計画。
だが、wanikoが目を覚ましたのは土曜の6:47!
しかも、寝坊する夢を見ながら目を覚ました。
正夢が早すぎる。
とはいえ、10:00までに御座石鉱泉を出発できれば、テン場には15:30に着く。
wanikoは、車に飛び乗った。
御座石には、9:40についた。
未舗装の道を心配したが、wanikoのFR2駆でも余裕!お腹もすらなかった。
いざ出発!登山口を写真におさめると「登山者名簿に記帳して」という看板が。
登山届は、ネットで提出済み。
だけど、wanikoは真面目だから記帳へ。
すると、ワンコが凄い剣幕で吠えてきた。
犬好きのwaniko。ワンコに「なんで吠えるの〜怖くないよー?」と話しかける。
wanikoは、気がついた。
「一人の時に知らない犬に話しかけるなんて。。。あぁ、自分は1人を楽しめる人間になったのだ」と。
少し寂しく感じたけれど、嬉しくもあった。
記帳して、再度登山口へ!
しゅっぱーつ!
ただただひたすらに…燕頭山まで急登を登る。
途中で3組のパーティーを抜かした。
「あら、みんな出発が遅めなのね!」とwaniko一安心。
1時間に一度は何かを口に入れるように心がけているwaniko。
クッキーをくわえながら歩いていると、目の前に急に女性が現れた。
ぎゃ!っと勝手に一人で驚くと、その女性もwanikoの反応に驚く。
「ごめんなさい💦驚いちゃって」と平謝り。
wanikoは、こうやって人と遭遇すると多々驚くことがある。
この驚き癖、直したいな…。
また、今回からは、急登に飽きないよう、音楽を聴きながら歩くことにした。
すると、ノリノリで歩けることが判明!←少し盛ってるけど。
正直に言うと、少しだけノリノリ。
ということで、単独のときは有かもと思った。
燕頭山で10分ほど休憩し、再び小屋を目指す。
するとすぐに鳳凰小屋に到着(wanikoの感覚)。
3時間45分で着いちゃった?あれ?と呆気に取られる。
もっと時間がかかると思ってたのに。。。。
受付を済ませ、呑みながらテントを張る。
テント場は、平らでいい!
wanikoのお家完成!
次は、テントの中でゴロゴロしながら呑む。
そう、wanikoじつは。。。。寝るの呑むの大好き(´ω`*)
wanikoの本性は怠惰なのだ。
そして、いつの間にかお昼寝。
16時半頃、目を覚ます。
夕陽!
地蔵岳まで登って夕陽をみるか…いや雲が多めだから見れるのか?
自問自答を繰り返す。
小屋のお兄さんに今日は夕陽見れるかな?と聞くと微妙そうと。
やっぱり…うーむ悩むwaniko。
するとお兄さん、小屋から5分下ったところなら、富士山が焼けるの見られるかもよ?と!
名案!!
17:50くらいにそこへ。
あれ?富士山が見えない。。。見えるのは雲だけ(*´ω`)
まあ、いっかとwaniko。
なぜなら、そこは電波がバリバリ入ったからだ。
お山では、携帯を触らないと決めていたが、電波が入るとつい…。
携帯の用事が終わり、富士の方をみるとくっきり富士山!!!!
つい、「わぁ!!」と声を出すwaniko。
ここぞとばかりにシャッターを切る。
独り占めの富士山に満足。
テン場に帰り、スープパスタを作る。
最近の流行りは、塩とコショウを多めにすること。
そうするとお酒によく合うからだ。
塩と胡椒さえあれば、wanikoは生きていけそうな気がした。
お腹もいっぱいになり、夜中にトイレに行くのは怖いので、トイレに行ってからおやすみなさい。
2日目(スラさんとの再会)
3:30に起床。テントから顔を出して、星が見えるようであれば地蔵岳に行き朝陽を見ると決めていた。
テントから顔を出すとくっきり星空!!
※今思うと、視力の悪いwaniko。めがねもコンタクトもせずに何故見えたのか。。。謎。
よーし!登る気満々!
急いでスープを飲んで支度を整えて地蔵岳へ。
地蔵岳へは、1時間程度。
空身のwaniko。空身は楽だと実感しながら歩いてると。。。
あれ?藪こぎチック。
そう、沢っぽい所を渡らずに間違えて直登。
間違いに気が付き、GPSで確認。
まあ、戻らなくてもこのまま登って左にいけばいいと判断。
でも、トレースの少ない砂地は歩きにくい!!
はやく、しっかりトレースのついた場所に出ないかなーと。
結局最後の斜面をトラバースし、くっきりとレースに合流。
おお!歩きやすい。
みんなの踏み跡すごい!と感動。
地蔵岳には4:35着。
日の出までおよそ40分。
風は冷たいし待てないよーとwaniko。
風から身を守るためハイマツに隠れて日の出を待つ。
(お花摘みしていると思われたくないなーと思いながら…)
だんだん、東の空が明るくなるも肝心の太陽さんのところだけ雲が多い。
ちーん・・・・。
折角来たのに。とはいえ、周りの雲が焼けて美しい。
そこを写真におさめ、早々に撤収。
だって、寒いんだもん。
小屋までの下りは間違えないよー!ほほーい!と下る。
と、少し遠くの左手側から男性お二人さん。「辛いよー」と話している。
「あ、あのお二人も間違えたんだー。そりゃ辛いよそこは」と心の中で言う。
するとお二人さん「おはようございます!」と挨拶してくれた。
wanikoも「おはようございます!!」と挨拶。そして、立て続けに「そこ間違えますよね!私も間違えて…」というと。
お二人さん「え?ここのルート違うの?」と。
waniko「違いますよー♪そこをトラバースしてこっちに来ればくっきりトレースで歩きやすいですよ〜ではでは〜」と伝えた。
あー、みんな直登して間違えるのかー、暗闇に潜む小さな道迷い的なものだなと思った。
下りつつ、wanikoがどこでルートを間違えたのか確認。
ここかー!!と間違えたポイント発見。
うーん、確かに間違えやすいわ。。。
×マークがあるけれど、暗闇だとみにくいしwanikoの目線より断然上。
次から気を付けよーっと少し反省してテント場についた。
地蔵岳で食べようと思っていたドーナツ。
でも、急に発症した顎が開かない症でピークでは食べられず…
(山はストレスフリーのはずなのに…歯を食いしばっていたのか?)
小屋に戻る頃には、大きな口を開けて食べることができた。
お気に入りのトマトスープと一緒に。
朝食終了!
スラさんとは、8時くらいに約束。
それまでwanikoはテント場で待機。とはいえ、まだ6時。
もうひと眠りしよ〜帰りの運転もあるし!とひと眠り。
6:50頃に目を覚ます。
まだまだ時間あるな…寝袋は天国♪♪ゴロゴロ…
また眠るかと思うも、歯磨きだけはしておこう!と水場へ。
ぼけーっと歩いて水場へ。
すると真横から「おおおおお!」と。
waniko「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」と驚き。
3年ぶりのスラさんがもう、いたのだ。
「何でいるんですか?!」とwaniko。←そりゃ約束してるからいるに決まってる。
スラさん「3時間で上がって来れちゃった」と。
スラさんの足の速さに驚愕。
というか…waniko撤収準備何にもしてないよ!!!!!!と報告。
もうひと眠りしようと考えてくらいだもん。
するとスラさん「ゆっくりでいいよー」と。
wanikoその言葉に甘えてゆっくりと歯磨きをして撤収作業を。
何故、その言葉に甘えたか?
ええ、見てましたよ、waniko。
スラさんの右手近くに置かれていたビールの缶を。
そこにビールの缶がなければ、急いだかもしれない。
けれどビールの缶を見てしまえば急ぐ訳ないよね〜。
とはいえ、30分程度で撤収完了。
8時に小屋を出発した。
近道を通り、観音岳を目指す。
稜線に出るまで急登。
スラさんは後ろから話しかけてくる。
wanikoは、それに答え、息がきれる
スラさん、全く息が切れていない(笑)
凄いなーと思う。そして、waniko、少々沈黙。
けれども、3年ぶりだし、話したいこと沢山!
そこで、waniko、息が切れない様に話す作戦に変更した。
どんな作戦に?
『質問する作戦!』
wanikoが質問すれば、「うんうん」と聞き手に回ることができ、息を切らさず歩ける。(あはは、スラさんごめんなさい。)
そんなこんなお話ししながら稜線へ。
するとスラさん、おもむろにシャッターを押す。
あれ?3年の間にカメラ兄さんに変わっていると思った。
とはいえ、wanikoもこの3年の間にカメラを手に入れ、カメラ姉さんになった。
3年の月日を覚えた。
観音岳、薬師岳を周り稜線歩き終了。
意外と短い稜線歩き。
もう少しお山の上の時間を楽しみたい!と思うも風が寒い。
カメラ兄さん、薬師小屋が10分行ったところにあるからそこで休憩しようか!と。
waniko大賛成。
薬師小屋で1時間休憩。
その間、雨は降ったり止んだり。
雨が止んだ隙を狙い、出発。
小屋を出て、60歩くらい歩くとカメラ兄さんの足音が聞こえなくなった。
あれ?後ろにいない??
振り返ると、やはりいない。
う?忘れ物チェックをしに小屋に戻ったかな?
でも、最後に忘れ物チェックしてたよなーと思いwanikoは、赤い実のついたナナカマドの写真を撮る。
カメラ兄さん、戻ってきた。
「どうしたんですか?」と聞くとカメラ兄さん、「タオルが見当たらなくて💦」と。
あーあの茶色いタオルかと思うwaniko。
休憩前に薬師岳でザックを降ろしたから薬師岳にあるかも!と上で確認するも見当たらない。
カメラ兄さん「風で飛ばされたか、僕のファンが持って行ったかなー♪」とポジティブ。
風で飛ばされたなら、風は西から吹いてるから、下山する方向にあるかも!と探しながら歩くもない。。。
ま!よくあることだ!
と、タオルのことは忘れて急坂を下る。
樹林帯に入ると、湿った根っこだらけ。
滑るよね滑るよねと注意して下る。
けれども永遠に根っこ。
そりゃ、転びますよ。一度くらい。。。
ついにwanikoは、足を滑らせ転んだ。
はい、カメラ兄さんの出番です。
カメラ兄さんwanikoの転んだ画に大喜び。
「ちょっとまって!そのまま」とシャッターを押す。
wanikoも調子に乗り、ポーズをとる。
とはいえ、危ないので気分転換にカメラ兄さんと先頭を交代。
来ましたー、カメラ兄さんも木の根に滑り転倒。
だが、兄さんの運動神経は抜群にいい。
なので、すぐに立ち上がる。
すると兄さん「何でおれの転んだところを撮ってくれなかったのー」と。
waniko叱られた。
次こそはと構えつつ後ろをくっついていく。
兄さん二回目の転倒。
けれども本当に立ち上がりが早いため、wanikoまたもやシャッターチャンスを逃す。
次の山行のときは、絶対に写真に収めるぞと心の中で誓うwaniko。
そんなこんな長い下りに飽きつつも無事に林道へ。
林道から近道に入り渡渉を3回。
うち2回はショボい橋を渡る。
wanikoは、兄さんに「渡るの待って!」とカメラを構える。
兄さんの渡る様子を収めるも橋がショボすぎて画にならない。
それを報告すると、出ました!兄さんの50歳代ポーズ!(50歳代の方が写真を撮られるときのポーズの傾向として、ピースのVが顔からい遠く且つ両手でVを作るのだとか。)
画にならないところも画にしてくれるサービス精神のカメラ兄さんにwaniko爆笑。
青木鉱泉に着くとカメラ兄さん、「クンクンクン🐕」と鼻を利かせ、御座石へ延びるルート探し。
wanikoの鼻は鼻炎患いのため、利かない。。
カメラ兄さんの鼻を頼りにそれらしき方向へ。
しかし、兄さんの鼻は利きが悪かった。
「こっちは行き止まりですよー、しっかりと鼻を利かせてくださいよ…」とwaniko。
道を戻り、駐車場の方へ。
すると左手に御座石へのルートらしき道を発見。
waniko「あれじゃないですか?」
カメラ兄さん、「いやー・・・あれ???そうかも!」と。
あれ?鼻炎のwanikoの鼻の方が利いていたか?と思った。
御座石のルートに入ると最後の止め!の急登。
兄さん、楽々。
wanikoひーひー。
とはいえ、ヒッチハイクも失敗しているので、登らないわけにいかない。
頑張って登り終え、ハッピーロードを歩くこと200メートルくらい。
今度は、御座石に降りる急な下り。
wanikoトラップに引っかかり「わぁ!!」と躓く。
転ばなかったものの前を歩く兄さんは、殺気を感じたのだろう。
兄さん「ちょっとー道連れにしないでよー」と。
waniko次に躓いたら、その勢いでジャンプして兄さんのザックを掴めばいいんだと考えた( ̄ー ̄)
その延長で、ここで滑落しても木に引っかかるから大丈夫だねーなんて話しながら無事に御座石鉱泉駐車場に到着(*´▽`*)
カメラ兄さん、wanikoの山行に駆けつけてくれて本当にありがとうございました!!
思い出し笑いするくらい楽しい山行になりました(´▽`*)
あと、お隣に車をとめていたお姉さん、会う度に話しかけてくれて嬉しかった〜!!
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