焼岳は快晴のコントラスト


- GPS
- 07:50
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 833m
- 下り
- 821m
コースタイム
天候 | 快晴のちはれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・自宅を出てからほぼ5時間 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口の表示は小さいです。駐車場の中にありますので見逃すことはないと思います ・歩いて行くと火山であるがゆえの注意書きがあります ・道は一本道で迷いません ・泥濘、浮き石階段、ハシゴ、ざれ場には注意 ・『広場』近くから山頂部がみえますので、多くの人はあがります ・山頂部は天気が良ければ上高地はもちろん北アルプス、南アルプス、富士山、笠ヶ岳などが見えます ・噴火性微動があるなど火山がいつ活動するかわからないですので、硫黄のにおいが漂ってるとともに、注意が必要です(ヘルメット着用など) ・コース定数22 |
その他周辺情報 | ・桂川の新島々よりやや上流右岸にある竜島温泉せせらぎの湯(510円、22時まで営業)に行きました。お湯がオイリーっぽく、つるつるでよかったです ・翌日上高地を散歩。徳沢園の野沢菜チャーハン(ランチ限定)狙いでウォーキングしました。おススメです |
写真
感想
9/9台風通過地ほか無事をお祈りします。9/8-9/9に富士山に行く予定を変更。天気の良さそうな北アルプスの百名山焼岳を、中の湯温泉からのピストンで訪れました。
思わぬ快晴で、北アルプスが一望。槍ヶ岳の穂先、穂高連峰、笠ヶ岳、乗鞍岳、鷲羽岳など並みいる秀峰を展望できました。岳沢小屋と雪渓もよかったです。対面の霞沢岳もずっと向き合ってくれました。やはり一番なのは、セクシーな槍ヶ岳の穂先でした。
焼岳は山容が『ザ・火山』。北アルプス唯一の活火山だそう。前半は樹林帯の濃い緑。広場からの後半は明るい緑の草原を山頂を見ながら沢沿いを登りつめます。そして山頂部は活火山の白と茶。このコントラスト、モザイクが楽しめます。
コルにつくと魅惑の眺望が広がり、疲れを吹き飛ばしてくれます。
噴火で上高地の大正池を作ったという焼岳。近年は1962年に大噴火。最近も火山性微動が発生しています。いつ噴火が起きてもおかしくないのかもしれません。山頂付近の硫黄臭はかなり強かったです。
下山後温泉に浸かっていると、焼岳小屋に長年働いていた方に遭遇。1962年の噴火で小屋が消失したさい、番人の1人が帰宅せず葬式しようと準備していたら生還したというエピソードをたまたま聞きました。裸足で西の平湯方面に命からがら下山したそうです。
焼岳はやはり上高地から。翌日上高地を散策して帰宅しました。
『小兵』で『半日で往復できる易しい山』(深田久弥氏)に難儀しましたが、
父親が取り残して亡くなった百名山18座のうちのひとつが焼岳です。わたくし自身これまで35座ほど登りましたが、取り残し分の登頂はようやく6座。残りは12座となりました。
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