鬼が出るか大江山プチ縦走
- GPS
- 03:46
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 727m
- 下り
- 525m
コースタイム
9:55鳩ヶ峰〜10:25大江山10:40〜11:00鬼嶽稲荷神社・鬼の洞窟ピストン(約20分)・昼食11:40〜
天候 | 薄曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鍋塚登山口へは、自転車で移動(約2.5km、-200m高) |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回、鍋塚への登山口として使ったコースは、2万5千分の1の地図に書かれており、登り口の踏み跡もはっきりとしていたが、途中獣除けのネットが何重にも施されており、先の踏み跡もはっきりしていない。鞍部へ上がる車道をたどった方がよいだろう。 鍋塚から大江山へいたる縦走路は、道標も整備され、コースもはっきりして歩きやすいと思う。 鍋塚・鳩ヶ峰鞍部の広場(駐車可能)、鬼嶽稲荷神社には綺麗なトイレがある |
写真
感想
梅雨の季節、西南のほうから天気が崩れるとの予報もあり、北の方が良いだろうと、京都北部の名峰大江山に登ることにした。
鬼退治で有名な大江山、大江町へ入った途端に、「鬼の・・」といった看板がやたらに増え、道端に鬼の人形が多くなるのも愛嬌だろう。
今回は、大江山だけを単独で登るのも一寸物足らないようなので、鳩ヶ峰、鍋塚を組み合わせた一寸した縦走にするため、大江山の八合目にある鬼嶽稲荷神社に車を置いて自転車で鍋塚の登山口へ戻ることにした。早朝に着いた神社からは薄っすらとした朝靄の上に山々が浮き上がり、チョッピリ幻想的な感じで、この日の天候の良さを予感した。
鍋塚の登山口は、2万5千の地図を参考にしたもので、標識の立つ場所から踏み跡を辿ってみた。最初は、獣除けのネットや、途中ルートの少しわかりにくいところも有ったが、途中の車道を経由して大江グリーンロッジからの登山路と合流し、無事に縦走路へ。
360度の展望台である鍋塚山頂は直ぐ間近であった。山頂の北側からは宮津湾が望めるが、天橋立は残念ながら見えないようである。この付近の山には登ったことが無いため周辺の山々を同定することはできなかったが、唯一北東に双耳峰の青葉山だけは神社のところに有った展望図から確認することができた。
鳩ヶ峰へかけての稜線には、樹高の高い木は殆ど無く高原状であるため、展望や足元などに咲く小さな花を楽しみながら歩くことができる。
鍋塚と鳩ヶ峰の中間にある峠(標高640m)には下から林道が通じており、トイレもある広場になっているので、ここに車を駐めて鍋塚と大江山の両方をピストンすれば余り高低差もなく楽なようである。
鳩ヶ峰山頂も鍋塚同様に展望がよく、写真を撮っていると時間を忘れてしまう。最後の大江山へ向かう。鞍部からの大江山への登りは、久しぶりに樹林の中の道となり、これはこれで日差しのきついときにはほっとする空間である。
今回のルートは何度か上り下りはあるものの高原状でそれほど標高差もなく、景色を楽しみながら歩けるので天気さえ良ければ気持ちの良いルートだと思う。
大江山も遠くから見た感じと異なり、南から西にかけて開けた広々とした山頂でベンチなどもありランチに最適であった。また北側に少し降りると(標識あり)、鍋塚方面が望める展望場所もあり、この日辿ってきた稜線を見渡すこともできる。
大江山の山頂から鬼嶽稲荷神社までは20分ほどで下ることができる。神社の奥にある登山口近くに鬼の洞窟(約300m)と書かれていたので、どんなものやらと往復してみたが、洞窟までは想像以上に下ることになり、シンドイ思いだけした感じである。
大江山は悪鬼の酒呑童子の里らしく、付近には鬼の人形があちこちに立っていて何となくほのぼのとする。帰りにグリーンロッジの隣にある鬼の博物館(300円)にも寄ってみた。
また、麓の内宮という場所にある元伊勢内宮と呼ばれる皇大神社は、伊勢神宮の元になった神社とのことで天照大神を祀る神社として伊勢神宮より数十年前に創建された歴史を持つらしい。近くに有る天の岩戸神社と合わせて帰路に立ち寄ってみた。
今日の歩行は、距離、累積標高ともにやや物足りないものであったが、天気も良く気持ちの良い尾根歩きとピークからの大パノラマを満喫できた一日であった。
今回の歩行距離: 8.2km 今年の累積距離:291.5km
今回の累積標高: 875m 今年の累積標高:23,476m
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