【不謹慎な支援】御嶽山 中の湯からピストン

2019年09月11日(水) [日帰り]

• GPS: 07:30
• 距離: 10.9km
• 登り: 1,394m
• 下り: 1,391m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:00
• 休憩: 1:26
• 合計: 7:26

距離 10.9km 登り 1,395m 下り 1,395m

6:41 黒沢口六合目・中の湯
7:03 7:09 日野小屋跡
7:21 7:22 飯森小屋(八海山支店)
7:33 7:39 黒沢口七合目・行場山荘
8:35 8:42 黒沢口八合目・女人堂
9:56 10:11 石室山荘
10:20 覚明堂休泊所
10:25 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
10:30 黒沢十字路
10:48 10:49 御嶽頂上避難シェルター(御嶽頂上山荘跡)
10:50 10:56 御嶽山
10:57 10:59 御嶽頂上避難シェルター(御嶽頂上山荘跡)
10:59 11:00 御嶽山
11:11 黒沢十字路
11:17 覚明堂休泊所
11:27 11:57 石室山荘
12:37 12:38 黒沢口八合目・女人堂
13:19 13:28 黒沢口七合目・行場山荘
13:37 飯森小屋(八海山支店)
13:50 13:51 日野小屋跡
14:07 黒沢口六合目・中の湯

天候

4時から6時半くらいまでまで土砂降り
その後晴れるが基本的に不安定
下山直前に再び夕立が

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路：調布IC〜伊那IC 361号で権兵衛峠越え開田高原経由でおんたけロープウェイ方面
駐車場：六合目中の湯駐車場　広い舗装駐車場　トイレポストあり
復路：八海山神社方面におりて西野川沿い北上　開田高原からは往路と同様

コース状況／危険箇所等

狩り払いがされたばかりのようで歩きやすい。
女人堂までは基本木段が付いている。
直前の雨で水溜まりが多数あった。

その他周辺情報

コンビニは19号線沿いに3軒あり

けやきの湯
大人400円　釣り客用の民宿らしい　家のような風呂だが無性に落ち着く

そば処　まつば
開田高原の蕎麦店　とろろそば1080円　しっとりと喉ごしのいい蕎麦と独特な風味のかえしが旨い　木曽の郷土料理「すんき」300円

写真

9/11 4:27

久しぶりの休みだというのに、伊那インター手前でいきなりの豪雨。しばらく止みそうにないので、このまま権兵衛峠を越えることに。

9/11 6:44

中の湯の駐車場に着く頃にはだいぶ雨もあがり。

9/11 6:52

なんて言ってたらライジングサン。よし。

9/11 6:53

スタートからなかなかの渡渉を強いられる。

9/11 6:53

誰かの忘れていったおにぎりがびしょ濡れで放置されていた。

9/11 6:55

入山のご挨拶。とはいえここはもう六合目なのだが。

9/11 7:05

これだけびしょ濡れなら山火事も起こるまい。

9/11 7:05

濡れた木段がいやらしい。

9/11 7:06

縦目は特に細心の注意を払って。

9/11 7:10

パイの実みたいなやつがいた。

9/11 7:33

休業中の八海山小屋。

9/11 7:33

見上げれば青空が。ワンチャンあるかな？

9/11 7:34

至る所にお社が。とりあえず鐘は鳴らしておいた。

9/11 7:43

しばらく進むとロープウェイルートと合流する。どうやら始発便よりは先に着けたみたい。

9/11 7:43

すぐに行場山荘。まだ開店前。

9/11 7:44

来年にはもう少し自由に歩けるようになっているといいのだが。

9/11 7:45

開山の祖、覚明行者が祀られている社。

9/11 7:46

と書いてあった。

9/11 7:47

沢が近いせいか苔がきれい。

9/11 7:47

オヤマリンドウはまだ眠ってる。

9/11 7:48

沢。細部に神が宿る。

9/11 7:54

少しガスるもいい雰囲気。

9/11 8:20

お？

9/11 8:38

広がる秋空。

9/11 8:40

女人堂に到着。

9/11 8:40

たわわに秋。

9/11 8:49

このまま回復してくれ。

9/11 8:52

女人堂は開店準備真っ最中。

9/11 8:36

ワンチャン。

9/11 8:53

黒い2人。どっちが光一でどっちが剛？

9/11 8:53

三の池からのルートは通行止めらしい。

9/11 9:00

キングオブコントにこんな3人組が出ていたような気がする。

9/11 9:02

早押しクイズのピコーン！ってなるやつみたいだ。

9/11 9:04

灌木帯を抜けると。

9/11 9:20

開けた！

9/11 9:24

ここで画角テスト。メインの18-270のフルワイド。

9/11 9:22

新しく買った10-17の寄り。

9/11 9:23

10-17の引き。立ち位置は一緒でもこれだけ広がる。こりゃ楽しい。

9/11 9:24

でも寄れるって、山では大事なのよね。

9/11 9:25

鐘の下には無数の木槌が転がっていた。

9/11 9:31

田の原の方の駐車場。

9/11 9:40

王滝ルートの尾根は現在通行禁止らしい。

9/11 9:47

真新しいが痛々しい。

9/11 9:51

あっという間にガス。みじけえ夢だったな。byクロトワ

9/11 10:05

石室山荘の前には分岐がある。小屋を通らない事も出来るがフラフラと。

9/11 10:07

行き止まりかと思ったら中を通れと。そういう事なんですね。

9/11 10:08

通過。だけじゃあ寂しいので腰掛けて小屋の方としばしおしゃべり。

9/11 10:17

子供の頃に散々飲まされたなあとか。

9/11 10:17

この御紋どこかで見たことあるなと思ったら八ヶ岳の竜頭峰のアレと似てる。何か関わりが？

9/11 10:31

覚明堂の避難小屋のトタンが風に煽られてパタパタと音を立てていた。

9/11 10:32

しつこいくらい行者像。

9/11 10:35

ここでラン風の方に抜かれる。寒そう。

9/11 10:51

足元にこういうのが増えてきた。よく見たら積もった火山灰が雨で固まった物だ。

9/11 10:56

山頂はガスの効果も手伝って荒涼とした雰囲気。

9/11 10:56

シェルター3基。

9/11 10:57

慰霊碑に手を合わせる。

9/11 11:00

過酷な状況で作業する方々。本当に頭が下がる。

9/11 11:01

至る所に。

9/11 11:01

生々しい傷跡が残る。

9/11 10:55

登頂。

9/11 11:02

たまに雲が薄くなるが結局晴れず。

9/11 11:21

あっちが池だろうか？

9/11 11:21

何にしろ展望もないので真っ直ぐ下る事に。

9/11 11:32

石室山荘まで来るとガスも取れた。

9/11 11:33

草紅葉もチラホラ始まって。

9/11 11:44

帰りも小屋に立ち寄り。おにぎりが一つ残っていたのでお味噌汁（400円）をいただきほっこり。

9/11 12:02

マイアスキー場か？

9/11 12:03

女人堂は思っていたよりもデカイ。

9/11 12:25

下ると晴れる。しかし山頂の方は終始雲が垂れ込めていた。

9/11 12:25

石室山荘振り返り。すごいところに建っているな。

9/11 12:26

通れない周回路が一番晴れていた。

9/11 12:26

ロープウェイ駅か？

9/11 12:33

開田高原が見えた。下山後はもちろん。

9/11 12:40

落ち葉の中にレモンイエローの可愛いやつ。

9/11 12:43

下界はそこそこ晴れているようだ。

9/11 12:48

しかし。

9/11 12:48

おびただしい数の石碑とどんより雲が何だか禍々しい雰囲気。

9/11 12:49

石像の足元ににはイワギキョウ。

9/11 12:49

きそふくしまスキー場かな？

9/11 12:50

女人堂というネーミングはやっぱりこういう事ですよね。

9/11 13:04

木曽駒ヶ岳方面は結局一度もお目にかかれず。

9/11 13:24

暗い森に戻ってきた。

9/11 13:25

よく見るとこんな所まで火山灰が降り固まっている。

9/11 13:30

新しいレンズでマクロ撮影。

9/11 13:33

いいオモチャを手に入れた。

9/11 13:36

シラタマノキ。

9/11 13:37

虫にも接写。

9/11 13:39

行場山荘内部。

9/11 13:39

ここも通り抜け出来るタイプ。

9/11 13:43

ゴゼンタチバナの赤い実。

9/11 14:06

遠くで雷ゴロゴロ。駐車場手前でパラパラと降り出した。

9/11 14:16

アキノキリンソウがそぼ濡れて。

9/11 14:17

ゴール。

9/11 14:18

よく見ると朝の水たまりの底にも火山灰が沈んでいた。

9/11 15:51

長い山道を下り西野川のほとり。パッと見完全に民家のような外観。けやきの湯。

9/11 14:54

お風呂も普通に家風呂サイズ。なんだかすごく落ち着く。

9/11 16:52

からの開田高原。そば処まつば。

9/11 16:20

無塩の漬物「すんき」をつまみにノンアル。

9/11 16:28

からのとろろそば。相撲中継観ながら至福の時間。

9/11 20:45

閉店間際の道の駅で地産野菜購入。これだけ買って500円ちょっと。中辛なんばん旨し。

撮影機器：

PENTAX K-50 PENTAX

iPhone XS Apple

感想

otkme

今回の台風で「不謹慎厨」と言う言葉を初めて知った。

自然災害なんかが起こると、ざわりざわりと自粛ムードが拡がる。そこに出向いた人たちを不謹慎だと非難したり、全く関係ない芸能人が笑顔で投稿しているだけでも苦言を呈したり。

主にネット民を指すスラングなのだとか。
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特に忙しいわけではないのだがダラダラと仕事がつながってしまい、半月ほど無休で勤労。夏のレジャーなどを含めるとかれこれ1ヶ月ぶりの山行。もちろん身体は鈍りまくりだ。

台風後で不安定なお天気の中、比較的良さそうな中央アルプス。桂小場からの木曽駒ケ岳でもと伊那に向かうも、未明に土砂降りの雨。予定を変更して権兵衛峠を越えて木曽方面、御嶽山へ。

痛ましい噴火被害から5年、コースには規制があるものの期間限定で剣ヶ峰までは行ける。六合目からのピストン。登山道は明瞭で歩きやすく、修験道所縁の石碑群を横目に山頂へ行き、慰霊の碑に手を合わせた。
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御嶽信仰の深い王滝村の方から御嶽山に登るルートは未だに規制が解けず、立ち入れないらしい。地元の方々は1日も早い修復と規制解除、何より観光事業の発展を望んでいるという。

訪れる支援。遊ぶ支援。笑う支援。

そんな形で関わることが非難されるのならば、ぼくは喜んで不謹慎のレッテルを貼られたい。