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Yamareco

記録ID: 2014766
全員に公開
ハイキング
朝日・出羽三山

【葉山登拝】葉山(畑コース〜岩野コース)【丁25.2】

2019年09月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:01
距離
13.6km
登り
993m
下り
987m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:23
休憩
0:38
合計
5:01
距離 13.6km 登り 993m 下り 994m
10:22
15
10:37
23
畑コース入口
11:00
11:01
6
一服台
11:07
11:09
14
聖仏平
11:23
11:25
7
大尊仏展望台
11:47
11:48
13
12:01
12:03
13
12:16
12:18
7
大つぼ石
12:25
12
12:37
12:55
12
13:07
13:14
6
13:20
14
大つぼ石
13:34
11
13:45
12
14:06
14:09
5
お田沼
14:14
32
岩野・樽石分岐
14:46
14
うば様
15:00
23
大円院跡
15:23
葉山市民荘
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
葉山市民荘
コース状況/
危険箇所等
道幅狭い。草葉に覆われていても片側は切れ落ちているので注意。特に展望の良い所。また、崩れている箇所もあり。所により藪うるさめ。
葉山市民荘を出発。
2019年09月08日 10:22撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 10:22
葉山市民荘を出発。
2019年09月08日 10:26撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 10:26
本当に久しぶりの快晴青空山行。
2019年09月08日 10:32撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 10:32
本当に久しぶりの快晴青空山行。
2019年09月08日 10:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 10:34
奥の方まで畑になっている。
2019年09月08日 10:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 10:34
奥の方まで畑になっている。
電柱が奥まで続いていると思ったらキャンプ場があるのだ。
2019年09月08日 10:36撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 10:36
電柱が奥まで続いていると思ったらキャンプ場があるのだ。
畑コース入口
2019年09月08日 10:37撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 10:37
畑コース入口
道が細い。
2019年09月08日 10:40撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 10:40
道が細い。
2019年09月08日 10:46撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 10:46
気持ちの良い樹林帯
2019年09月08日 10:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 10:49
気持ちの良い樹林帯
一服台
2019年09月08日 11:00撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:00
一服台
2019年09月08日 11:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:01
聖仏平
2019年09月08日 11:07撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:07
聖仏平
展望が開けてきた。
2019年09月08日 11:19撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:19
展望が開けてきた。
大尊仏見晴台
2019年09月08日 11:23撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:23
大尊仏見晴台
大尊仏見晴台からの展望
2019年09月08日 11:24撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:24
大尊仏見晴台からの展望
2019年09月08日 11:28撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:28
稜線に乗った。道が一部草地になっている。
2019年09月08日 11:31撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:31
稜線に乗った。道が一部草地になっている。
どうだん通り分岐
2019年09月08日 11:32撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:32
どうだん通り分岐
2019年09月08日 11:33撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:33
お花畑から葉山(の手前の手前のピーク)。奥には月山が見える。
2019年09月08日 11:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
9/8 11:34
お花畑から葉山(の手前の手前のピーク)。奥には月山が見える。
古御室山の稜線。あっち側にもルートがあるはず。
2019年09月08日 11:36撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:36
古御室山の稜線。あっち側にもルートがあるはず。
2019年09月08日 11:36撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:36
まずは小僧森へ。
2019年09月08日 11:40撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:40
まずは小僧森へ。
ちょっとした岩場あり。
2019年09月08日 11:41撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:41
ちょっとした岩場あり。
振り返ると、これまた村上方面がよく見える。
2019年09月08日 11:42撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:42
振り返ると、これまた村上方面がよく見える。
2019年09月08日 11:43撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:43
笹薮が道を覆うようになってきた。
2019年09月08日 11:45撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:45
笹薮が道を覆うようになってきた。
小僧森
2019年09月08日 11:47撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:47
小僧森
小僧森から尾花沢市方面
2019年09月08日 11:47撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:47
小僧森から尾花沢市方面
次は大僧森へ。
2019年09月08日 11:48撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:48
次は大僧森へ。
日の当たらない藪の中は湿っていて下る時には要注意。
2019年09月08日 11:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:49
日の当たらない藪の中は湿っていて下る時には要注意。
ああ、素晴らしい、この世界。
2019年09月08日 11:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 11:59
ああ、素晴らしい、この世界。
3か所ほど崩れている箇所あり。なお、展望の良い所は幅員狭いので要注意。
2019年09月08日 12:00撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:00
3か所ほど崩れている箇所あり。なお、展望の良い所は幅員狭いので要注意。
大僧森
2019年09月08日 12:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:01
大僧森
大僧森からの展望
2019年09月08日 12:03撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:03
大僧森からの展望
ついに葉山主峰が目の前に。
2019年09月08日 12:05撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:05
ついに葉山主峰が目の前に。
遠目でも立派だとわかる奥の院
2019年09月08日 12:12撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:12
遠目でも立派だとわかる奥の院
大つぼ岩
2019年09月08日 12:16撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:16
大つぼ岩
大つぼ岩から月山
2019年09月08日 12:16撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:16
大つぼ岩から月山
葉山の山肌
2019年09月08日 12:17撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:17
葉山の山肌
月山と葉山
2019年09月08日 12:18撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:18
月山と葉山
そして、快晴の葉山山頂に到着。
2019年09月08日 12:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:25
そして、快晴の葉山山頂に到着。
山頂には日陰が無いので、奥の院へ。
2019年09月08日 12:28撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:28
山頂には日陰が無いので、奥の院へ。
小さな池塘がある。
2019年09月08日 12:33撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:33
小さな池塘がある。
2019年09月08日 12:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
9/8 12:34
鞍部から葉山山頂
2019年09月08日 12:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:34
鞍部から葉山山頂
『天気の子』に出てくる鳥居みたい。
2019年09月08日 12:37撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:37
『天気の子』に出てくる鳥居みたい。
奥の院
2019年09月08日 12:37撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:37
奥の院
奥の院から古御室山〜鏡山の稜線
2019年09月08日 12:39撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:39
奥の院から古御室山〜鏡山の稜線
稜線上にある小さな草湿原
2019年09月08日 12:42撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:42
稜線上にある小さな草湿原
月山
2019年09月08日 12:43撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:43
月山
葉山
2019年09月08日 12:44撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:44
葉山
こうして見てみると、今回歩いた葉山の辺りだけ雲が無い。何という僥倖!
2019年09月08日 12:55撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:55
こうして見てみると、今回歩いた葉山の辺りだけ雲が無い。何という僥倖!
2019年09月08日 12:57撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 12:57
帰りは葉山山頂で地元?の方と雑談。
2019年09月08日 13:10撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 13:10
帰りは葉山山頂で地元?の方と雑談。
名残惜しくも葉山を去る。
2019年09月08日 13:20撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 13:20
名残惜しくも葉山を去る。
何度も葉山の稜線を振り返って噛みしめる。
2019年09月08日 13:20撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 13:20
何度も葉山の稜線を振り返って噛みしめる。
2019年09月08日 13:22撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 13:22
来た道を戻る。
2019年09月08日 13:23撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 13:23
来た道を戻る。
2019年09月08日 13:24撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 13:24
下り基調なので、大僧森のアップダウンも気にならない。
2019年09月08日 13:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 13:25
下り基調なので、大僧森のアップダウンも気にならない。
2019年09月08日 13:30撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 13:30
大僧森から。奥羽山脈の雲も取れてきたようだ。下山後はほぼ完全にとれた。
2019年09月08日 13:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 13:34
大僧森から。奥羽山脈の雲も取れてきたようだ。下山後はほぼ完全にとれた。
岩が濡れているので慎重に進む。
2019年09月08日 13:43撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 13:43
岩が濡れているので慎重に進む。
帰路の小僧森
2019年09月08日 13:45撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 13:45
帰路の小僧森
延長線上にあるのは面白山か。名前にそそられる。
2019年09月08日 13:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 13:49
延長線上にあるのは面白山か。名前にそそられる。
前日雨が降ったようなのだが、ぬかるんではいない。
2019年09月08日 13:55撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 13:55
前日雨が降ったようなのだが、ぬかるんではいない。
2019年09月08日 13:56撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 13:56
お花畑まで戻り、
2019年09月08日 13:56撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 13:56
お花畑まで戻り、
帰りは岩野コースで。
2019年09月08日 13:58撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 13:58
帰りは岩野コースで。
こちらにも池塘が見える。
2019年09月08日 14:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:01
こちらにも池塘が見える。
村山市街がよりはっきり見えてきたような気がする。
2019年09月08日 14:02撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:02
村山市街がよりはっきり見えてきたような気がする。
先ほど、上から見えた池塘は「お田沼」という。
2019年09月08日 14:06撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:06
先ほど、上から見えた池塘は「お田沼」という。
何だか大きいのがいた。
2019年09月08日 14:07撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:07
何だか大きいのがいた。
秋の予感
2019年09月08日 14:08撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:08
秋の予感
大きな岩を下ってしばらくすると、
2019年09月08日 14:10撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:10
大きな岩を下ってしばらくすると、
下山分岐に至る。正面は岩野コース。
2019年09月08日 14:14撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:14
下山分岐に至る。正面は岩野コース。
一方、こちらが樽石登山口への道。全く刈られていない模様。
2019年09月08日 14:14撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:14
一方、こちらが樽石登山口への道。全く刈られていない模様。
サツマイモのような色のキノコ
2019年09月08日 14:15撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:15
サツマイモのような色のキノコ
街が近づいてきた。以後、東側、村山市街をしばらく展望できる。
2019年09月08日 14:17撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:17
街が近づいてきた。以後、東側、村山市街をしばらく展望できる。
樹林帯の中も落ち着いていて良い。
2019年09月08日 14:17撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:17
樹林帯の中も落ち着いていて良い。
苔も色鮮やか。
2019年09月08日 14:22撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:22
苔も色鮮やか。
2019年09月08日 14:26撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:26
キノコの種類も豊富だ。
2019年09月08日 14:31撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:31
キノコの種類も豊富だ。
こちらは群生キノコ。
2019年09月08日 14:41撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:41
こちらは群生キノコ。
2019年09月08日 14:43撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:43
うば様
2019年09月08日 14:46撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:46
うば様
八丁坂と言われる、やや急な傾斜に入る。登りだと大変そう。
2019年09月08日 14:51撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:51
八丁坂と言われる、やや急な傾斜に入る。登りだと大変そう。
麓が見えてきた。
2019年09月08日 14:53撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:53
麓が見えてきた。
山の展望も再び。
2019年09月08日 14:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:54
山の展望も再び。
木の植生が変わってきたら、下山も近い。
2019年09月08日 14:58撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 14:58
木の植生が変わってきたら、下山も近い。
かつて大円院という寺院があった所。出羽三山の一つとして栄えていた名残はない。
2019年09月08日 15:00撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 15:00
かつて大円院という寺院があった所。出羽三山の一つとして栄えていた名残はない。
2019年09月08日 15:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 15:01
色とりどりの花に囲まれて、
2019年09月08日 15:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
9/8 15:01
色とりどりの花に囲まれて、
下山する。
2019年09月08日 15:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 15:01
下山する。
下ったと思ったら、しばらく緩やかな登り。
2019年09月08日 15:02撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 15:02
下ったと思ったら、しばらく緩やかな登り。
2019年09月08日 15:08撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 15:08
歩いてきた山を振り返る。
2019年09月08日 15:09撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 15:09
歩いてきた山を振り返る。
2019年09月08日 15:12撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 15:12
葉山市民荘に戻り、冷たい山水で咽喉を潤す。
2019年09月08日 15:31撮影 by  DSC-WX200, SONY
9/8 15:31
葉山市民荘に戻り、冷たい山水で咽喉を潤す。
撮影機器:

感想

急遽決まった東北出張。私は困惑。しかし、・・・

庶務:「台風が来ているから前泊していいよ。」
私:ピコーン!(頭の中で何かが閃く音)
  「台風が早まるかもしれないから早いうちに行かないと!(棒読み)」

もちろん始発を押さえ、仕事以外のことの準備も進める。
候補はいくつも挙がったが、酒田、鶴岡方面だと時間的に厳しいので、山形新幹線沿線、そして、かつての出羽三山の一、葉山とした。

【山行概要】
(序章)
当日は寝過ごしたことに気がついたところから始まる。急いで家を出るが、東京駅で1分以内に新幹線に乗り換えるのは不可能なので、大宮へ。そこで何とか予定の新幹線を捉まえた。こういうこともあるので、支度は前日のうちに済ませておくに限る。

山形はすっきり晴天。陽射しも熱いくらい。フェーン現象でかなり気温も高くなるようだ。だが、何となく今回は気温が高くても大丈夫なような気がした。
山形道を北へ。道中、東側真横に広がる奥羽山脈(南から蔵王、船形、神室といった山の連なり)を見て、心躍る。「たたなはる(重なり合って連なる)」という言葉を具現化するとこうなると言える、素晴らしき大パノラマ。蔵王の方に屏風岳という山があるが、まさに大小の屏風を前後に何重にも並べたような圧巻の風景。思わずゾワゾワする。わき見運転をするわけにもいかないので、この心の高まりを速やかに発散すべく、先を急ぐ。

(爽快な葉山)
出羽三山と言えば、今では羽黒山、湯殿山、月山で、いずれも多くの観光客が訪れる。一方、葉山は修験場としては衰退。今は落ち着いた山のみ残っている。
しかし、それが良い。山行者は他に数える程度。混雑も無く、澄み渡る稜線美を楽しめるとは思ってもいなかった。月山や奥羽山脈の方には雲がかかっているが、上空は快晴で真っ青。山の恩寵に感謝。
葉山山頂で男性と雑談。世の中には、自分の山行武勇伝を辟易するほど語り続ける人がいるそうだが、この穏やかで気持ちの良い山頂で、そのような無粋な会話はない。お互いに東北の山の凄さについて話す。
ちょっと会話の中で気になったのが、「登山する人が減っている」という話。東京近郊や富士山、アルプス、八ヶ岳といったメジャーどころばかりに目や足が向いているとまったく気がつかないが、ボリューム層である高年齢層の退出が進んでいるのだろうか。或いは、今年は、たまたま気象条件が悪くて歩く人が減っただけなのか。
ずっと続く社会的ブームというものは無いので、ピークもあればボトムもあるだろうが、自分の記憶を手繰り寄せると、うーん、田中陽希氏の「二百名山ひと筆書き」の辺り、つまり2〜3年前がピークになるのかしら。
いずれにせよ、今メインを張っている60〜70歳代の層が今後激減することは確実なので、山に糧を求める仕事の人がどのように対応していくのか、興味深い問題ではある。

【総括】
山形での山行は鳥海山に続き、今回で2度目。いずれも好天に恵まれ、とても爽快な気持ちになった。この爽快感は天気のためだけではない。山形の山、空は、どこまでも行けそうな気にさせる。この地の持つ魅力と言うべきか。そして、今回は、とにもかくにも、山形から見る奥羽山脈の壮大さに魅せられ、圧倒された。
出羽三山、朝日連峰等々、まだまだ歩きたい山がたくさんあるので、プライベートでもどんどん訪れるようにしたい。

〜おしまい〜

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