絶景の白馬岳 360度の大展望


- GPS
- 09:41
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,701m
- 下り
- 1,707m
コースタイム
歩行時間 6時間3分、行動時間 9時間40分
標準コースタイム 10時間30分
天候 | 晴れ 午後は山頂付近に雲 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●猿倉〜白馬尻 白馬尻の少し手前から雪渓が始まります。 ●白馬尻〜山頂宿舎 ずっと雪渓を歩いて行けますが、僕は標高2220~2340mの急坂で夏道が出ているところはアイゼンを外して歩きました。 前爪・後爪のあるアイゼンを装着した方が安全かと思います。 ●山頂宿舎〜白馬岳 稜線には雪はありません。 |
写真
感想
百名山50座目にはkamatsukaに誘われた白馬岳を選択。彼曰くこの日は大展望が期待できる。50座目に相応しいはずとのことでした。
ただ白馬岳の標高差1700mはこの完治していない膝では非常に不安でした。今でも階段を下っているとすぐに痛み出すのですが、今回の白馬岳は下りは概ね雪渓を利用できるので大丈夫だろうと思ってついていくことにしました。
山行前夜にレンタカーを借りて、高幡不動を21時半に出発してから必死に運転すること4時間半で漸く猿倉に到着し、午前2時に就寝しました。そして、2時間程度睡眠して午前4時に起床しました。
午前5時15分に登山口を出発。流石に睡眠時間が短すぎて頭がいたいです。最初はスノボを背負ったkamatsukaに合わせてゆっくりとしたペースで行くことにしました。
林道からは白馬岳がよく見えました。この天気は大展望が期待できます。
白馬尻の手前から早くも大雪渓が始まりました。初めからアイゼンを装着して歩き出します。標高1800m辺りまではkamatsukaと一緒に歩きましたが、調子がよくなってきたのでここからは自分のペースで歩くことにしました。
不安だった雪渓の登りは意外とサクサクでした。硬い雪面を選択して歩いていけば殆ど負荷なく歩けるようです。
途中急坂で夏道がかなり出ているところのみアイゼンを外して歩き、他は雪面をサクサク歩いて9時前には頂上宿舎が見えてきました。頂上宿舎手前でアイゼンを脱ぎ、頂上宿舎上の急な雪面を登ると眼前に北アルプスの山々が飛び込んできました。
稜線を気持ちよく歩いて行くとすぐに白馬岳の山頂です。途中で初めてライチョウを見ました。鳴き声が特徴的ですね。
白馬岳山頂では百名山50座目に確かに相応しい大展望が待っていました。北アルプスはほぼ全山が見えています。後立山連峰から常念山脈、穂高・槍連、峰、裏銀座の山々、劔・立山連峰、毛勝三山がよく見えました。
東側も好展望で、妙高連山、戸隠連峰、草津白根山、四阿山などはよく見えました。早朝は見えたらしいのですが、僕が登ったときには富士山は雲に隠れて見えませんでした。
また白山が劔岳と毛勝三山の間から強烈に自己の存在を主張していました。日本三霊山に選ばれている理由も漸く分かったような気がします。ここから見ると3000m級の非常に大きな山塊に見えます。
白馬岳山頂には1時間ちょっといましたが、kamatsukaは一向に現れないので下山を開始することとしました。すると白馬山荘辺りからkamatsukaが登ってくるのが見え、白馬山荘で合流し、ここで一緒に写真を撮ってもらいました。
その後、kamatsukaは山頂へ向かい、僕は劔岳を間近に見るために丸山の小ピークへ立ち寄りました。丸山からは予想通りの展望が得られました。
さて、不安の下山ですが、膝は殆ど痛むことなく、雪渓を非常にサクサクと下って行くことができました。一部尻セードで下りましたが、全体を通して10分につき標高200mくらいは下げられていたのではないかと思います。
林道に入ってからも膝は良好。林道脇から猿倉へと抜ける山道では少し痛みましたが、短いので問題はありませんでした。
猿倉ではkamatsukaが戻ってくるといっていた15時半になってもやってこないので、猿倉荘で住み込みでバイトしている方とずっと話をしていました。白山や白馬岳の話などで盛り上がりました。
下山後1時間くらいしてkamatsukaも漸く下山。どうやら落石に手間取っていたようです。
kamatsukaのレコはこちらです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-202401.html
白馬岳。白馬大雪渓の絶景に北アルプスの大展望と、百名山50座目に相応しく非常に満足のいく山行となってよかったです。
確かに記念すべき50座目に相応しい山ですね
kamatsukaさんも頂上から滑ってさぞかし爽快だったでしょうね
この時期だとまだ無茶込みでは無かったのでなによりです。
Futaroさん
午後からは下り坂でしたが、僕が登った時間はもう十分というくらい展望がよかったですね。欲を言えば、富士山、南アルプス、乗鞍岳辺りも見えれば文句なしだったのかもしれませんがw
kamatsukaのボーダー視点からの記事もそのうち上がると思います。それを考えて二重山行にならないようにメンバーからは外しています。
そうですね。十分空いていて下山時にも割と巫山戯ることができました。
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