荒沢岳
- GPS
- 10:29
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,615m
- 下り
- 1,623m
コースタイム
- 山行
- 9:22
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 10:29
数パーティが登っていて、鎖場では人を待つことがありました。適当な所で譲ってもらったのですが、たまたま崖上(ヤブだけど崖)の細い道だったので、譲るのに時間がかかった模様。
・スタート地点は銀山平キャンプ場、ゴール地点は、キャンプ場に戻ってきてテント畳んでお風呂に入ってるあたりです。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
私は、行きは浦佐から13:40発のバスで行って一泊、帰りは17:27浦佐行のバスで戻りました。この時間だと新幹線に乗るしかなくて泣きました。一本前は16:10発小出行。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・前グラと言われる岩場と山頂直下に岩場があります。前グラでは滑落死亡事故もおきているそうです。確かに鎖やロープはあるものの、足がかりが小さい上に常に湿っていて滑りやすい場所というのは何箇所かあります。 全体的に足場が小さかったり斜めっていたり、三点確保がとても大事な印象。 登れないことはありませんでしたが、普通の山なら鎖があるだろうという場所でも鎖がないことがあります。(写真参照) ・前グラから山頂直下までは、登山道が崖にぶつかる箇所がいくつか。大抵はちゃんと上に道がありますが、慎重さが求められます。(写真参照) ・上記以外、危険箇所はありません。ただ、ほとんどヤブがあって高度感はありませんが、道が細い箇所は多々あります。 ・道はおおむねハッキリしています。 |
その他周辺情報 | <銀山平キャンプ場> 日帰りは難しいと思い、銀山平キャンプ場に前泊しました。フリーサイトでテント一張り1300円。ペグを持っていかないとだめ。重しになるような石はありませんでした。物品販売はわかりませんでしたが、ビールは置いてあるそう。有料ゴミ袋50円でゴミ集積場にゴミを置いて行けます。テントからは稜線が見えて最高。地面も平。ただし、キャンプ場ですので、バーベキューしに来てる集団もいます。多少の騒音は覚悟すべし。多分、向うも朝早くからうるさいと思ってることでしょう。一応9時には静かにするよう、注意書きがあります。 <かもしかの湯> 銀山平キャンプ場には「かもしかの湯」が併設されています。キャンプ場利用者以外500円。私はキャンプ場に前泊したので400円。リンスインシャンプー、ボディソープあり。4−5人も入ればいっぱいのお風呂、洗い場は蛇口三つ。貴重品ロッカー(無料)あり。お風呂は光がたくさん入って明るい。受け付けの人が親切、ほんと親切でうれしい。今回はバタバタしたので、他をじっくり観察するゆとりなし(笑)。でも受付の人のお陰もあって、いいお湯な印象。 |
写真
装備
個人装備 |
半そでシャツ
ズボン
靴下
防寒着(フリース
ソフトシェル)
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
食糧
飲料
ナルゲンボトル
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
笛
ヘッドランプ
予備電池
スマホ(GPS兼用ジオグラフィカ入り)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
ポール
テント
テントマット
シェラフ
シュラフカバー
温泉セット(タオル
着替え)
|
---|---|
備考 | ヘルメットどうしようかと思ったんですが、持って行きませんでした。数人登ってましたが、かぶっていたのは1人だけ。石を落とす・落とされるはあるんですけれども。(幸いぶつかりませんでしたが、私も落としました。あの時の人すみません。) |
感想
楽しかった。
実は、木曜日の靴慣らしでまさかの筋肉痛。
靴もまだ足になじまない。
そして疲れがたまっている。
日帰りにしよう。
そんなわけで荒沢岳のみにした。
前の日は銀山平キャンプ場に前泊。
テントからは稜線が見える。
気持ちよい草地の上。
あとでビール飲みながら、夕日を眺めよう。
と思って昼寝して目が覚めたら、夕焼けが終わるところだった。
楽しみにしてたお風呂も終わってる。
うお。
慌ててご飯を食べ、とにかく寝る。
目覚ましで起きる。
なんか寝ていたい。
でも起きてお湯を沸かす。
ついさっきまで星が出ていた空は
山の向うが白くなり始め、
星が消えていく。
黒々とそびえる山がうっすらと赤い。
あの山を登るのだろうか。
あの稜線を踏めるのならば。
とか思ってたら、カップめんをひっくり返す。
チーズカレーのチーズが全部こぼれるとは。
なんたる不幸。
私いろいろ大丈夫か?
一抹の不安を抱えつつ、登山開始。
登山口を入ってすぐ、倒木がお出迎え。
更にドキドキ。
やがて高度を上げると、
樹木の間から山々のシルエットが見え出す。
その遠い青の濃淡は、いつ見ても美しいと思う。
やがて鎖場になる。
次々と出てくる鎖場を夢中でクリアする。
登ると目の前に垂直に近い大きな岩。
迫力にめげる。
めげたけど、頑張って登る。
登ると、その先には岩場はなく、
あれが前グラのラスボスだった。
眼前に遮るものなく、
眼下に只見湖が光り、
行く手を山々が取り囲む。
絶景。
最高。
足元の土からは太陽に熱っせられた空気が
そのまま立ち上ってきて暑いけれど、
時折、下から涼しい風が吹いてくる。
山頂直下の岩を登り、
荒沢岳へつくと、
先客がいた。
八海山から中ノ岳を経て縦走してきたという。
すごい。
しばらくお話した。
私とは全然レベルが違う。
でも、おかげでいくつか目標ができた。
少しだけ、荒沢岳の先へ足を踏み入れた。
そこも楽しい稜線だ。
でもずっと先、八海山と中ノ岳はまだ私には無理そうだ。
でもそのうち。
その前に、越後駒ケ岳と荒沢岳の縦走も。
教えてもらった朝日連峰の縦走も。
あのルート行くならとその前にと
おすすめされた八海山の五竜岳にも行かなくちゃ。
明るい気分の山行になった。
さあ、次は。
コメント
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mizuyokan様
同じ日に、追い抜かれた20歳以上上の老人です。
単独の女性は一人だけだったようですが、お元気ですね。
良い山でしたね。今後もご活躍ください。 yeti7007
そのテント用の大きなザックの単独女性が私です。
ほんと良い山でした!
それにしても、yeti7007様もお元気ですよね。20年後、自分はそんなに歩けるのか、不安です。
お元気で。そしてどこかの山でまたお会いしましょう。
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