幌尻岳 〜チロロ林道から額平川縦走〜


- GPS
- 32:00
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 2,052m
- 下り
- 2,190m
コースタイム
- 山行
- 12:19
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 13:30
天候 | 濃霧後、曇時々晴れ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
飛行機
(g)は旭川空港から9/20十勝岳(北富良野岳で撤退)、9/21トムラウシ山を経て、 とよぬか山荘に集合、前泊 翌早朝、国道247号線チロロ橋からチロロ林道〜北戸蔦別岳〜戸蔦別岳〜幌尻岳〜幌尻山荘〜渡渉連続〜額平川第二ゲート〜シャトルバスでとよぬか山荘へ下山 つまり、レンタカー2台の機動性を活かした縦走プラン 当初プランは、とよぬか山荘前泊後、額平川から幌尻岳、戸蔦別山を三角ピストンして幌尻山荘に宿泊後、翌朝下山を計画 ところが、速度の読めない台風15号の影響で、下山予定日(=渡渉日)の天気予報が、午前曇から終日降雨!へ急変 増水リスクを回避するため、急遽コース変更 結果、強風大雨を避けて無事渡渉 出発前夜の変更でしたが、天候的には正しい選択だったように思います(L) 景観的にはチロロ〜幌尻岳がベストですが、額平川の渡渉も体験できる周回路は、とても楽しいルートでした(g) |
コース状況/ 危険箇所等 |
額平川は深いところでも膝上程度 前日まで晴天続きで水深は比較的浅かった チロロコースも所々渡渉ありですが、登山靴で大丈夫な程度… と言いつつも、私は一度ツルリ・ドボーン チロロコースは道不明瞭な箇所多く、案内板は殆どありません 地図およびGPSの持参マスト(L) 【チロロ林道ゲート〜北戸蔦別岳】 前半1時間半は林道歩き。未明や日没後も不安なく歩ける。 途中、(L)さん記載の通り軽い渡渉あるも問題なし。しかし、一部箇所でコース不明瞭のため道迷いに注意。 【北戸蔦別岳〜戸蔦別岳】 尾根歩きのため西風強し。 コースは明瞭も、這松が行く手を阻む。(g) 【北戸蔦別岳〜幌尻岳】 左右にカール地形を望みながらの気持ちの良い尾根歩き。 【幌尻岳〜幌尻山荘】 急斜面の下りあり。その他危険個所なし。 【幌尻山荘〜ぬかびら山荘】 言わずと知れた”渡渉区間”、平水位であればドボンのみ注意。 |
その他周辺情報 | 下山後、道の駅むかわ四季の館の日帰り温泉へ 夜22時までと遅くまで営業 助かりました 車中泊OKの道の駅 ひとっ風呂浴びてワイン飲んで翌朝までぐっすり zoo...(L) |
写真
装備
個人装備 |
6食分
非常食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
コッヘル
マット
シュラフ
スパークリング吟醸酒
チリ産赤ワイン
ミニトマト
バナナ
焼き栗
現金
雨具
サブバック
クルマのキー
防寒着
グローブ
沢靴
沢靴下
防水ウエア上下
防水半ズボン
ポール
ヘルメット
以上(L)
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
ツエルト
昼ご飯
行動食
コンロ
ライター
地図(地形図)
筆記用具
サングラス
タオル
カメラ
以上(g)
|
---|
感想
レコでお友達になったgarikunさまとの初山行
前日夜とよぬか山荘で、ジンギスカン食べながら最後の作戦会議
当初予定通り行動すると、2日目下山時、額平川の増水で渡渉困難になるリスクあり 2人で考えた変更プランは、チロロ林道からの縦走日帰り
額平川からだと朝5時到着のシャトルバスですが、チロロ林道で深夜3時スタート、11時の登頂、17時のシャトルバス最終便を目指しました
初対面ながら、これまでお互いのレコを読み合い「単独行好き、日帰り多く、休憩短い」という共通の特徴を良く理解していましたので、これでイケる、と確信 深夜1時にとよぬか山荘を静かに出発(笑)
チロロ林道終点には15台ほどの駐車スペース 7割程度の駐車率
最初は泥濘後、連続渡渉 沢靴を出すヒマも無く、という微妙な渡渉
登山道は狭く、わかりづらく、藪漕ぎ多し 夜明け前の出発で、何回かプチ道迷いしそうになりましたが、息のあった連携!で困難を回避しました(笑)
技術的に難しい箇所や身の危険を感じる箇所はありませんでしたが、結構な急登と背の高さほどあるハイマツの藪漕ぎによる格闘の連続
登りが遅い私(L)は、garikunさまに着いていくのが精一杯 ハァハァ、ゼーゼー
戸蔦別岳まで、ずっと濃霧で展望なし 雨降っていないものの稜線では、暴風寒風に晒され、手足が氷状態 低体温症のリスクを感じました
悪天候のせいか、すれ違った3組のグループは、幌尻岳山頂を諦めて登山口へ戻る方々でした「来年また来ます!」のセリフがカッコ良かったです!撤退にも勇気が要ります
七ツ沼カールを望めるはずの稜線に辿り着いた時、左手に見えるはずのカールは濃霧で全く見えず…
と思いきや、前方の霧から上がり始めて、稜線チラリ 左に七ツ沼カールが!!右に北カールが!!いゃ〜!素晴らしい!これを見に来たがん!🐸
幌尻岳に着いたときにはポカポカ陽気
同じ山で斜面が違うだけでこうも違うとは…
秋、冬、夏を駆け抜けた気分
しかし、この時点で幌尻岳登頂予定時刻の11時に30分遅れ(すいませ〜ん(^^ゞ 私の亀足のせいです)
気合いを入れて幌尻山荘まで一気下り
13時15分 山荘とうちゃこ〜〜
管理人さんに、今夜の宿泊をキャンセルし、このまま下山する旨、申し出たところ「キロロから来たってんなら、脚力はあるんでしょう」と
額平川の連続渡渉は、まるで幼少期の水遊び
ヘルメット、ポール、つり用タイツの助けを借りて存分に童心に帰りました ひやっほ〜〜へつり部はポールは邪魔なだけでしたので格納
予定より早く北電取水施設に到着 林道7.5キロは、疲れた筋肉をほぐすよう、敢えてユックリ歩いてゴールイン
garikunさま ご一緒頂き、ありがとうございました m(_ _)m
いゃ〜あ楽しかったです! これで99座 来週屋久島で100座決めまっせ〜〜(Lonlonjp)
天候悪化に伴い、急遽のルート変更となりましたが、結果的に七ツ沼カールも望め、充実した山行となりました。
また、同行いただいたlonlonjpさまには色々な面でお世話になり、無事に山行を終えることができました。
ありがとうございます!!(g)
garikunさん lonlonjpさん幌尻岳登頂おめでとうございます!
23、24シャトルバス全面運休の情報を見て、北海道遠征ハードな感じになってるのでは?と思ってましたが、まさか縦走されていたとは…
激ハイマツ漕ぎも七つ沼も北カールも額平渡渉も…
幌尻の苦しみと喜びを味わい尽くした感じですか?!
2人で登られたことも十二分に生かされ、凄いの一言です!
purplegreenさま
当意即妙なコメント感謝ですm(_ _)m
purplegreenさまも数日前、幌尻岳登頂(93/100)の由、おめでとうございます!
幌尻岳は、私たちに大自然の厳しさと美しさを教えてくれた忘れ得ぬ山となりました(^_^)
レコが広げてくれた、こうしたご縁に感謝しつつ、これからも大好きな山歩きを続けて行きたいと思います!(^^)/アリガトー
lonlonjp
purple greenさま
コメントいただき、ありがとうございます。
今回の北海道遠征は、4戦全勝とはいかず、2勝1敗1分といったところです。
トムラウシと十勝リベンジは、レコ作成が間に合っておりません。アップしたら見てやって下さい(_ _)
さて、幌尻についてはご覧の通り、苦しくも楽しい?思い出に残る山行となりました。
purple greenさまのレコも参考にさせていただきました。ありがとうございます。
これからも情報交換、よろしくお願いします。
garikun
チロロ⇒幌尻岳⇒バスまでを1日ですかぁ。
やるものですな??
czg01345さま
コメントいただき、ありがとうございます。
なかなか難儀な山行でしたが、七ツ沼カールも望め、結果的に楽しい山旅となりました( ^ω^ )
ただ、最終バス縛りだけはチョット、、
garikun
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する