強風と噴火騒ぎ?の富良野岳
- GPS
- 05:10
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 699m
- 下り
- 699m
コースタイム
7:40入山−8:25上ホロ分岐−9:45肩分岐−10:15富良野岳山頂着
10:35山頂発−12:50下山
13:30駐車場発−14:00富田ファーム着
15:05富田ファーム発−17:10自宅着
天候 | 晴れ、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
観光客も来るし、登山中の車上狙いの心配もあまりないと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
この日の未明に大正火口から火山ガスが噴出して赤くなっていたと言うことで、十勝岳一帯に立ち入り禁止が出ました。 (近隣宿泊客や従業員は避難したそうです) その後上ホロ〜富良野岳方面は入山が許可されました。 1週間以上雨がなかったこともあり、登山道にドロドロの部分もほとんどなく歩きやすかった。 ただ肩分岐から上はものすごい強風。 |
写真
感想
珍しく日曜が晴れの予報。
上ホロ〜三峰山〜富良野岳を歩くつもりで3時過ぎに起床。
(朝早い出発でもネット巡回とコーヒータイムは欠かさないので出発まで最低1時間はかかる)
一旦出発するも、5分ほど走った所で帽子を忘れたことに気付き取りに戻る。
猛暑日の予報だったので帽子がないと辛いだろうと思って。
再度4:30に出発。ノンストップで6:45に登山口駐車場到着。
駐車場から溢れるクルマを予想していたのに、ガラガラ。
晴れの日曜なのにどうしたことだ??
理由はすぐにわかった。
駐車場に停めると近づいてくる係の人。
上富良野町役場の人だという。
未明に大正火口が赤く光る現象があり、噴火の兆候の可能性も否定できないので十勝連峰一帯立ち入り禁止になったと。
(周辺宿泊客と従業員は避難勧告も出たらしい)
Σ(□ ̄; )!!
そんなワケで次々と引き返す人々・・・。
とりあえず朝のドライブでいっぱいブチ当たった虫たちを濡れタオルでキレイに拭き取ったり、朝ごはんを食べたり、、、
どこかへ転進しようにも、他の山の地形図はもちろんガイドブックも、さらに道路地図さえ持ってきてない。
近くで知ってる山と言えば旭岳くらいだが、旭岳って気分じゃないし、、、
などとウダウダしてると係の人がまたやってきて、「富良野岳なら入山の許可が出ました」と。
当初の予定とは違うけど、富良野岳だけでもいいやと7:45に登山開始。
(早々に帰った人は可愛そう)
歩き始めて間もなく、風で帽子が飛ばされそうになり、結局帽子は被らずにザックに入れる。
(せっかく取りに戻ったのに)
いつものように花を探しながらのんびり歩く。花を見つける度に嬉しくなる。
肩分岐まで出るとものすごい強風。あまりの強風に引き返す人もかなりの数。
「いつもヘタレじゃいかん!」と頑張って進む。
風に煽られながら、時には四つんばいに近い状態で進む。
途中で引き返そうとしたおじさんに「あと10分で山頂ですよ!」と教えると、そのおじさんも再び山頂に向かって歩き始めた。
(下山後にお話をしたら、岩手から軽トラに乗って登山旅行に来た人だった)
あまりの風の強さに花の写真を撮るのが困難。それでもカメラは首からぶら下げたまま。
風で砂がバチバチ当たって痛い。髪の中も耳の中も、大事なカメラも砂まみれ。
何とか山頂に到着後、岩陰に隠れてパンを1個食べた。
先に山頂にいたおじさんとしばしお話した。岐阜からクルマでやってきて登山巡りをしてるとう。
1週間前に到着して恵庭岳に登ったと。
偶然だがその日僕も恵庭岳に登りましたよ、どこかですれ違ったかもしれませんね、と。
こういう偶然も登山の楽しいところです。
下山してみたら注意の張り紙が。
どうやら上ホロ方面も許可が出たようだ。
でもこの強風の中じゃ三峰山の稜線歩きは厳しかったと思う。
下山後も岐阜のおじさんと岩手のおじさんとしばらく立ち話したあとで解散しました。
時間も早かったので上富良野町の「ファーム富田」に立ち寄ってみた。
ラベンダーにはまだ早いかなと思ったら、案外咲いていた。
観光客(おそらく半分以上は中国人・韓国人)もたくさん来ていた。
十勝岳の件は昨晩そして今朝のニュースでもやってました。
今日の朝刊にも出ていました。
しばらく十勝岳の登山は無理なようです。
***
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