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Yamareco

記録ID: 2044485
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

雁峠-雁坂小屋-甲武信岳-近丸新道-西沢渓谷

2019年09月28日(土) ~ 2019年09月29日(日)
情報量の目安: A
都道府県 埼玉県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
28:37
距離
28.5km
登り
2,523m
下り
2,472m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:39
休憩
1:09
合計
7:48
距離 14.0km 登り 1,416m 下り 515m
9:32
11
9:43
9:44
122
11:46
11:55
39
12:34
12:35
58
13:33
33
14:06
14:12
41
14:53
14:59
16
15:15
15:57
31
16:28
16:32
48
17:20
2日目
山行
6:57
休憩
0:59
合計
7:56
距離 14.5km 登り 1,100m 下り 1,943m
6:10
11
6:21
6:23
37
7:00
7:06
41
7:47
7:59
19
8:18
32
8:50
8:51
51
9:42
9:43
8
9:51
9:52
13
10:05
10:14
12
10:26
10:30
14
10:44
10:51
5
10:56
10:57
68
12:05
12:06
86
13:51
14:04
2
14:06
ゴール地点
一日目の雁峠から古礼山が時間かかっています。好きな場所だからゴロゴロしてただけで、歩きやすい道です。
二日目、甲武信岳から徳ちゃん新道分岐(近丸新道との分岐)までは、通常のコースタイムで2時間10分です。それくらいかかるならば、近丸新道でも標準コースタイムの1時間40分以上見た方が良いです。近丸新道は足元の悪いところ(写真参照)が多く、慎重さを要するため、絶対に時間に余裕を持つべきです。
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路は塩山駅からバスで新地平まで。
復路は西沢渓谷からバスで。花影の湯に寄りたくて検索したら諏訪橋が一番近くと出ました。が、バスの運転手さんに聞くと一つ手前の別のバス停を教えてくれました。そちらの方が安いです。すみません😣💦⤵バス停の名前は忘れました。
コース状況/
危険箇所等
地図持参を前提に書いています。ジオグラフィカもおすすめ。
<新地平から雁峠>
稜線に出るまでに何箇所か渡渉があります。さほど幅も深さもありません。時々道がわかりにくいので、慎重にテープを探してください。危険箇所なし。
<雁峠から雁坂小屋、木賊山を巻いて甲武信ヶ岳>
道はハッキリしています。危険箇所なし。
<甲武信ヶ岳から木賊山を経て近丸新道分岐まで>
道はハッキリしています。危険箇所なし。ただ、結構急な砂の急坂があり、上の方にロープが設置されていました。
木賊山や徳ちゃん新道は土が深くえぐられている箇所が多くあります。膝に来る感じでしょうか(笑)
<近丸新道>
道がわかりにくかったのは、入り口と渡渉後です。いずれも地形図を見て、道を探しました。
崩落箇所が多かったです。写真参照のこと。倒木もあります。下が崖なのに道を倒木が塞いでるのには参りました。
崩落箇所は結構多くて、もう終りかと思うとまた崩落箇所が出てくるという感じ。
渡渉箇所は、売店のオバサンに「橋が流されてたでしょ」と言われたので、橋が掛かっていたのかもしれません。最初の渡渉箇所は結構幅と深さがあり、どこを渡れば良いのか悩みました。
その他周辺情報 花影の湯に寄りました。510円。すぐ前に止まるバス路線と少し離れたところに止まるバス路線(停留所名失念。運転手さんに聞いてください)があります。
普通の内湯(腰の辺りへのジェット水流のあるやつ)と、露天?があります。露天というか浴室の壁がない感じですね。作り込んだ庭があるわけではなく、ほんとに浴室の壁を取った感じ。
地場野菜や手作りドーナツのようなものも置いてありました。隣には食堂があるようで、ソフトクリームの飾りが置いてありました。
時々こういう沢を渡ります。
2019年09月28日 11:12撮影 by  SH-M04, SHARP
1
9/28 11:12
時々こういう沢を渡ります。
もうじき雁峠。
2019年09月28日 11:37撮影 by  SH-M04, SHARP
9/28 11:37
もうじき雁峠。
雁峠より振り返って。
2019年09月28日 11:54撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
9/28 11:54
雁峠より振り返って。
2019年09月28日 13:02撮影 by  SH-M04, SHARP
9/28 13:02
水晶山からの道は苔もふふ。登山道脇を撮ってみました。
2019年09月28日 14:10撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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9/28 14:10
水晶山からの道は苔もふふ。登山道脇を撮ってみました。
2019年09月28日 14:17撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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9/28 14:17
2019年09月28日 14:34撮影 by  SH-M04, SHARP
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9/28 14:34
雁坂峠どーん。たしかこの近くに「見返り雁坂嶺」の看板があったような。甲武信ケ岳から来る人も振り返ってみてくださいね。
2019年09月28日 14:37撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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9/28 14:37
雁坂峠どーん。たしかこの近くに「見返り雁坂嶺」の看板があったような。甲武信ケ岳から来る人も振り返ってみてくださいね。
2019年09月28日 14:46撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
9/28 14:46
雁坂峠到着。
2019年09月28日 14:47撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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9/28 14:47
雁坂峠到着。
うっすら富士山が見える。
2019年09月28日 14:53撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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9/28 14:53
うっすら富士山が見える。
一休みしたら雁坂小屋から再び雁坂峠へ向かう。小屋のすぐ後ろで、雲が湧き出してるのが見える。2000メートルはやはり高い。
2019年09月28日 15:57撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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9/28 15:57
一休みしたら雁坂小屋から再び雁坂峠へ向かう。小屋のすぐ後ろで、雲が湧き出してるのが見える。2000メートルはやはり高い。
ここの登山道も苔もふ。
2019年09月28日 16:07撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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9/28 16:07
ここの登山道も苔もふ。
疲れてるからこそ、もう一周。
2019年09月28日 16:32撮影 by  SH-M04, SHARP
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9/28 16:32
疲れてるからこそ、もう一周。
小屋の裏手みたいなものだけど、大きな木がぽつぽつと立ってて、ふと、良いなあって思ってないが撮りました。
2019年09月28日 16:57撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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9/28 16:57
小屋の裏手みたいなものだけど、大きな木がぽつぽつと立ってて、ふと、良いなあって思ってないが撮りました。
翌朝。実は寝坊して、もう朝焼けはほとんどなし。秩父側は雲海に遠くの山が浮かぶ。
2019年09月29日 06:06撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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9/29 6:06
翌朝。実は寝坊して、もう朝焼けはほとんどなし。秩父側は雲海に遠くの山が浮かぶ。
雁坂嶺を登ってく最中かな。シルエットになった富士山と他の山に囲まれて、朝もやのしたに町が沈む。これが好きだなあ。
2019年09月29日 06:44撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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9/29 6:44
雁坂嶺を登ってく最中かな。シルエットになった富士山と他の山に囲まれて、朝もやのしたに町が沈む。これが好きだなあ。
2019年09月29日 07:29撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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9/29 7:29
2019年09月29日 08:12撮影 by  SH-M04, SHARP
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9/29 8:12
誰もいない登山道に座って、秩父の更に向こうを眺めます。
2019年09月29日 08:25撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
9/29 8:25
誰もいない登山道に座って、秩父の更に向こうを眺めます。
甲武信ヶ岳に着きました。
2019年09月29日 10:08撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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9/29 10:08
甲武信ヶ岳に着きました。
2019年09月29日 10:11撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
9/29 10:11
そのうち、この稜線行きたい・・・。昨年からの持ち越し。
2019年09月29日 10:11撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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9/29 10:11
そのうち、この稜線行きたい・・・。昨年からの持ち越し。
2019年09月29日 10:11撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
9/29 10:11
いちお、山標ね。
2019年09月29日 10:12撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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9/29 10:12
いちお、山標ね。
木賊山へはこういう急坂を登ります。これは振り返って。
2019年09月29日 10:39撮影 by  SH-M04, SHARP
9/29 10:39
木賊山へはこういう急坂を登ります。これは振り返って。
全く展望のない木賊山山頂で一休み。色づいた木が少し。
2019年09月29日 10:47撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
9/29 10:47
全く展望のない木賊山山頂で一休み。色づいた木が少し。
2019年09月29日 10:53撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
9/29 10:53
徳ちゃん新道にて。結構こういうザレたところが続きます。
2019年09月29日 11:24撮影 by  SH-M04, SHARP
9/29 11:24
徳ちゃん新道にて。結構こういうザレたところが続きます。
これはもう近丸新道入って。白いのは小石。今大理石砕けましたみたいな小石が所々いっぱいに散らばっている。
2019年09月29日 12:16撮影 by  SH-M04, SHARP
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9/29 12:16
これはもう近丸新道入って。白いのは小石。今大理石砕けましたみたいな小石が所々いっぱいに散らばっている。
おいしいの?
2019年09月29日 12:28撮影 by  SH-M04, SHARP
9/29 12:28
おいしいの?
小さく見えますが、幅3mはあります。中にある石は斜めで濡れてて小さいし、普通の大人でも膝上位になりそうな水深。私は少し上流で渡りましたが、どこかで飛ばないと渡れません。増水時は通ってはダメな道ですね。
2019年09月29日 12:50撮影 by  SH-M04, SHARP
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9/29 12:50
小さく見えますが、幅3mはあります。中にある石は斜めで濡れてて小さいし、普通の大人でも膝上位になりそうな水深。私は少し上流で渡りましたが、どこかで飛ばないと渡れません。増水時は通ってはダメな道ですね。
振り返って。見ての通り、片足くらいの幅の登山道です。ここだけじゃないですよ。砂地なので、柔らかそうで、それがまた。
2019年09月29日 13:02撮影 by  SH-M04, SHARP
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9/29 13:02
振り返って。見ての通り、片足くらいの幅の登山道です。ここだけじゃないですよ。砂地なので、柔らかそうで、それがまた。
これも振り返って。鉄の橋は濡れてます。
2019年09月29日 13:05撮影 by  SH-M04, SHARP
9/29 13:05
これも振り返って。鉄の橋は濡れてます。
途中からトロッコ軌道の跡らしいものが出てきます。あとはそこを辿るだけと思いきや…。上にロープがあるんですけどね。
2019年09月29日 13:13撮影 by  SH-M04, SHARP
9/29 13:13
途中からトロッコ軌道の跡らしいものが出てきます。あとはそこを辿るだけと思いきや…。上にロープがあるんですけどね。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 防寒着(フリース ソフトシェル 薄手ダウン 手袋) 雨具 ザック ザックカバー 食糧 飲料 ガスカートリッジ バーナー コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 テープ 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 スマホ(GPS兼用) 時計(高度計兼用) ハイキング用地図 温泉セット ストック カメラ モバイルバッテリー
備考 雁坂小屋はトイレットペーパーはないので、持参するか購入するかです。
どうせ天気が悪いと帽子を持たずに行ったら、想定外の好天で、帽子を持っていかなかったことを後悔しました。
防寒着は丁度良いくらい。夜はダウンが要りました。

感想

諸般の事情により、3日休みなのに山行が2日。
直前まで何も決めてない。天候は思わしくない。
そして疲れている。
そんなときは奥秩父。

で、何回目かの雁坂小屋。
かやとと原生林と雁坂小屋のご主人の秩父弁と、そして富士山。
まあ、あまり富士山は期待してなかったんだけど。
でも二日間、富士山は良く見えた。

初日、雁坂小屋に付いてから、
ヘツ電とカメラ持って峠へ上がった。
雁坂峠のベンチに座って、秋風に吹かれる。
フリースとソフトシェルではもう寒い。
景色もどこか寒々しい感じがするのは、夕方だから。
その中で、何の予定もなく、ふらふらしているのがいいんだよね。
疲れてるときは、寒々しいのが良い。

翌日は、天気予報を全く裏切って、
雨どころか晴れに近い。
まじか。
雨だから7時くらいに起きて、
そのまんま秩父側へ降りようと思ってたのに、
これは富士山見えるじゃないか。
日焼け止めをせっせと塗りつつ、
稜線へ向かう。

なんか疲れてる。
気力も体力もなんだか足りない。
そういう時に、ピークを越え、視界が開ける。
登山道に腰を降ろし、
ずっと向うの山を眺める。

こうやってゆっくりゆっくり歩こう。
なんだか今回は、ほんとに疲れてる感じがする。
甲武信ヶ岳は今回は割愛。
・・・と思っていたのに、
何組かあすれ違った人達、皆道を譲ってくれる。

えー。私、甲武信ヶ岳登ると思われてるのかなあ。
まー、このまま下山しても時間余るしなあ。
せっかく道譲ってもらったことだし。

木賊を巻いて甲武信ヶ岳に向かった。
山頂に着けば、やはりそこは百名山で、
眺めは良かった。
今度は奥千丈へ行こう。

木賊山へ向かう道々も、雨は降らず、ガスもなく、
稜線下りるまで、
景色を楽しむことが出来た。

これで元気回復!のはずが、
昨日血尿がでて、膀胱炎の診断。
ああ、疲れてるとかだるいとかは、
ほんとに体がピンチだったんだなあと。
いやあ、会社が辛いからだと思ってたよ。
まあ、辛いからかもしれないけどさ。はっはっはっ。
そんなわけで現在飲酒禁止。
シラフでこれを書いている。辛い。
皆様、どうぞご自愛ください。

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