男三瓶山(姫逃→名合) 〜よりによってこんな雨の中を〜
- GPS
- 03:18
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 546m
- 下り
- 546m
コースタイム
- 山行
- 3:14
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 3:18
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は整備されていて歩きやすいです。100mごとに山頂までの距離を記した標識があり、自分の位置が把握しやすいです。 |
その他周辺情報 | 帰りがけに波多温泉「満壽の湯」に入りました。お湯はややぬるめですが、ゆっくりとくつろげる温泉でした。大人\300でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨合羽
帽子(ハット)
靴
スパッツ(ゲイター)
サブザック(15L)
行動食(飴)
予備食(シリアルバー他)
飲料(お茶600mL)
地図(行程図・地形図)
iPhone(GPS+カメラ)
iPad mini
サブバッテリー
カメラ
携帯電話
腕時計
ラジオ
ヘッドライト
手拭い
ティシューペーパー
|
---|---|
備考 | 雨合羽の防水が全然ダメでした。しっかり防水スプレーをかけておこう。 |
感想
山岳部の今年の中国大会は島根県三瓶山で行われる。
勤務校の山岳部の生徒がその大会に出場することになったため、下見で三瓶山を歩くことになった。ところがこの日、台風19号が接近してあまり空模様は良くない。台風の暴風域には入らないものの大気が不安定で雨模様の天気だ。そうは言っても、既に組んだ日程を変えることもできず、安全に配慮しながら最低限のコースチェックだけでもやっておこうと三瓶山の麓までやって来た。
宿泊は北の原の「国立三瓶青少年交流の家」を利用した。
朝の行事を終えて歩き始める時には既に雨が降っていた。上空は風が強く、山の上の方は更に強く吹いているであろう予測だ。あまりにも風が強くて危険なようであれば無理せずに途中で引き返す腹積もりでスタートした。
私自身は北の原、姫逃池コース登山口から山頂までの登山道を夏に一度歩いている。けれども生徒にとっては初めての山だ。ましてやこの天気、男三瓶には雲がかかっていて雨と風、視界もあまり良くない。合羽を着て足にはスパッツ装備、ザックにもカバーを掛けて万全の体制ではあるが、いやいや、そんな悲壮な耐久登山を目指して来たのではない、コースとコース図の確認をするために来たのだ。自分の進んでいる方向を確認し、周囲の地形を見ながら歩かなければと思いながら、やはり雨の様子や風の音が気になってしまう。これ以上雨が強くならないうちに歩いてしまわなければと気が焦る。それでも時々は立ち止まり、部員たちにポイントの確認をさせる。
山頂広場の手前で一旦止まり、様子を窺った。高木の無い山頂はこんな強い風の日は危険だ。引き返すか、進むかかなり迷ったが、気をつけて素早く歩けば何とかなりそうだったので、姿勢を低くし、掴むものがある道の端を素早く歩くよう注意をして、名号コースの下山道に向かわせた。生徒には私の緊張感が伝わらなかったのか、危機感も無くボケっと歩いていたが幸いにも危険な状況にはならず下山道の森の中へ入って行くことができた。やれやれ。
下りの名号コースは姫逃コースより傾斜がきつく道も細かった。木の枝や根を掴んで下りなければならないところも何か所かあった。けれどもしばらくすると、ブナの林の中の穏やかな道となった。ただ相変わらず視界は悪く、小雨と強い風の音は響いていた。
大会のコースはここから時計回りに女三瓶→大平山→孫三瓶→子三瓶→西の原→北の原と進むルートなのだが、孫三瓶や子三瓶の登山道は高木が少なく風がまともに当たるところなので今日のような天気の日に無理して歩くのは危険だ。午後から更に天気が荒れそうな予報でもあるしそこはパスすることにした。そして、西の原から北の原へ向かう中国自然歩道をもう一人の顧問の先生に引率してもらうことになった。車の移動の関係で私は西の原の「山の駅さんべ」で休憩させてもらった。
天気の関係で思っていたような活動ができなかった。もう少し近いところならば天気の良い日にもう一度ということも考えるのだが、鳥取市から三瓶までは車で片道4時間近くかかるところだ。これ以上のことは今回はできない。この日の活動を最大限生かし、大会で生徒たちが活躍してくれることを願った。
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