そうだ! 甲斐駒ヶ岳に行こう! (黒戸尾根)


- GPS
- 10:08
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 2,505m
- 下り
- 2,495m
コースタイム
※往路では刃渡りと七丈第一小屋で約10分休憩、復路では五合目小屋跡で約5分休憩
天候 | 曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況など】 五合目小屋小屋跡から森林限界を越えた辺りまでは、多くの梯子やクサリ場、岩場があり、特に濡れている時は慎重に歩く必要性を感じた(特に下り)。 これらの場所は、登山者と下山者でちょっとした渋滞も発生する。 八合目御来迎場から先のガレ場は浮石が多いので、下りではなるべくザレたところを歩くようにした。 【水場】 七丈第一小屋にあり、豊富に出ている。 【トイレ】 尾白川渓谷駐車場、七丈第二小屋にある。 ※いずれもトイレットペーパー有 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
今週は、平ヶ岳から尾瀬を見たい!と思っていたのだが(後に平ヶ岳から尾瀬は見えないことが判明)、どうも天気が優れない。
どこにするか悩んでいた時、ヤマケイで急登特集をしていたのを思い出し、甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根が頭をよぎる。
前回、鳳凰三山に登り、そこから見た甲斐駒ヶ岳が荘厳だったので、今回は甲斐駒ヶ岳に決定っ!
天気予報も晴れとはならないながらも曇りで雨は大丈夫そう。
多分、ガスで景観は望めないと思いながらも行ってみることにした。
雑誌やネットで情報収集すると竹宇駒ヶ岳神社の登山口情報が多くあるものの、横手駒ヶ岳神社の登山口情報が見当たらなかったため、今回は横手駒ヶ岳神社の登山口から登ることにした。
当日、横手駒ヶ岳神社の登山口に向かい、登山口は見つかったものの駐車場がよく分からない。
駐車場らしきスペースはあるものの1台も駐車しておらず、駐車してもよいか分からないため、今回は諦め、竹宇駒ヶ岳神社の登山口に変更し、尾白川渓谷駐車場に向かった。
5時前に尾白川渓谷駐車場に到着するも既に多くの車が駐車しており、また多くのハイカーが出発に向けて支度していた。
黒戸尾根を選択する方はそんなにいないかなぁと思っていたのだが甘かった。
早速自分も準備をして、いざ出発っ!
少し歩くと左手に白州観光キャンプ場尾白があり、その先に竹宇駒ヶ岳神社がある。
そして、その左脇に山道が続き、その先に吊橋がある。この吊橋からは尾白川渓谷が一望でき、癒される。
しばし道なりに歩くと、登山道と尾白川渓谷との分岐があり、ここから九十九折りに上っていく。
それ程急坂という訳ではなく、また平坦なところもあったりして、ウォーミングアップになる。
横手・白須分岐に通過し、しばし歩くと八丁坂の長〜い急登が始まる。
途中何度も心折れそうになるも、一歩一歩気合いで上る。
八丁坂を上り切り、しばし歩くと刃渡りに到着する。
今までは展望が得られなかったが、刃渡りからはガスの中から鳳凰三山が見え隠れしていてテンションが上がる!
刃渡りが大体半分くらいなので、ここで10分程度休憩を取る。
休憩を終え、テンションも上がった状態で山歩きを再開する。
しばし歩くと長い梯子とクサリ場が出てきて、上り切ると刀利天狗に到着する。
刀利天狗に参拝し、山歩きを続ける。
刀利天狗の先を緩やかに上っていると、黒戸山をトラバースする平坦な山道となり、呼吸を整える。
平坦な山道が終わると一旦下る。このような状況がある度に、折角上ったのに何で下るんだ〜と自分勝手な思いがよぎるが、すぐに大自然を相手にしている自分が悪い!と一蹴され、黙々と下る。
下り終えると、五合目小屋跡に到着し、この先向かういくつものピークが現れる。
五合目小屋跡を過ぎて少し下ると鞍部に着き、屏風岩が目の前に現れる。
この先から更に梯子やクサリ場、岩場が増えてくる。
クサリ場などがあることは知っていたが、こんなにあるとは思わず、事前の調査不足のせいで少々怖気付く。
だが、目の前の一つ一つを着実にこなしていけば必ず前に進めると信じて慎重に先へ進む。
とは言うものの、高所恐怖症の自分は特に垂直の梯子はビビりながら上った。
そんなこんなでどうにか七丈第一小屋に到着っ!
ここで2度目の休憩を取る。
休憩後、山頂を目指して山歩きを再開する。
この先も結構クサリ場や岩場がある(汗)
でも、ここまで来たら何としてでも山頂に行ってやるぞ〜って感じで、改めて気合いが入る。
やがて森林限界を越え、更に上ると八合目御来迎場に到着する。
ガスってなければここからの景観もいいんだろうな〜と思いながらも先に進む。
この先はもうクサリ場や岩場は無いだろうと勝手に思っていたが甘かった。
結構なクサリ場や岩場を上るとガレ場となり、更に上っていくと老若男女の声がガスの中から聞こえてきて、山頂に近付いているのを実感する。
程なくして、駒ヶ岳神社本社に到着する。
ここが山頂かと思ったのだが、多くの話し声が先から聞こえる。
声が聞こえる方に進んでみると、うっすらと山頂が見えてきて多くのハイカーが休憩している。
早速山頂に向かい、数分で到着っ!
あまりにもハイカーが多いので、写真を撮って、駒ヶ岳神社本社で休憩することにした。
それにしても、ガスっていて何も見えないし、強風で体が冷える。
昼食を取った後、ガスも晴れそうにないため、下山を開始する。
途中後ろから熊の鈴が聞こえてきてどんどん大きくなってくる。
と、ソロの山ガール! はやっ! ← 自分が遅いとは思わない(汗)
早々に先を譲って慎重に下る。 ← 追いつけないとは口が裂けても言えない(汗汗)
その時、いきなりガスが晴れてきて少しずつ展望が開けてくる。
もう少し山頂で待っていれば、北岳なども見れたかなとも思ったが、この場所からでも十分に幻想的な景観だと感動する。
しばし写真を撮りながら景観を楽しんだ後、下山を再開する。
この後は来た山道をひたすら戻り、無事に尾白川渓谷駐車場に到着する。
尾白川渓谷では、多くの人が水遊びやBBQを楽しんでいた。
黒戸尾根は、バリエーションに富んでおり非常に楽しい山道でお気に入りの一つとなったが、同時にちょっとした油断で大怪我に繋がることもあり得る山道であることも思い知った。
次回来る時は、今回以上に慎重に山歩きを楽しもうと誓ったのだった…
こんばんは、初コメです。
ポイントの通過時間と最後の一文から・・・お会いしていますかねぇ。
お疲れ様でした。
kenpapa様、こんばんわっ!
コメント、ありがとうございます
kenpapa様の山行記録でお顔を拝見させて頂きまして思い起こすと、楽しく会話しながら下山されるお二人を八丁坂辺りでお見かけしました。
折角楽しまれているところに慌ただしく下山してしまい、申し訳なく思っています
前日かなり飲まれていたのですね、すごいです
とても楽しそうで羨ましい限りです
お疲れさまでしたっ
もう、私がついて行けないので卒業です。
でも、これからが面白いところです。
頑張って下さい。
私は美ヶ原あたりをうろうろしています。
技術や判断力など総合力では足元にも及ばない初心者で、ご教示頂きたいことはまだまだ沢山ありますので、引き続きアドバイスをお願いしたいと思っております。
ところで、dora-chan様のブログが相変わらず見れないようですが…
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