雨上がりの武奈ヶ岳
- GPS
- 05:02
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 868m
- 下り
- 846m
コースタイム
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 4:59
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
比良山系最高峰の武奈ヶ岳に登るため、朝は2時に起きて家を出発した。登山口のあるガリバー旅行村へは6時半に到着。
登山道は全体的に歩きにくかった。明け方まで降り続いた雨のせいで登山道は濡れていて、とても滑りそうだったからだ。歩き始めてすぐに滝100選の八ツ淵の滝があり、いくつかの滝がそばで見られた。水量が多くて見応えがあった。しかし登山道に川を渡渉する箇所がたくさんあり(帰りに数えてみたら15くらいあった)、しかも中には水量が多くて、緊張を強いられるところもあった。夏場はいいかもしれないが、増水後は危険を感じる道だった。途中で振り返ると遠く離れた琵琶湖がのぞめたが、琵琶湖を見られたのはそれきりだった。天候が今ひとつで曇ってきたからだ。広谷ルートは少々長く、傾斜は緩やかな道だった。倒木で行く手を塞ぐところが多く、それを越えるのに難儀した。まるで木が意地悪をしているかのようなさまざまな倒れ方をしていて、またぎ越したり、潜ったり、迂回するなどして越えていった。ザックが木にひっかかってかなり汚れてしまった。歩き始めて2時間ほどでイブルキのコバに到着。その辺りからじゃまな倒木はほとんどなくなった。その一方で曇ってきて、時々雨も混じって寒くなってきた。それから1時間でようやく武奈ヶ岳山頂に到着。晴れていれば、琵琶湖や比良山系などがのぞめて、景色は相当によさそうなのだろう。しかし雲は分厚くて、20mから先は見えないほどだった。ガリバー旅行村からは誰とも会わなかったが、山頂付近の開けたところでは、ちょこちょこ登山者を見かけた。西側の坊村から登ってくる人の方が多いのかもしれない。山頂の碑の前で、通りかけた人に写真を撮ってもらった。そこで早い目の昼食を取ろうかと思ったが、風が強いので下山することに。しかし少し下ったところは風もなく落ち着いていたので、そこでコーヒーを飲んだ。どうか晴れてほしい!と願いながらコーヒーを飲んでいたが白い雲は分厚くて、天気が回復する見込みはなさそうだった。10分ほど休憩してから下山を開始。行きでは曇って分からなかったブナのきれいな森が見られた。下りはこけないように慎重に歩いた。行きでは迷いかけたところも、下りはスイスイといけて2時間ほどで下山した。帰りにガリバー旅行村の近くにあるアマゴ釣り場に寄り、アマゴの塩焼きを食べた。一匹で1000円はちょっと高いと思ったが、目の前で炭焼きをしてくれて、じっくり焼き上げたのでとても美味しかった。食べたのはオスだったが、メスよりも美味しいのだそうだ。水がどくどくと湧いていて、きれいなところだったが、お客は私以外に1組しかおらず、のんびりといただいて帰った。
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