記録ID: 2073090
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ハイキング
東海
蒲郡・坂本部落に駐車、遠望峰山・桑谷山 とぼね秘道シリーズ2
2019年10月23日(水) [日帰り]
愛知県
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:12
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 517m
- 下り
- 513m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 2:49
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 3:12
距離 9.0km
登り 517m
下り 522m
7:53
62分
スタート地点
11:05
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前回(2019年02月26日)「とぼね秘道シリーズ1」として蒲郡市・坂本町に車を置いて遠望峰山(とぼねやま)へ登り、桑谷山(くわがいやま)へ周回して帰ってまいりました。この時の駐車場所は坂本部落を通り過ぎて山道を登り、林道向郷線との三叉路の少し下の道のふくらみまで車を持って行き、そこから遠望峰山の東に強く張り出した丸い尾根(坂本町落合にありますので仮称「落合尾根」としておきます)に北側から取り付いて遠望峰山まで達しました。かなり高い所まで車を運びましたので標高差は少なく、楽に一周できるコースでした。 今回「秘道シリーズ2」としてご紹介するのは前回よりうんと手前の、坂本部落そのものの一端に車を置いて登るコースです。前回の1より少しハードになります。落合尾根を経由して遠望峰に登るコースは2ルートあり、もう一つのコースを今回ご紹介することとなります。いずれも、知る人はごく少ないでしょう、秘道と呼ぶにふさわしいと思います。 前回は桑谷山展望台を過ぎた帰りに「勝善寺」に寄りました。今回は舗装林道を途中左に逸れて山道を下る「竹千代の道」を通って帰って来ることにします。 また、今回は遠望峰山山頂からのルートを少し変えて、湧き水のある場所(仮称「とぼねの湧き水」とでもしておきましょう)へ寄ってからスカイラインへ降りることにします。 【駐車箇所】 坂本部落は車を置くことができる場所の少ない地区です。その中で一か所、今回駐車した場所は道が左に膨らんでいて安心して駐車できる場所です。ただ、3台ぐらいでしょう。何回かこの場所に止めさせていただいていますが、部落に用があって来たりする人がすでに止めていることもあります。が、止まっていても1台ぐらいで、ふさがっていたことはありません。 満杯なら仕方がないですね、その辺りの道脇に止められないことはありません。1台ぐらい止めても道幅は大丈夫です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【坂本から遠望峰山、2本の秘道】 従来蒲郡から遠望峰山へは神ノ郷または柏原から登る道が知られていて、坂本から登る道があることを知っている人はほとんど居ないでしょう。が、あるのです。坂本から登れば、自然な形で桑谷山まで周回して元の場所に戻って来られます。 遠望峰山から東へ大きく張り出している落合尾根(仮称)へ取り付くのがキーとなります。ここへは前述のように2本のルートがあり、双方は尾根の根本付近、スカイラインの少し東の辺りで合流する形となります。 一つの方は「秘道シリーズ1」として紹介しました。今回はもう一つのルートを通って山行を行いましたのでご報告します。 ルート全体を通じ、転落などの危険箇所ははありませんが、人は居ないと思って下さい。 【コース要点】 ○坂本から落合尾根へ取り付く 落合尾根の中途へ取り付くことになります。駐車場所から少し上へ歩いて左に曲がり、2〜3か所の分岐点を過ぎて舗装道を登って行くと、右に川のある地点で左に入る細道があります。ここが山道入り口です。入口には現在ピンク色のテープが付けてあります。 やがて、左に杉林、右に山腹の登り道を行くようになります。誰も通らないかのような道ですが、太さはあります。杉林は昔はみかん園だったでしょう、石垣ができて段になっています。 この道をそのまま行くと上方で通行困難になります。途中杉林の段を横断して左の端に乗り移ります。左折場所にはテープの印がありますので見逃さないよう。横断道沿いにもテープの印がしてあります。 横断道の突き当たりは使われなくなったカートのレールがあります。右に曲がって再び斜面を登ります。 やがて、落合尾根のてっぺん、背の部分に到達します。広くなっています。到達した場所は南へシフトして張り出している、この尾根の中段といった場所です。ついでに言うと、落合尾根はここから下は道がなく強行すればヤブコギを強いられます。さらに下へ行けば道があるのですが。 ○向郷林道まで 右に曲がってここから尾根の上を行きます。が、途中林道向郷線に出ますので、そこまでの前半と後半に分かれることになります。 向郷林道にぶつかるまで、尾根は全体に広く、途中急な部分が2箇所あります。テープ印が散発的にありますので、広い尾根上の通る箇所の目途となります。最後岩の上を歩くと林道が見えて来ます。 ○林道からスカイラインまで 林道にぶつかり左へ曲がり、少しの間その舗装道を歩きます。道の右側は防獣柵となっています。左へカーブし右にカーブした所の右に、次に進む入り口があります。扉を開けて通させてもらい、あと閉めておきましょう。 この道は全体に中程度の傾斜、しばらくは息を切らせながら登ることになります。迷い込み注意しなければならない所が3箇所または4箇所あります。いずれもテープ印が複数付けられていますので、印を注意しながら進みます。この道に関してこの注意が肝心です。ルートを通じて黄色いPPテープがふんだんに付けられています(ただし色あせてきている)。さらに、これといった場所にはピンクやオレンジ、白の色の印があります。最も間違えやすい場所にはマジックで矢印が書いてあったりもします。迷えば踏み跡もない場所に出てしまいますので気が付きはしますが。 しばらくの労苦を経て、平坦な場所に出ます。登りは終わったわけではなく、再び緩やかな登りが来ます。 この尾根の上の部分は緩やかな山状になっていて、その頂上を通ることになり、やがて下り道が来ます。あと、秘道1の北から取り付く道との合流点がやってきます。赤と白の段の目印があります。ここまで来ればもうすぐ。そのまま進めばじきにスカイラインに出ます。 ○スカイラインから遠望峰山展望台まで スカイラインにぶつかって、右向こうに旧大駐車場の入り口が見えます。そちらへ進み、入り口フェンスの右端に歩行者だけ通れる隙間がありますので、それを通って駐車場まで上がります。 使われなくなっただだっ広い駐車場。舗装の継ぎ目に草が伸び放題です。右向こうに進み、遠望峰山展望台に続く階段を登ります。あと左に曲がれば展望台です。この周囲は木がなくオープン、ベンチが置いてあります。草がひどいものの、毎年一回は草刈りが行われているようです。現在は視線下方の木が伸びてしまって三河湾方面、一部しか展望が利きません。どこの山にも共通する残念点です。 ○山頂まで 戻って遠望峰山山頂に向かいます。広い散歩道を通るとすぐ山頂です。際立った頂上ではなく、展望がないのは御承知の通り。 ■山頂脇の旧展望エリアがすっきりクリアー■ 山頂のすぐ北部分は金網で区切ってあって、昔は岡崎方面への展望台でした。近年植木や雑草が伸びて、特に本年の夏ごろには踏み込みもできないようなひどい状態になっていました。 ところが本日来て見てびっくり。木や草がすべて伐採されて空き地状になっているではありませんか。ヤッタ! ベンチも置いてあって一服できるようになっています。整備してくれた方、ありがとうございます。ただし、展望に関しては木が邪魔でほぼ無理です。 ○とぼねの湧き水(仮称) 普通なら山頂から天の丸方面へ向かい、途中市町村境を綴る道があるので右に曲がってスカイラインまで降りるのですが、今回はそちらへ行かず「とぼねの湧き水」に寄ることにしました。 来た道を戻ります。100mほど歩いた左に、入って行く踏み跡があります。これを行きます。 山腹を下って行きます。左に分かれる踏み跡を過ぎたあと、薄い踏み跡をたどると、途中右に逸れる箇所があります。道はかすかなのでよく注意です。そこには青緑色の針金が付けてあります。 とぼねの湧き水まで降りました。写真で見て下さい。どなたかが水を採れるよう整備してくれています。逆にスカイラインから少し登ればこの場所に来れるのですが、その間ロープが張ってあったり段が設置してあったりで、スカイラインに車を止めて採取できるようにしてあります。 もし、この紹介が整備してくれている人の意にそぐわないものであったら申し訳ありません。何回か通りますが、人が居たことはありません。知っている人はごく少ないと思います。 水が出る上方に流れは全くなくまさに湧き水です。この標高の上には施設は何もありませんので汚廃物が沁み込んでいることもないはずです。私もペットボトルにいただいて来て家で飲んだりしています。 ○あとの行程、桑谷山展望台まで。 スカイラインに降ります。桑谷山と桑谷山展望台に向かいます。このあとの行程は私の他の山行記録などで複数紹介されていますのでざっと述べるに留めることとします。 スカイライン上を歩いて行けないことはないのですが、この部分のコース、桑谷山展望台まで、ほぼ蒲郡市と幸田町・岡崎市の境に沿った形で道があります。山登りですので、我々はそこを通ります。 本日は特にクモの巣が煩わしく、女郎蜘蛛よりも小さいクモが主です。木の棒で払いながら進むものの、どうしても引っかかることがあります。途中女性の2人組とすれ違いました。私が巣を払ってきてあげたからいいよと告げたら喜んでおられました。あと、クモの巣はありませんでした。 桑谷山展望台に来ました。本日は愛鳥会のグループが数人いらっしゃって、展望台の上で真剣に観察を行っておられました。 ○竹千代の道 展望台を降りて蒲郡へ向かう林道向郷線へ入ります。舗装林道をS字型に回った左に竹千代の道へ入る場所があります。ライオンズクラブによる立派な標識が設置してありますので分かりやすいです。 竹千代の道をぐんぐん下ります。この道は古くからある道のようで、広いのですが、通る人が少なく、木切れが散乱したり倒木があったり荒れています。が、通行には問題はありません。谷筋に入って来て、途中渡渉箇所があります。やがて舗装道に変わってどんどん下り、坂本の部落へ下がり着きます。部落内道は少しややこしいですが、最後小さな遊園地を右に曲がれば駐車場所のある道に出ます。左に車が見えています。 |
その他周辺情報 | 坂本部落は蒲郡ミカンの産地です。麓を通行するときこの季節から年末にかけて左右に路地ミカンがぎっしり実っています。施肥をしたり枝切摘果など年中の作業で守っていらっしゃる園です。我々登山者のモラルにかけて取らないようにしましょう。 トイレはスタート地点にはありません。あらかじめコンビニなどで用を足しておくといいでしょう。行程内では一ケ所だけ桑谷山展望台を降りた駐車場にあります。立派なトイレです。ただし紙は備えていません。 |
写真
感想
とぼね秘道シリーズ、2弾目を実行しました。まだ続きますよ。ご期待を(^^♪
反省点はカメラです。レンズを拭いておくべきでした。逆光時のハレーションでばれています。今は慌てて拭いてありますけど。また、ブレて使い物にならない写真もありました。私としたことが、腕が落ちたか?
カメラはソニーのミラーレス一眼α6000です。
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