七ヶ岳、水量豊富で沢登り
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 794m
- 下り
- 781m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
黒森沢コースはドロドロのあと沢登り、下岳コースは泥濘少ないが落ち葉で滑りやすい |
写真
感想
明日からまた台風の影響で天気は下り坂。かろうじて七ヶ岳の天気はテンクラによるとA〜Bらしい。朝目覚めると空は灰色、テンクラは昨日より悪くなっている。ここしばらくの天気から推察すると水量は増え、黒森沢コースは泥濘に違いない。
しかし、せっかくそのつもりで「道の駅たじま」で泊ったのだから、この機会を逃すわけにもいかない。昨日の残りの野菜炒めと卵焼きで朝食を取り、意を決して(そんな大げさな山ではないはずだが)出発。
国道289号をゆっくり走っていると、登山口の標識が目についた。
はたして、ここからはオフロード。しかし一本道なので迷うこともない。
駐車場周辺は黄葉が見ごろ。黒森沢も気持ちがいい。もちろん他に登山者は見えない。案の定登山道は泥濘だが長靴なのでお構いなし。
ガイドブックに載っていた護摩滝が目の前に現れた。横にロープが見える。これを登らなければならないのかと躊躇したが、右側に高巻道がつけられているので一安心。
ところが護摩滝の上部からはいやおうなしにナメ滝を歩かなければならなかった。一部ロープもあったが、ないところもあり果たしてこのまま進んでよいのか迷いながら沢(ナメ滝)を漕いで行く。
水量はおそらく多いほうだと思うが、その点長靴は気が楽だ。ずいぶん歩いたような気もしたが、時計を確認するとそれほどでもなく頂上に続く登山道が見えた。これで一安心。
山頂からは360度の展望!ただし雲海に浮かぶ遠くの山々のみ。それもしばらくするとガスに覆われ何も見えなくなった。
風も強くどうやら予報より早く台風の影響が出てきそうだ。下岳コースは東側が切れているのでガスがなければ眺めを楽しみながら下山できそうだったが、とにかく急いで下ることにした。霧雨かガスなのかわからないぐらいだったがシャツもパンツも湿気を含んできたので合羽を着た。
幸い泥濘はほとんどなく、落ち葉で滑りやすいことに注意しながら下岳まで進むと風やガスはあまり気にならなくなってきた。
下岳登山口に着くと道は濡れていない。どうやら中腹から上だけのガスだったようだ。
スタート地点に戻ったのは予定通り12時前。ずいぶん長時間歩いたような気がしたが4時間足らずだった。初めての山はやはり精神的に疲れる。
車内で昼食を取り車を進めると前方に何かいた。イノシシが4頭、道に落ちていた何かをあさっている。身体はさほど大きくはないが立派な牙を持っている。車をゆっくり前進させると3頭はすぐに藪に逃げ込んだが、1頭はゆっくり歩いている。車のスピードを少し上げると前方に走り出した。少し追いかけたがやがて藪に消えた。先日遭遇した時も4頭だったので、ネズミ算ではないがこの勢いでどんどん増えていくのかと思うと空恐ろしくなる。
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