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Yamareco

記録ID: 2087417
全員に公開
ハイキング
日高山脈

幌尻岳(百名山ー92/49)

2019年07月09日(火) ~ 2019年07月11日(木)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
27.8km
登り
1,819m
下り
1,809m

コースタイム

1日目
山行
5:00
休憩
0:00
合計
5:00
9:30
10
14:30
幌尻山荘
2日目
山行
8:40
休憩
0:40
合計
9:20
6:10
130
幌尻山荘
8:20
160
11:00
11:40
120
13:40
110
15:30
幌尻山荘
3日目
山行
4:10
休憩
0:00
合計
4:10
7:00
120
宿泊地
天候 9日〜11日:晴れ/曇り
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
北海道へは今回で4度目、毎回大洗から苫小牧までフェリー。予備日で前日にアポイ岳に登った後に道の駅 樹海ロード日高 で車中泊して、朝とよぬか山荘を目指す。
コース状況/
危険箇所等
渡渉事故があったので、沢登りの無い新冠コースで計画していたが今年度は林道が通行止めとのことで、急遽渡渉のある糠平川コースに変更した。思ったより少し深くてビックリした所があったが、好天続きで川の水も少ないためかそれ以外特に強い危険は感じなかった。靴は沢靴でなく、地下足袋+手作り草鞋でも登ることができた。
前は豊糠小中学校だったようです。
2019年07月09日 07:04撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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7/9 7:04
前は豊糠小中学校だったようです。
とよぬか山荘の入り口。入って左手に大きな駐車場があります。
2019年07月09日 07:05撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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7/9 7:05
とよぬか山荘の入り口。入って左手に大きな駐車場があります。
沢靴の代わりに準備した地下足袋と手作りのビニール草鞋。これを付けて沢登りを開始しました。
ビニール草鞋の作り方はネットで調べました。ビニール草鞋でも藻の付いているような石の上を歩いた時に効果があるのを感じました。何分手作りなので地下足袋と草鞋の取り付けがうまくなく、途中で外れてきました。草鞋の周りにたくさん紐を付けて地下足袋を包むように取り付ければ良かったようです。
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沢靴の代わりに準備した地下足袋と手作りのビニール草鞋。これを付けて沢登りを開始しました。
ビニール草鞋の作り方はネットで調べました。ビニール草鞋でも藻の付いているような石の上を歩いた時に効果があるのを感じました。何分手作りなので地下足袋と草鞋の取り付けがうまくなく、途中で外れてきました。草鞋の周りにたくさん紐を付けて地下足袋を包むように取り付ければ良かったようです。
到着した幌尻山荘の前です。ブルーシートが敷いて有り、ここで各自食事を作ります。中は2階建てとなっていて、定員50名で、初日は団体さんがいて満員でした。我々は階段すぐ横の空スペースのようなところで、柵がなく寝相が悪いと1階に落ちないか心配しました。
2日目は、中央にゆったりと場所指定されました。リュックなどの荷物は小屋の中には持ち込めません。高床式の小屋の下に荷物を入れておく場所が数か所あります。トイレは、1か所は綺麗でしたが他は狭くてきれいではありませんでした。
2019年07月10日 16:02撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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7/10 16:02
到着した幌尻山荘の前です。ブルーシートが敷いて有り、ここで各自食事を作ります。中は2階建てとなっていて、定員50名で、初日は団体さんがいて満員でした。我々は階段すぐ横の空スペースのようなところで、柵がなく寝相が悪いと1階に落ちないか心配しました。
2日目は、中央にゆったりと場所指定されました。リュックなどの荷物は小屋の中には持ち込めません。高床式の小屋の下に荷物を入れておく場所が数か所あります。トイレは、1か所は綺麗でしたが他は狭くてきれいではありませんでした。
翌日の6時過ぎに幌尻岳に向けて登山開始しました。
トッタベツ岳が見えます。
2019年07月10日 09:33撮影 by  DSC-HX9V, SONY
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7/10 9:33
翌日の6時過ぎに幌尻岳に向けて登山開始しました。
トッタベツ岳が見えます。
幌尻岳が見えます。がまだ距離はあります。
2019年07月10日 09:41撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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7/10 9:41
幌尻岳が見えます。がまだ距離はあります。
途中でお花畑がありました。
2019年07月10日 09:44撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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7/10 9:44
途中でお花畑がありました。
中央の右から左にぐるっと回って登って来た尾根です。
2019年07月10日 10:17撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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7/10 10:17
中央の右から左にぐるっと回って登って来た尾根です。
やっと頂上に到着しました。一緒に登って来た元気な方は、5つ沼が見えるところまで行くと言って進んでいかれました。
2019年07月10日 11:06撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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7/10 11:06
やっと頂上に到着しました。一緒に登って来た元気な方は、5つ沼が見えるところまで行くと言って進んでいかれました。
山頂からの眺めです。ガスが掛かってあまり見晴らしは良くありません。苦労して登って来たのにちょっと残念です。
2019年07月10日 11:08撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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7/10 11:08
山頂からの眺めです。ガスが掛かってあまり見晴らしは良くありません。苦労して登って来たのにちょっと残念です。
少し下山したところにお花畑がありました。下りなのでゆっくりと写真を撮ります。
2019年07月10日 11:32撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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7/10 11:32
少し下山したところにお花畑がありました。下りなのでゆっくりと写真を撮ります。
岩の間にお花が群生しています。
2019年07月10日 11:33撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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7/10 11:33
岩の間にお花が群生しています。
ひっそりとでも目立つ色です。
2019年07月10日 11:34撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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7/10 11:34
ひっそりとでも目立つ色です。
お花が一面に咲いています。遠くに雪渓が見えます。
2019年07月10日 12:01撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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7/10 12:01
お花が一面に咲いています。遠くに雪渓が見えます。
登山道の両側に咲いています。
2019年07月10日 12:03撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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7/10 12:03
登山道の両側に咲いています。
3日目で沢を下ります。初日に草鞋が壊れたので、地下足袋だけで歩いていますが、滑りそうなところを避けて歩けば大丈夫でした。
2019年07月11日 07:30撮影 by  DSC-HX9V , SONY
7/11 7:30
3日目で沢を下ります。初日に草鞋が壊れたので、地下足袋だけで歩いていますが、滑りそうなところを避けて歩けば大丈夫でした。
初日に、荷物が重かったため少し深いところで振り向いたときにバランス崩してお尻の辺りまで濡れてしまいましたが、他はこのように平坦なところが多いです。
2019年07月11日 08:30撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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7/11 8:30
初日に、荷物が重かったため少し深いところで振り向いたときにバランス崩してお尻の辺りまで濡れてしまいましたが、他はこのように平坦なところが多いです。
所々、少し通りにくい箇所がありました。
2019年07月11日 08:30撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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7/11 8:30
所々、少し通りにくい箇所がありました。
ゲートまでの林道にも花が咲いていました。下りで余裕が出たのでお花に目が行きます。
2019年07月11日 10:20撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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7/11 10:20
ゲートまでの林道にも花が咲いていました。下りで余裕が出たのでお花に目が行きます。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ 調理用食材 調味料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター レジャーシート シェラフ

感想

 3年続けて幌尻岳にトライして3度目の正直で漸く登れました。去年は新冠コースの林道口迄行ったが林道が崩れて通行止めなことを知らされる、その前の年は天気が悪くて断念。
 渡渉がなくて雨の天候に影響を受けにくい新冠コースを考えていたので昨年は、新たに長距離を重い荷物を運ぶ対策にリヤカーならぬ車輪の大きいキャリーを準備して意気揚々臨んだのに、結局お蔵入りで非常に残念。 
 今年は林道通行止めを3週間前まで知らずにいて、慌てて沢登り対策を考えた。1回限りの沢靴は高価なので、安価な代替策として地下足袋にビニール紐で自作した草鞋で渡渉したが結構いけた。他の方の対策を見ると沢靴の方もいれば、一方ベテランに見える方で踵付きのサンダルのようなもので沢登りしていた人もいた。
今回で登頂できるように、慎重に天気予報を調べて良さそうな1週間を計画に当て、さらに1週間の中でも前日に雨がなく最も天気の良さそうな3日間に登山することを考えて、最終日程を決めた。基本が車で移動&泊なので、宿の予約に縛られることがなく天気予報を見ながら自由に計画変更が可能で観光も自由に行くことができた。

最難関のコースの一つと聞いていたので、初日は緊張したが、幸い水量が少なくて思っていたより楽に沢を登ることが出来た。渡渉は1か所膝上の腿にかかる所があった。あとは踏み跡と目印をみて渡渉場所を気を付けながら、滑りのありそうな石や岩を避けて滑らないように気を付けて進めば、そんなに危険なところはないように感じた。
 天気が良くて水量が少ない時に2泊3日で登れば、少し荷物が多くなるが思ったほど大変なコースではないように思われた。
 水の荷物を少なくするためエキノコックス対策が可能という簡易携帯浄水器を持参したが安心して水を飲むことが出来て便利だった。何名か同じものを使っている方がいた。

ベテランの方は1泊2日で登られる様だ。翌日、私たちが登頂して山頂から1時間ほど下ってきた時に、今朝ゲートから登って来たという方に合ったし、その後も3人程遭遇した。
 一方、下山したときに小屋の前のブルーシートに座っている夫婦を見て聞いたところ、1泊2日の予定で来たが、今朝の小屋への到着時間が遅かったので小屋番の方に幌尻岳の登山は時間的に無理だから止めた方が良いと言われて登らなかったとのこと。旦那さんは前に登ったことがあり、今回奥さんを連れて来たかったとのことだが、あとの旅行予定があるので、明日は残念ながら幌尻岳に登らず下山予定にすると話されていた。
私たちも、頑張れば1泊2日でできるのではと考えたこともあったが、慎重にと、2泊3日にしてのんびりと登山が出来てよかったと思う。

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技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

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