恵那山 (広河原〜ヘブンスRW) [紅葉と大展望]
- GPS
- 08:01
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,397m
- 下り
- 1,142m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 7:56
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
【復路】ヘブンスそのはらのリフトとロープウェイ 片道料金は往復の半額です。 ちなみに朝5:30〜7:00は「雲海ハーバー」でロープウェイとリフトが動いていますが、この時間帯は片道では乗れないそうです。 |
写真
感想
紅葉前線の南下とともに山旅も南下し、恵那山へ。
恵那山には数年前のゴールデンウィークに登ったことがありますが、その時は妻が膝故障中で単独行でした。また麓の花桃がとても素晴らしかったことはよく覚えているのですが、かえってそのせいで、山中の印象が薄く、今回は時期を変えて行ってみることにしました。
宿の送迎バスで広河原ゲートへ。まだ暗い林道を歩き始めますが程なく明るくなってきて、山腹の紅葉がいい感じで見えてきます。
登山道に入ると見事な赤い色のもみじが迎えてくれました。
順調に高度を上げていき見晴らしのいい場所に出ると、今度は雲海の上に南アルプスの長い稜線が見えました。北岳、間ノ岳などはすでに白くなっているのが見てとれます。
その左手には中央アルプス南部が見えますし、北側が開けたところでは御嶽山と乗鞍岳がはっきりと見えました。そしてその右には穂高岳も確認できました。
そして展望台のある地点に到着。登山者さんに写真を撮っていただきました。
恵那山の名の由来となっているいくつもの祠を見ながらほぼ平坦な山頂部を進み、避難小屋と最高地点に到達。最高地点の看板はほとんど記憶にないので前回は見過ごして通り過ぎてしまっていたのかもしれません。
そのまま直進して前宮コースとの分岐を右に折れ、神坂峠の方向に周回していきます。
古くは「東山道」という道がこの神坂峠を通って都と私の故郷にほど近い陸奥多賀城を結んでいた、という話も興味深いです。
急坂を降りて高度を下げていくとまた紅葉の色が濃くなっていきますし、終始アルプスの展望があるため、とても気持ちがよいです。広河原からのピストンですとこのような光景が味わえないので周回コースはおすすめではないかと思います。
鳥越峠から登り返すとヘブンスそのはらの展望台に出ます。ここでもやはり南アルプスの大展望が見事、北の甲斐駒ケ岳から南の光岳、池口岳に至る長大な稜線は他ではなかなか見ることができない圧巻の光景でした。
そこからはリフトとロープウェイを乗り継いで下山。ゴンドラの中から見る紅葉も素晴らしい色合いでした。
百名山の中では地味な印象のある恵那山ですが、季節を変えて再訪したことでその良さが十分に満喫できたように思います。昼神温泉のお湯もよかったですよ。
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