金山+鐘ヶ坂トンネル探訪(兵庫県)
- GPS
- 03:32
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 696m
- 下り
- 687m
コースタイム
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 3:33
天候 | うす曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道176号沿いの簡易パーキングにトイレあり |
その他周辺情報 | 鐘ヶ坂峠の明治、昭和、平成の3つのトンネル |
写真
感想
金山といえば自然の造形「鬼の架け橋」が有名ですが、近くの鐘ヶ坂峠は新旧3つのトンネルがあるという非常に珍しい峠です。古いトンネルは閉鎖されており徒歩でも通れないのですが入り口まで行ってみました。
金山から下山した後、追入神社や古墳(町浦古墳というのが道端にあり山賊が隠れていたという伝説があるそうです)や伊能忠敬の碑を見ながらトンネルに向かっていると畑仕事帰りのおばあちゃんに出会いました。すると次のようなお話をしてくれました。
・春日のほうからここ追入へ嫁入りするとき、寒いところに行くのだからと綿入れを余分に持たされました。住んでみると雪は降るしほんとに寒いところだと思いました。(標高が高いので)
・まだ二十代のころ(明治トンネルしかないころ)バスは一日二本しかなく家へ帰るのにバスに乗れなかったときがあり、幼い娘をおんぶして明治トンネルを通って歩いて帰ったことがあります。帰らないとお姑さんに怒られるし、おぶった娘が泣くのをあやしながら歩くのはほんとに大変でした。
というようなことを今では笑い話だよといった風で話してくれました。追入の人々は明治、昭和、平成のトンネルができていくのを見守ってきたわけで、いろんな苦労があったことと思います。今回トンネルができる前の峠道を歩いてみることで峠越えの大変さが実感できましたし、鐘ヶ坂峠に作られた代々のトンネルと共に生活してきた追入の集落にも長い歴史があることが分かりました。鬼の架け橋を見たついでに、歴史遺産といえる鐘ヶ坂峠のトンネルにも立ち寄られてはいかがでしょうか。
余談ですが、明治トンネルに着いて写真を撮ろうとすると急にカメラがフリーズしてしまいました。何か不思議なフォースが存在したのでしょうか…
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