バリ道通って「標高600m」検証の旅 in 稚児ヶ墓山 (^^)/

2019年11月09日(土) [日帰り]

• GPS: 04:06
• 距離: 6.3km
• 登り: 443m
• 下り: 432m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:37
• 休憩: 1:30
• 合計: 4:07

距離 6.3km 登り 443m 下り 445m

10:07 スタート地点
11:51 11:52 稚子ヶ墓山
11:55 13:24 稚児ヶ墓山 最高点(600m)
14:14 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

無動寺周辺に駐車可

コース状況／危険箇所等

登りに使用した岩谷はかつての太陽と緑の道だった可能性があります。
ヤブもなく気持ちの良い沢ですが、濡れた苔は非常に滑りやすいのでご注意を。
下山に使用したルートは稚児の塚を起点に急降下し地図の破線路につながります。尾根ではなく山の斜面をほぼ一直線に下る径です。赤ペンキ等によるマーキングが多数あります。（以上、ham0501記）

写真

11/9 9:45

無動寺近くから見る稚児ヶ墓山（左）と稚児の塚（右）。今日は高さ比べしてきます＾＾

11/9 10:09

お天気良し(^^♪

11/9 10:12

「太陽と緑の道」コースNo.19の道標がある分岐。往路・復路の合流点です

11/9 10:17

少しだけ太陽と緑の道を進みます

11/9 10:25

おっと行き過ぎました。引き返して薮っぽい道へ...

11/9 10:30

藪漕ぎ。

11/9 10:32

ヤブに埋もれた意味ありげな石標。しかし字は何も彫られてませんでした

11/9 10:35

岩谷合流

11/9 10:47

流石岩谷・・・岩だらけ。

11/9 10:48

Hamさん　直登！

11/9 10:49

デカい岩
ボルダリング出来そうですが手強そう。落ちたら痛そうですし (H)

11/9 10:50

登ろうとしましたが　おて手が短いっ(ー_ー)!!(J)

11/9 10:50

へつります。

11/9 10:52

へつります

11/9 10:53

見苦しいこのゴミが× （この上に国道428号線）

11/9 10:56

岩谷の核心部？到着です。
こんなところにこんな岩が...素晴らしい！ (H)

11/9 10:58

登ります

11/9 10:59

楽しい！

11/9 10:59

ここも直登で行きますが、水芯辺りは苔でヌルヌルです💦。
濡れてる苔はムチャ滑ります。要注意！ (H)

11/9 11:02

累々と積み重なる岩を登って行くと、

11/9 11:02

最後の滝。渇いた左岸を登ります。
最初、滝芯を...と思いましたが、止めておいて正解 (H)

11/9 11:03

私も一枚！

11/9 11:03

碧空に向かってGO!

11/9 11:04

最後のゴジラの背（コンクリート片）
気持ち良いカンテと思ったらコンクリートでした^^; (H)

11/9 11:06

登り切った右岸の斜面に　ひっそりと佇む社があります。
シキミが供えられてました (H)

11/9 11:07

岩谷最上部からの景色。まだ紅葉には早いです。

11/9 11:08

R428を渡って、ここから取り付きます。

11/9 11:08

ココです

11/9 11:14

さっきとは雰囲気が一変し、暗〜い涸れ沢

11/9 11:16

えっ！　ここもかつては「太陽と緑の道」？　（今はコースではありません、為念）

11/9 11:18

谷はこんな状態です。
なので、神戸市も太陽と緑の道を見捨てたんでしょうね (H)

11/9 11:25

えっ、道がないのに「太陽と緑の道」道標がぁ(/・ω・)/
「太陽と緑の道」侮れません (H)

11/9 11:40

道標に従い左折すると、しっかりした踏み跡がありました

11/9 11:41

その先、やっとメインの縦走路に出ました。
“道との遭遇”です (H)

11/9 11:41

今はなき「太陽と緑の道」無動寺への道標。担当ボランティ、捨てずに置いておいてくれてます。でもコース復活はないでしょうね

11/9 11:50

稚児ヶ墓山山頂です。さて、いよいよ本日のメインエベントの「測量？」を始めます。
jyunntarouさん、かつて測量のアルバイトしてたそうです (H)

11/9 11:51

「ガス」の標石が気になるjyunntarouさん。確かにこんな所にガス管が埋まってるとは思えない...

11/9 11:52

Hamさんが　スマホを三角点にセットします。
三等三角点（点名：稚児ヶ墓 596.34m） (H)

11/9 11:52

0になるのを待って・・・

11/9 11:55

山頂から東へ約100m程の稚児の墓跡にスマホを置きます。

11/9 12:00

やったぁ！＋3.8mの値が出ました(^^)/
稚児ヶ墓山頂の三角点は標高596.3mです、それに＋3.8mを足すと　600.1mですよー！
これで　稚児ヶ墓山も500m台から600m台に格上げですっ!(^^)!　　長年の疑問がスキッとしました。

11/9 12:02

その後も2回トライしましたが、多少の誤差はあっても四捨五入で600mは間違いないと確信しました

11/9 12:02

稚児の塚は石が積んであるので反則？という方もおられるかもしれないので近くの高みも測定。稚児の塚より0.10m低く出ましたが、それでも600mはありました

11/9 12:06

ジャムパンの気持ち。

11/9 13:17

あー、景色もスキッと、心もスキッと。

11/9 13:21

600m記念撮影。Hamさん　ありがとうございました。

11/9 13:22

jyunntarouさんが以前から気になっていたという赤リボン。これは行くしかないでしょう＾＾

11/9 13:23

ここから激斜面（45°あります）のバリを降下です。

11/9 13:25

フォトでは伝わらないですが、木にしがみついての直下降ですっ(/・ω・)/

11/9 13:26

横からの撮影、45°越えてますね。立木がなかったら下れないでしょう

11/9 13:28

赤リボン、赤テープ、赤ペンキが2m間隔ぐらいに付いていて迷いようがありません

11/9 13:39

尾根を通る径かと思いましたが、ひたすら斜面を切る径でした

11/9 13:41

ああっ、掴んだ木が枯れ木でしたっ！ずずずずっずー。
決定的瞬間撮られました。立木に頼る径なので枯れ木には注意でした (H)

11/9 13:53

黄葉

11/9 14:00

マーキングがなくなって　ルーファイ中です。
その後右手10mぐらいの所にマーキングが現れました。尾根寄りに進み過ぎていたようです (H)

11/9 14:02

お約束の・・・ですが、腰を痛めなかったでしょうか？
れっつ　リンボー…これはHamさんの提案でしたよー(笑)　（J)

11/9 14:04

最後の藪を漕いだら・・・

11/9 14:05

どん！　R428に飛び出しました。

11/9 14:05

こんな所が入り口です。ホント分りづらいです。

11/9 14:05

気持ちが和らぐ一輪の花。狂い咲きのモチツツジ

11/9 14:06

この日は午後から曇りの予報でしたが、ここまで雲一つない快晴。来て良かった！

11/9 14:09

振り返り見る稚児ヶ墓山。みなさん、600m峰ですよー

11/9 14:11

道標のある分岐に帰ってきました。このあと駐車地点で30分も山談義。中身の濃い山行ありがとうございました
こちらこそ　ありがとうございました（J)

撮影機器：

RICOH WG-50 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

感想

jyunntarou

本日は、Hamさんにお手伝いして頂き、稚児ヶ墓山山頂部が、「標高600mあるんだよ！」の検証ができ、胸のつかえが取れました(^^)/　

これまた以前から気になっていた、山頂からの激急降下バリルートも突破でき、二度おいしい山行になりました。　

山頂でのんびりと　色んなお話もでき、短かったですが有意義な山行ができました。Hamさん、明日は六甲縦走なのに　お付き合い本当にありがとうございました('◇')ゞ

Ham⭐

山行6km、2時間37分、休憩1時間30分（下山後の山談義を含むと2時間超）の短く休憩時間の多い山行でしたが中身の濃いものとなりました。
まず岩谷・・・良い沢でした。ここはかつて「太陽と緑の道」コースだったのでしょうか？ちょっと驚きです。

そして稚児ヶ墓山。実は私が尊敬する郷土の登山家、多田繁次氏（故人）が愛した山の一つです。著作「北神戸の山やま」（神戸新聞出版センター発行）の記事に、「尾根の棟のようにほぼ水平に伸びる頂稜の、西のピークに三等三角点(596メートル）があり、反対の東の鼻（約600m）の林縁に一本のこんもり茂ったヤブツバキがあって、その根元に自然石を積み上げただけの稚児の塚は、伝承の哀話を語りかけるように、ひっそり眠っていた」とあり、当時から600mあると思われていた節があります。

うんちくはともかく、丹生・帝釈山系第一の高峰、稚児ヶ墓山にこの山域最強？の登山家jyunntarouさんに連れられて未知のコースを歩くことが出来ました。休憩時間の長さが楽しかったことを物語っています。
jyunntarouさんありがとうございました。