記録ID: 2098942
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ハイキング
氷ノ山
県境を越えて歩く 日名倉山
2019年11月09日(土) [日帰り]
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体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 04:15
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 916m
- 下り
- 908m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:03
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 4:15
距離 18.3km
登り 916m
下り 916m
先週 扇ノ山で山頂部が県境ではなく鳥取県にあったことに(個人的に)衝撃を受け、急きょ兵庫県境に位置する主要峰のうち未踏であった日名倉山を確認することとしました。
なお、今週はクルマが使えないので、公共交通機関利用となります。千種側へのバス便は頑張っても10時過ぎでないと着かないので、下山後の帰宅がかなり遅くなってしまいます。
そこで、アプローチの、しかも道路歩きがかなり長いのは難点なのですが、始発に乗れば8時前にスタートでき、明るいうちに帰ることができる智頭急行利用にしました。
しかし、遠かった。よく歩いた。
なお、今週はクルマが使えないので、公共交通機関利用となります。千種側へのバス便は頑張っても10時過ぎでないと着かないので、下山後の帰宅がかなり遅くなってしまいます。
そこで、アプローチの、しかも道路歩きがかなり長いのは難点なのですが、始発に乗れば8時前にスタートでき、明るいうちに帰ることができる智頭急行利用にしました。
しかし、遠かった。よく歩いた。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
智頭急行/上郡駅はこの時間は無人 ワンマンカーなので、バスに乗る感覚で乗車時に整理券を受け取り、下車時に料金を払います。千円札ぐらいは持っていくように。 OUT=神姫バス エーガイヤちくさ〜山崎 山崎までのバスは宍粟市内線ということで一律200円 IN,OUTともイコカなどの交通系カードは使えません |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はないが、何分山間の里の道は真っ直ぐではないので、地図とにらめっこ。 兵庫県側は杉の植林帯。落ち葉が多くわかりにくいところもある。 道路歩きが長いので、ヘアピンカーブなどは路端斜面をショートカットしようと思っていましたが、防獣柵が張り巡らされており、ほとんど無理。西粟倉や東粟倉の住戸の近くでも路側に野生動物のフンが落ちていました。獣害は深刻なのだと感じました。 この状況は岡山県側も兵庫県側も同じです。人間にとっては県境ですが、山に棲んでいる野生動物にしてみれば、人の気配の薄いところが棲息地域なので、県境なんて関係ないですよね。 |
その他周辺情報 | 「エーガイヤちくさ」で汗を流し、昼食をいただきました。 食事は11時から、お風呂は12時から営業開始です。 到着したのが11時50分ごろだったので、食事が先。本当は「トンカツ」がお勧めのようだが、注文が入ってから揚げるため、少々時間がかかるとのこと。食後には汗を流したいし、バスの時間(12:39発)が競っていたため、カレーライスでがまんしました。 バス(交通機関)とバス(ふろ)を両立させるため、せっかくの温泉ですが、お風呂は汗を流す程度で済ませました。ちょっともったいない。あと20分ぐらい早くついていればなあ、と思いました。 |
写真
ダイソーで買った「釣り用の鈴」(100円)
熊鈴の代用にできるか 試してみようと思って持ってきました。
まあ、小ぶりな鈴なので 音はやや高い。
一つ一つの音は小さいが、鈴は4つもあるのでそれなりに鳴る。
山行に使っているザックは3つ使い分けているが、うっかり熊鈴を忘れたことも何回かあり、どのザックにもこれを一つずつ入れておけば、お守り替わりにはなるかな。
熊鈴の代用にできるか 試してみようと思って持ってきました。
まあ、小ぶりな鈴なので 音はやや高い。
一つ一つの音は小さいが、鈴は4つもあるのでそれなりに鳴る。
山行に使っているザックは3つ使い分けているが、うっかり熊鈴を忘れたことも何回かあり、どのザックにもこれを一つずつ入れておけば、お守り替わりにはなるかな。
威徳天満宮
長徳5年(999年)というから藤原道長が「我が世の春」を謳歌していた頃、都をはじめ全国で疫病がはやった。その時この地区では現れた老人の指示に従ったら疫病は収まったとのこと。その老人は「菅原道真」と名乗ったのでここにお祀りしたということです。
長徳5年(999年)というから藤原道長が「我が世の春」を謳歌していた頃、都をはじめ全国で疫病がはやった。その時この地区では現れた老人の指示に従ったら疫病は収まったとのこと。その老人は「菅原道真」と名乗ったのでここにお祀りしたということです。
林道まで下りてきましたが、まだまだだと思っていたら、ここが「登山口」
ここが地図に記載されている「奥海越(おねこし)」でしょう。
ちなみに佐用側に「奥海(おねみ)」という地名があります。
ここが地図に記載されている「奥海越(おねこし)」でしょう。
ちなみに佐用側に「奥海(おねみ)」という地名があります。
防獣柵
出たところ(里側)から撮りました
下の大きなカンヌキを外さないと開けられません
山側からはそれが良くわからなかったので、乗り越えました
道理で兵庫側からは誰も登ってこなかった
出たところ(里側)から撮りました
下の大きなカンヌキを外さないと開けられません
山側からはそれが良くわからなかったので、乗り越えました
道理で兵庫側からは誰も登ってこなかった
撮影機器:
感想
実は4年ほど前にベルピールまではクルマで上がっています。
その時は事前調査しておらず、違うところに踏み込んでしまい、帰ってきました。
そういう意味では今回はリベンジです。
それも岡山県から兵庫県に歩いて山越えするという ちょっと非常識なプラン。
結果はほぼ見込み通りの所要時間での山行となりました。
山頂からの眺望は思いのほか良好でした。
これまでは、中国山地ではなだらかな山並みがつづいて、特徴的な山といえば大山、蒜山、三瓶山ぐらいという印象でした。しかし今回 日名倉山から見ると、後山から駒の尾山にかけての山稜、那岐山の山塊、三室山のピーク、その奥に氷ノ山の山影、とそれぞれの山に存在感がありました。
山自体は簡単に登れますが、見るべき景色だと思います。
植林が多い山なので、紅葉は一本ずつですが、1000m以下ではきれいでした。
もうすぐ里に下りてきますね。
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