東山(宍粟50名山) 〜紅葉の稜線・360度の大展望〜
- GPS
- 04:09
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 443m
- 下り
- 433m
コースタイム
- 山行
- 2:47
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 4:11
天候 | 晴/曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
とてもよく整備されたハイキングコースで、歩きやすく危険個所もありません。 |
その他周辺情報 | フォレストステーション波賀の温泉が利用できます。大人¥600、こども¥300です。お湯の温度は40度程度、サウナや露天風呂もあります。 |
写真
装備
MYアイテム |
Katsuhara
重量:2.53kg
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個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
ウインドブレーカー
帽子(キャップ)
登山靴
サブザック(19L)
トレッキングポール
熊鈴
昼食(スパゲッティ+刻み野菜+ベーコン+レトルトソース+お吸い物)
深型フライパン
シングルバーナー+OD缶
割り箸
行動食(飴)
非常食(シリアルバー)
飲料(お茶500mL+水900mL)
地図(コース図)
iPhone(GPS+カメラ)
iPad mini
サブバッテリー
携帯電話
腕時計
手拭い
日焼止め
レジャーシート
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備考 | トレッキングポールは娘が使いました。お茶や行動食は結局口にしませんでした。 |
感想
今週も娘を連れて山を歩いてきた。娘が歩けそうな、標高差が小さくて距離が7km程度のコースを物色して、兵庫県宍粟市の東山(ひがしやま)というのを見つけた。ファミリー向けの歩きやすく眺めの良いコースだというレポートを見つけて、ここなら娘もへたばらずに歩いてくれるだろうと、行ってみることにした。
登山口は「フォレストステーション波賀」という、家族で自然を楽しみながら過ごせる施設(自然公園)にある。よくある寂れたキャンプ場かと思っていたら、広い駐車場と綺麗に整備された公園、アスレチック。小さな子供を連れた家族が沢山訪れて賑やかな施設だった。
駐車場の片隅に車を停めて歩き始めた。青空の見える良い天気、山に点々と見える紅葉、黄葉。しばらく舗装道路を歩いて登山道に入った。傾斜はそんなにきつくない。整備されていて道は歩きやすく確かに家族連れで楽しめるコースだ。尾根に出ると遠くの山々が見渡せる。この辺りの山はまだあまり知らないのでどれが何という山なのかイマイチわからないが、北の方には氷ノ山も見えるはずだ。
歩き始めた時には日が差していたのだが、徐々に雲が増えてきて日が当たらないとやや肌寒い。あまりゆっくり休憩していると寒くなるので、あまり休憩はとらずに東山山頂まで歩いた。それでもそれほど苦しくはなく、緩い傾斜と目を楽しませる紅葉や展望で軽快に山頂へたどり着いた。
山頂には木製の展望台が備えられていた。そこへ上がってみると、ぐるりと周囲の山が見渡せる絶景だった。東西南北に山の名を示したレリーフもあり、遠くのピークを一つ一つ確認することができた。まだまだ知らない山が沢山ある。その山に登る日もそのうちあるかもしれない。
山頂の展望台の下で昼食を作った。スパゲッティ(1.7mm)を200g、ボトルに入れて水に浸していたのが水を吸ってふにゃふにゃになっている。家で刻んできた野菜を山フライパン(深型)で炒めて、少し水を加えてからその浸水パスタを投入し、その白っぽい色が半透明になるまで煮た後、水気が少なくなるまで炒めた(煮詰めた?)その後コンビニで買ってきたベーコンを入れ、レトルトソース(ミートソースと書いてあったが肉はほとんどなかったような)を絡めて全体が温まったあたりで完成とした。量的にも具のバランス的にもちょうどよかった。娘も喜んでくれた。
下山はフォレストステーションの南側の登山口へ向かう谷コースを歩いた。ここにも色付いた木々が点在していた。後半は杉林になったが、木立の中の冷たい空気が身体を浄化してくれるようだった。地図を見た時に思ったほどの急傾斜でもなく、軽快に歩いて下りることができた。
私の地元、鳥取県にはなかなかこうしたファミリーで楽しめるほど整備された登山道が少ない。弱小貧乏県の財政の弱さがこういった所には如実に現れている。けれども、県境を越えて少し行けばこんな所があるというのはありがたいことだ。まだまだ私の歩いたことのない中国地方の山が沢山ある。ヤマレコで調べて、きちんと準備してもっともっと歩いてみよう。