男体山 …大変でした
- GPS
- 06:47
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 1,205m
- 下り
- 1,210m
コースタイム
09:19 一合目
09:45 三合目
10:07 四合目
10:28 五合目
10:45 六合目
11:14 七合目
11:50 八合目
12:46 山頂
休憩
13:15 下山開始
13:45 八合目
15:29 四合目
15:55 一合目
16:00 二荒山神社前バス停
天候 | 曇り1回だけパラパラ小雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
08:40→09:05相乗りタクシーで二荒山神社 帰り;16:09東武バス二荒神社前(6分くらい遅れた)→17:00東武日光駅17:06 17:35JR日光駅日光線→18:17宇都宮駅18:38新幹線やまびこ152号→19:02大宮駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山道は滑りやすい、どこがどうということもなく滑りやすいです。 ・トイレは駅、二荒山神社。 ・東武日光駅に降りましたら、乗り合いタクシー『大福交通』さんが声をかけてくれて、バス運賃と同額で乗せてくれました(1100円)。 わたしたち含めて三人でしたが、バスより早く到着出来ましたので、お得でした。 ・帰りの東武バスはSUIKA,PASMO使えますが、大きなお札は両替不可能です。 ・東武フリーパスもあるようです。 ・東武日光駅は駅前に土産物屋さん、駅の中に売店ありますが、JR日光駅はソフトドリンクの自販機しかなく、売店はありません。 ・男体山は入山料として大人1名500円。 巫女さんから首から下げられる御守り戴きます。 注意事項の説明を受け、住所・氏名を記帳します。 |
写真
感想
水曜日。
縦走計画があったのですが、わたしが肩の腱板をおかしくして、その痛みと思うように動かせないため、断念。
楽しみにしていたのに、悲しいやら悔しいやら、なのに体重は2kgも増加。
何やってるんだ、わたし。
無理のない所で、昨年行きたかったのですが冬季は入山が不可能でした男体山へ行って来ました。
男体山。
名前からして素敵。
そ、それが。。。
今までのお山の中で一番と言っていい程、大変でした、わたしには。
言い訳は、太ったからだ、痛い肩、肩痛のために続く睡眠不足、動かすと痛い左肩・手をかばって歩くための疲れ、左手が使えない、飼い慣らしたはずの膝痛、未熟者。
それでもBOXシートの東武線はなんだか遠い場所へ誘う旅行気分で、親切なタクシーの運転手のおじさんのぼやきは面白く、10ン年振りのいろは坂をばんばん飛ばしてくれて、男体山がのしかかるような大きさで間近に見えたときはワクワクしたのですが。
一合目までの石段は、なんともなかったのですが、気がつかなかった二合目、舗装道路の三合目あたりから、なんだか、足が重い。
四合目から本格的に登山道に入りますが、中禅寺湖が見渡せ爽快。
同行者は
「最後、登り切った楽しみのためにとっておく」
ため、あまり見ないようにしている。
森の中は傾斜が増して、手すりにつかまって上ります。
五合目には避難小屋があり、手前に若い男性が休憩していました。
大きな岩が増え、岩ゴロ石も増え、右手で掴める場所を選んで登ります。
やっと七合目、心臓バクバク。
も、振り返って眼下の中禅寺湖の風景を楽しまないと登れないキツさ。
茶色い鳥居が八合目の目安、だけど神社までが遠い〜。
ザックを神社にデポして山頂目指そうかと本気で考える。
あぁ、でももうあと少し。
さほど暑い日ではないのに汗まみれ。
土砂の流出防止のネットが破れた道を登る、登る。
もう何人も上から下りてきています。
若い女性が街着のような服装で、靴がこれまたフラット・シューズ。
わ、びっくり。。
変化に富み、ここは、きっと、本当は楽しいお山なんじゃないのかなぁ、とか思いながらなんだか大変な思いをしながら登る。
木段を上り、森を抜けると山頂が近い砂礫の赤い世界に変わりますが、これまた木段ですが山頂はすぐそこなのに歩き辛い。
女性が一名、木段に座って休んでいる。
山頂はもう見えているのに汗が目に入り見え辛く、ヨタヨタと辿り着く。
中禅寺湖は静まりかえっている。
山々が見渡せますが名前がわからない。
きっとあれが日光白根山。
タクシーに同乗した女性はとっくに下山。
思いのほか時間がかかってしまいました、おにぎりと梨を食べて赤い斜面を下ります。
ぐいぐい迫る中禅寺湖を見やると足元が危ない。
上りがキツかったということは、下りもキツいということで(←今まで何回か使用したフレーズ)。
悲しいかな、同行者のように岩場をトットコ下りられない私は緊張感いっぱいで下りざるを得ません。
左手を使うと痛いので、手の支えは右手のみ、右側ばかりに岩肌や木の根、幹、枝があるわけではありません。
支えきれず2回くらい滑って尻もち。
そしてまた、岩場で滑り、右手は細い枝では掴まりきれず宙に浮き、左手は支えられないので
「アッ!」
と言う間に前につんのめる。
左腕を下にして顔をかばって転倒。
目に☆☆☆☆☆☆
でなく、火花。
激痛ぅぅぅぅぅ。
痛い腕に下り斜面なものだから全体重にザックの加重。
痛い、痛い、ものすごい痛い。
ノックダウン状態。
同行者に起こしてもらってザックおろして、痛みは引きましたが痛みの余韻で右手まで動かない。
痛み止めの薬と水を飲んで、なんというか放心状態。
後ろから来ていた上りに五合目でお会いした若い男性もびっくりしただろーなー、先に行ってもらって、何よりもこんな転び方をしたのも初めてで自分でも驚いたのと痛いのとでとにかく動悸を鎮める。
長くボーッともしていられない、幸いにも怪我はないので、ヨロヨロと下り始める。
それからも岩場はありましたが回避回避で五合目まで無事下りてきて、先ほどの若い男性に追い着きました。
ピンピンした姿を見せて、驚かせてゴメンナサイと言って、バスの時間も気になり始めましたので先に下ります。
ここからが、長かった。。。
なんだか、長かったです。
舗装道路、長かった。
一合目への樹林帯がまた、長かった。
土の斜面が滑りやすく、木の根、笹の根がまた足を取られそうで、車の音が聞こえてきたからもうそろそろだろう、と期待しているのに、
長かった。
道、間違えたのではないかしらと思うほど長かった。
バス発車20分前位にヨレヨレと一合目に辿り着き、急かされて階段、石段を下り、靴を洗って狛犬さんの写真を撮って、社務所に声をかけて、中禅寺湖が目の前に広がるバス停へは余裕の到着。
湖面は静かでボートがゆらゆら。
「『ふたあらさん』、じゃなくて『ふたらさん』、って書いてあるね」
その二荒山神社の登拝門の向こう、男体山が大きく山頂まで見えます。
神さまが住む霊山として今年は開山1230年の神聖な年ということです。
一合目までの階段、最初の石段11段の『11』は『10』に極まった『0』数から新たに発展する進歩的な吉数。
次の81段の『81』は『9』の乗数で、最も聖なる数。
発展、繁栄の吉祥数で、天地万物創造の基本となる崇高な数字。
…ということは、下山してから神社で戴いた登拝心得と案内で知った次第で。。
開山1230年の『123』も『81』数の魔方陣、ということで(意味がわからない)神の世界と人間界の結びつきを意味している、そうです。
山頂にあった奥宮には諸願を込めて参拝しなければいけなかったのですが、、、、
軽く頭を下げただけだったのが転倒に繋がってしまったのか、
開運の霊気を受けたから怪我せずに済んだのか、、、。
霊山の『気』を受けて『六根』は清浄にしたわたしたちは汗で塩だらけの顔、汗臭いままで、遅れて到着したバスに乗り込みます。
同行者が隠し持っていた魔法のように冷えた缶ビールを、しょっぱいしょっぱいと言いながら車窓の中禅寺湖をあとにします。
携帯電話で帰路検索をして終点JR日光駅から決めた電車に充分間に合うはずでしたが、手前の東武日光駅で降車の際の運賃支払いでsuikaでない人が案外いて時間がかかったり、大きなお札しか持っていない人がいて、運転手さんも両替出来ないから細かいお金作るのにその人はお店に入り何か購入するんだかでいったん下車して、降車の支払いだけで10分近くかかり、もう間に合わない、とわたしたちも東武日光駅で降車しました。
…霊山の『気』を受けて精神の安定を導かれたはずなのに、も、すでにイライラ。
結局、次のJR日光線で帰ろう、ということになり、トイレへも行けて、飲み物も購入出来てかえって良かったのかしら?!
プンプンは禁物、禁物。
で、せっかく心身よみがえりの山へ行き、怪我もせず(打ち身のアザはさすがに出来ていました)帰って来られたのですから、御守りを崇めようとしたのですが
な い 。
なんでないの?
下山して首からはずして、しまったポケットまで覚えているのに
な い 。
霊験あらたかな御守り、日光ですでに喪失?
…ってか、『ゴミ』落としてしまったってこと?!
ぁ〜あ。
23036歩。
歩数のわりにはヘトヘトになったせいか、夜は肩の痛みで目が覚めることなく、数週間振りに朝までぐっすり眠れました。
神さまお願い、とにかく早く早く肩を治してください、お願いします。
なんだか大変だったみたいですが、大丈夫でした?
私の肩から左手にかけての痛みは、頸椎での神経の圧迫に起因したようで、今は完全に治まりました。なんか、急に来て、いつの間にか治まって....、何をするとそうなるのか?良くわからないので、いつ再発するのかしないのか?おっかなびっくり歩いてます。解ったようで解らない痛みって厄介ですよね。
あまり本調子でないときは、軽めの計画にした方が良いようですよ。ご自愛あれ。
a_tomさんは頚椎が起因だとしたら、身体の基幹ですから怖いですよね?!
わたしは腱板を痛めているようです。
日常生活の激痛パターンは回避しておりますがそれでもたまにうっかりして(袋を両手で破く時とか)、スパークして身動き出来なくなります。
『軽めの計画』
行ってみて初めて、今の自分が行きたいお山と行けるお山は限りがあると思いました。
今日もヤマレコで『今の自分が行ける山』を検索していました。
ただ、今まで痛み、大病、入院、流行り病いには無縁でしたので、
青菜に塩状態です。
ご心配いただきありがとうございました。
わたしも、頑張って早く治します。
miketamaさん、おはようございます。
今回の山行は色々大変だった見たいですね。
痛み止めの薬を飲みながらの山登り、とにかくお疲れ様でした。何より怪我がなくて良かったです。
肩は、早く良くなるといいですね。ご自愛ください。
ご心配いただきまして、恐縮です。
怪我しなかったのが本当に神のご加護と思います。
帰宅したら足にあちこちアザがあり、ミニスカは着用できない状態ですが。
…って、元から着ませんが
ヤマレコ内でも、この夏をあきらめて悶々としているお仲間(?)が見受けられます。
何で自分が…?
shadow1100さんは大丈夫かと思いますが、肩こり、姿勢、ストレス、片側を酷使した挙句(わたしはこれは思い当たりませんでした)、が起因らしいです。
加齢、とは言われませんでしたからネッ!!
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