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Yamareco

記録ID: 210767
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ハイキング
富士・御坂

須山口から宝永山(お中道入口 見つけられず撤退)

2012年07月28日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
22.6km
登り
1,434m
下り
2,190m

コースタイム

水ヶ塚公園9:13→三合目10:50-57→第一火口11:41-47→宝永山12:41-47→六合目(2830m)13:18
→新六合目閉鎖小屋(2590m)13:40-14:00→中継小屋14:31-37→御殿場新五合目15:16-34→青少年交流の家17:04
天候 新五合目〜水ヶ塚公園付近 晴れ時々曇り
宝永山〜六合目付近    曇り時々ガス
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き 富士急バス 水ヶ塚公園
帰り 富士急バス 青少年交流の家
コース状況/
危険箇所等
【水ヶ塚公園→第一火口】
最初は林道のような広い道、二合目付近まで素晴らしい原生林。
三合目過ぎてから背の低い針葉樹になり、第二火口手前で森林限界。
植生の変化が良く分って楽しい。
第二火口手前の砂礫の急斜面は登りにくい。
【第一火口→宝永山】
第一火口でスカイラインからのルートと合流するので急に人が多くなる。
宝永山の火口内の砂礫の急坂は下りは快適だが、登りは地獄。
【宝永山→プリンスルート→御殿場新五合目】
プリンスルートは登り易い。
御殿場口登山道を降りた、空いているとはいえ登りルートを降りるのは気が引ける。
途中から砂走り(下山道)に移動。砂走りは膝に優しく快適。
【御殿場新五合目→青少年交流の家】
車道歩き、歩道は無い。交通量多く快適ではなかった。
予約できる山小屋
御殿場口新六合目・半蔵坊
水ヶ塚公園から宝永山
2012年07月29日 07:03撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/29 7:03
水ヶ塚公園から宝永山
今日は須山ルート探検
2012年07月28日 09:13撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 9:13
今日は須山ルート探検
原生林の道
2012年07月28日 09:48撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 9:48
原生林の道
倒木帯
2012年07月28日 10:03撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 10:03
倒木帯
三合目(御殿庭中)
2012年07月28日 10:50撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 10:50
三合目(御殿庭中)
第二火口へ後ひと息
登りにくい砂礫の急斜面
2012年07月28日 11:11撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 11:11
第二火口へ後ひと息
登りにくい砂礫の急斜面
第二火口 到着
2012年07月28日 11:21撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 11:21
第二火口 到着
第一火口 到着
2012年07月28日 11:41撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 11:41
第一火口 到着
第一火口から第二火口を
振り返る
2012年07月28日 11:37撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 11:37
第一火口から第二火口を
振り返る
ガスが取れた宝永山
2012年07月28日 11:46撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 11:46
ガスが取れた宝永山
宝永火口の底付近
2012年07月28日 11:51撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 11:51
宝永火口の底付近
宝永山へ砂礫の急登
登るのは地獄
2012年07月28日 12:28撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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7/28 12:28
宝永山へ砂礫の急登
登るのは地獄
宝永山 到着
2012年07月28日 12:41撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 12:41
宝永山 到着
馬の背をゆるく登る
2012年07月28日 12:45撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 12:45
馬の背をゆるく登る
プリンスルートへ
2012年07月28日 12:59撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 12:59
プリンスルートへ
プリンスルートを登る
2012年07月28日 13:04撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 13:04
プリンスルートを登る
プリンスルートから
宝永山を振り返る
2012年07月28日 13:06撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 13:06
プリンスルートから
宝永山を振り返る
ガスの切れ間から
ちょっとだけ富士山頂
2012年07月29日 07:29撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/29 7:29
ガスの切れ間から
ちょっとだけ富士山頂
今日の最高地点
六合目2830m
2012年07月28日 13:18撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 13:18
今日の最高地点
六合目2830m
御殿場ルートと合流
ここから降りる
2012年07月28日 13:18撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 13:18
御殿場ルートと合流
ここから降りる
こんな物、去年有った?
2012年07月29日 07:32撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/29 7:32
こんな物、去年有った?
ブル道と接近
お中道入口はこの近く
2012年07月28日 13:28撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 13:28
ブル道と接近
お中道入口はこの近く
お中道あきらめて
閉鎖小屋2590mまで下山
2012年07月28日 13:40撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 13:40
お中道あきらめて
閉鎖小屋2590mまで下山
ジグザグの御殿場ルート
2012年07月28日 14:07撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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7/28 14:07
ジグザグの御殿場ルート
砂走りを降りる登山者
2012年07月29日 07:35撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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砂走りを降りる登山者
須走方面を望む
2012年07月28日 14:10撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 14:10
須走方面を望む
大砂走りに移動
ガンガン降りる
2012年07月28日 14:47撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 14:47
大砂走りに移動
ガンガン降りる
二ッ塚に双子山
2012年07月28日 14:55撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 14:55
二ッ塚に双子山
御殿場口新五合目
まだ終点ではなかった
2012年07月28日 15:16撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 15:16
御殿場口新五合目
まだ終点ではなかった
太郎坊のトンネル
2012年07月28日 15:51撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 15:51
太郎坊のトンネル
23号線を延々と歩く
2012年07月28日 16:48撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 16:48
23号線を延々と歩く
青少年交流の家
ここが今日のゴール
2012年07月28日 17:04撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
7/28 17:04
青少年交流の家
ここが今日のゴール

感想

お中道 東半周を歩く予定だったが、地形が変わってしまったのか、ガスで見失ったのか、
昨年まであったはずの目印が見つけられず、お中道ハイク失敗になってしまった。



以下 行程概略

計画では須山口ルート→宝永山→プリンスルート→御殿場ルート→お中道→須走口六合目→吉田口六合目
→スバルライン三合目の予定だったが、御殿場ルートの六合目付近にあるお中道入口を見つけることができず、
そのまま御殿場ルートを途中まで使って、砂走りを降りた。

普段、空いている御殿場口だが、須走口や富士宮口が交通規制のためか、バスは満員だった。
しかし、水ヶ塚公園まで行った乗客は私含めて二人しかいなかった。
駐車場も八割の入りでかなり混んでいました。

青空の広がる上々の天気のなか出発、富士山本峰は既に雲の中、宝永山だけはかろうじて見えてました。
須山ルートは最初は林道のような広い道、大木も多い見事な原生林の中を緩やかに登って行きます。

二合目付近の倒木帯を過ぎると登山道も急になり、背の低い針葉樹が増えてきます。
時々ガスの切れ間から木の無い大斜面が見えて来て、宝永山の火口が近いことがわかる。
やがて樹木が切れ森林限界となり、砂礫の登りにくい急斜面が続きます。
苦しみながら登りきると、そこは第二火口でした。ガスがなければ絶景なのでしょうね。

火口の渕をグングン登ると、見覚えのある第一火口に着きました。
ここは富士宮口五合目の駐車場からも僅かなところなので、急に人が多くなります。
見れば火口の底を通って富士山から下山して来たグループも大勢歩いてきます。
時々ガスが切れて大迫力の宝永山を見上げることができました。これだけでも来た甲斐があります。

今日の目的は宝永山ではないのですぐに出発します。火口の底から登る登山道は砂礫の急坂なので、
下りは天国、登りは地獄といった感じでしょうか。
去年は富士宮口五合目の駐車場から登りましたが、それでもかなり堪えました。
今日は須山ルートを下から登って来ているので非常にキツかったです。
ズルズル滑って前に進みません。今日一番の山場となりました。

下に砂走り(御殿場下山道)を見て、ガスがかかったり消えたりのプリンスルートを登ります。
少しがんばると標高2830m六合目の標識、六合目にしてはかなり高いですね。
ここで御殿場ルートと合流します。
ここを少し降りたところにお中道の入口があるので注意しながら降ります。

上り専用ですから、ここを下るのは、空いているとはいえちょっと気が引けます。
「この人、途中まで登ったけど、諦めて降りてきたんだ!」登山者からはそんな印象でしょうか。

濃いガスが出たり消えたりということもあり、慎重に入口を探します。
去年までは、ブル道に比較的近いところに大きな岩がありペンキで目印がありました。
去年、難なく見つけて歩いてますので、問題は無いと思っていましたが、見つけられません。
大雪で、あるいは大雨で土砂と一緒に流されてしまったのか、それとも埋まってしまったか…
とにかく駄目でした。踏み跡らしきものもありませんでした。

強引に須走方面に横断してしまうという手もありますが、
平坦に見える富士山の斜面も谷あり、沢あり、丘あり、溶岩流ありと複雑なので、
ある程度ルートが判らないと厳しいのです。
それにズブズブの砂礫にハマると手に負えません。
さらにガスで視界も悪いので撤退することにしました。

御殿場ルートを途中まで降りて、下山道の砂走りと近づいたところで、横断します。
砂走りは下山者がガンガンすごい勢いで降りて行きます。
湿り気があるのか、グループでない限り、砂ぼこりはそれほどではありませんでした。

いいですね、砂走りは。何より膝に優しくて、スピード出せます。
しかし、今日もローカットのウォーキングシューズなので、靴の中には細かい砂利を満載です。
まさか、砂走りを降りることになるとは思いもせず、スパッツは持って来ませんでした。

準備が甘いですね。 いつも計画通りにいくとは限らない、ということを肝に銘じました。
今日の予定コースは準バリルートと言ってもいいくらいの所ですから。尚更です。

今日の失敗はあきらめて、豪快な砂走りを楽しみます。
茶色のレザーの靴はホコリでベージュ色に変色です。 時々、砂利を靴から出して、またダッシュ。
あっという間に、大石茶屋に到着。バスの時間が気になるので休まず駐車場へ。

いやな予感があたり、一分前に15:15のバスが出発。次は16:55です。
御殿場口新五合目は、バスの多いスバルラインと同じと思ってはいけませんね。

撤退も想定してバス時刻を調べておかなかった自分が悪いのですが、
今日の計画の失敗といい、バス乗り遅れといい、
そして、2時間近く待つのもイライラの連続なので、青少年交流の家まで車道を歩くことにしました。

全体的に緩い下りで、須走のあざみラインに比べると、とても歩きやすいです。
しかし、今日は土曜のせいか、交通量が非常に多く、歩道のない道路は快適なものではありませんでした。

1時間30分かかって青少年交流の家に到着。ちょうど良い路線バスはありませんでしたが、
乗る予定だった五合目出発のバスが5分ほどで来てナイスタイミング、1000円→360円で得した気分でした。

しかし、去年まであった、御殿場ルートのお中道入口の「大岩の目印」はどこへ行ってしまったのだろうか。
再確認したいが、いつになるかわからない。
誰か関心のある方は調査してみて下さい。





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コメント

やはり、お中道。
yamaheroさん、こんばんは。

やはりメインはお中道だったんですね。
私、関心大有りなのですが元が分らないので。(涙)

水が塚からの須山口、私の富士山五合目下部の原点
かも知れません。
去年、山のことは何も分らず、地図も持たずに
須山口を登ってしましました。何事もなかったのです
が、何か充実感があって、そこから麓のルートを
調べ出したんです。
須山口、いいですよね。

今日、会社の仲間みんなで須走口行ってきました。
全員、登頂できました。これからレコ作ります。
2012/7/29 20:52
お中道 完敗でした
millionさん、こんばんは。

昨年も富士宮五合目出発で、お中道を吉田口まで歩いてますので、
須山口からでも余裕で行けるつもりだったんですが…

油断大敵ですね。
今度、吉田口スタートで確認しようかなと思います。
でも、他にも歩きたい所もあるので、しばらく無理かもです。

須山ルート、ほんとにいいコースでした。


引率登山、全員登頂ですか。
たいてい一人ぐらい脱落するんですが、
先生の日頃の行いが反映されて大成功ですね。
2012/7/29 22:25
こんにちは!
yamaheroさん、こんにちは!

御中道への取付が消えているとのことで、、、
この話し、もっと早く知っていたら先日御殿場を登った時に確認してきたのに、、、残念!!

「御殿場ルートと合流 ここから降りる」と 「ブル道と接近 お中道入口はこの近く」の間のブル道を歩いて確認されたんですよね!?
(標高2720m附近)
それで見つからないのなら、確かに目印が流されてるのかもしれないですね。
でも、まさか踏み跡まで消えているとは。
かなりハッキリした踏み跡があったんですけどね、、、
その前に御中道を1周している方が何人かいらっしゃるのですが、さすがにそのくらいでは踏み跡はつかないんですかね。
私も次回御殿場を歩く時には確認してきます!!

貴重な情報、ありがとうございました。
もしも新しい情報が入ったら、是非又教えていただけると嬉しいです。
2012/8/5 15:33
15-jugoさん
コメントありがとうございます。

まさに、そのとおりなんです。
プリンスルートと御殿場ルートの合流点、
六合目2830mの標識から少し降りたところの大岩の目印です。
大岩そのものを発見できませんでした。

昨年、その付近の写真をしっかり撮っていたので、
目で予習してた上で望んだのですが…
地形ががなり変わっているようで、わかりませんでした。
ガスもかなり出てましたので…

もしかしたら須走側は分り易いのかもしれません。
須走瀬戸館の向かい側、須走下山道の横にある入口から
確かめてみたいのですが、
毎週富士山に行くわけにもいかないので、難しいですね。

なお、吉田口から須走瀬戸館に通じるお中道の入口は
石に付いた小さな白ペイントが残っていました。
7/14に確認済です。
奥まで入ってないので、わかりませんが、
ガレ地帯の斜面は踏み跡が消えている可能性がありますね。

今年は雪が多く、その後も土砂降りがかなりありましたから、
お中道もかなり荒れているようですね。
こんなことなら、7/24は余裕をみて富士宮五合目から歩けば良かったと思っています。

それでは
また、新情報あったら宜しくお願いします。
2012/8/5 16:46
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