白馬岳へ接待登山 〜大雪渓から栂池自然園〜


- GPS
- 13:24
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,875m
- 下り
- 1,279m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 6:48
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 7:15
7/30 6:30白馬山荘-6:50白馬岳7:00-7:40三国境-8:20小蓮華山-9:40白馬大池(大休止)10:40-11:10乗鞍岳11:20-12:30天狗平12:40-(雨)-14:00栂池自然園
天候 | 29日 曇のち晴れ 30日 晴れ一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
豊科ICから約1時間半で八方バスターミナル 八方バスターミナルの無料駐車場に駐車−タクシーで猿倉(\3000) (帰り) 栂池自然園→栂池ロープウェイ駅 (約30分,大人\1700) 栂池ロープウェイ駅から八方バスターミナルまでタクシー(\2700) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・猿倉〜大雪渓 緩やかな登り。道は歩き易く整備されています。 ・大雪渓 多くの登山者に踏み固められて歩き易くステップになっています。 次男は歩幅が合わず少々苦労していました。 ・小雪渓 すれ違いも出来るくらい広く道が付けられています。 ・お花畑〜村営宿舎 やや急な登りですが、色とりどりの花が咲き乱れ疲れを感じさせません。 ・村営宿舎〜白馬山荘 ひと登りで稜線に出ると山荘まではゆるやかな登りです。 ・白馬山荘〜三国境〜小蓮華山〜白馬大池 気持ちのよい稜線歩きです。 多少のアップダウンはありますが、それほどでもありません。 但し稜線ですので風が強い時にはそれなりに注意が必要です。 ・白馬大池〜白馬乗鞍岳 岩伝いに登っていきます。子供達が一番楽しんでいたところです。 ・白馬乗鞍岳〜天狗原 乗鞍の直下に雪が残っているところが数カ所あります。 見た目より滑りますので、無理せずアイゼンをつけたほうが良いかもしれません。 ・天狗原〜栂池自然園 緩やかな下りです。雨が降ったこともありかなり滑りやすくなっていました。 疲れも出てくる頃ですので最後まで気を抜かずに。 |
写真
感想
いつもカミさんを残して息子2人と山に行ってしまうので、たまにはカミさんも連れて行ってあげましょうと、子供らと接待登山を企画することにしました。
行き先の立案は長男担当(父さんはアドバイス)。
慣れていないカミさんを連れて行くので、なるべく気分良く歩いてもらうために色々と気を遣います。
・カミさんの荷物は全員で分担(荷物はおやつと雨具、防寒着のみ)
・宿泊は山小屋。それもキレイなところ
・道は安全な方がよい
・アップダウンの少ない稜線歩き
・高原植物とかのおまけ付きが望ましい
と言うことで、長男が選んだのは北アルプスの白馬岳。
猿倉から大雪渓を経て白馬山荘に泊まり、翌日は稜線を歩いて白馬大池から栂池に抜けるルート。
下りを少なくするとは、なかなかセンスの良い選択です。
ただ、静岡から車で行くと父さん(私)の負担は少々大きそうです。。
1日目、2時前に起き出し全員をたたき起こします。
既に車に荷物は積み込んであるので、寝ぼけまなこの子供らを着替えさせ車に押し込みます。
新東名〜一般道〜中央高速〜長野自動車道と乗り継いで、八方バスターミナルの無料駐車場に6時前に到着。
猿倉まではバスで\980(1人)。タクシーでは\3000。4人だとタクシーの方がお安く行けます。
待機していたタクシーに乗り込み、6時半に猿倉到着。
登山届けを相談所に提出して、7時に猿倉を出発しました。
白馬尻小屋までは斜度のゆるい林道歩き。
無理せずゆっくりと歩きます。
小一時間ほどで白馬尻小屋に着くと大雪渓まではあと少し。
大雪渓の取り付きでアイゼンを付けて大雪渓を登りはじめます。
照りつける太陽で首筋がジリジリと焼かれる中、雪渓を吹く風がほてった頭を冷やします。
日本全国猛暑ですが、天然のクーラーに下界の暑さを忘れます。
雪歩きに飽きだした頃、大雪渓が終わります。
心配した落石もほとんど見られず無事に大雪渓を通過できました。
小雪渓も通過して村営宿舎が見える辺りは、高山植物のお花畑。
そろそろ疲れてくる頃ですが、花に見とれて疲れを忘れることが出来ます。
お花畑からひと登りで村営頂上宿舎で大休止。
水場からほとばしる水はキンキンに冷えていて、のどを潤すとこめかみが痛くなります。
今回の山行ではここの水が一番美味く感じました。
次回(があれば)はここに泊まるのも良いかな。。。
村営頂上宿舎で稜線に出て、そこからは緩やかな登りで白馬山荘に至ります。
前日は1000人近い宿泊者がいたとのことですが、29日はそこまでの混雑はありません。
1人1畳を十分に確保できゆっくりと休むことが出来ました。
受付を終えると、早速スカイプラザで生ビールを注文。
外に持ち出し白馬三山を眺めながら全員で乾杯。
夕食までゆっくりとした時間を過ごしました。
翌日は6時30分に山荘を出発。
白馬山頂から三国境まで想像以上に気持ちの良い稜線歩き。
いつまででも歩いていられる感じです。
小蓮華山を越えて白馬大池で少し早いランチを取ります。
接待登山ですから、ランチも当然上げ膳据え膳。
優雅に召し上がっていただきましょう。
ランチを終えるころ空模様が怪しくなってきました。
予報では午後から雨マーク。下山を急ぎます。
乗鞍岳からの少々緊張する雪渓を下り、
天狗原辺りで雨が降り出しましたが、幸い本降りにはならず、
(遠くで雷鳴が響いていましたが)
無事に栂池自然園まで下りてくることが出来ました。
乗鞍岳の先で見た雷鳥は雨の前兆だったのかもしれません。
新調したレインウェアの着心地を試すにはちょうど良い程度のお湿りでした。
栂池自然園からはロープウェイとゴンドラを乗り継いで30分。
下界はうだるような暑さです。
コーラとアイスで山行の無事を祝いました。
普段は家で留守番が多いカミサンですが、
今回の山行はとりあえずは楽しんでもらえたようです。
次はテント泊デビューかな!
長野までの運転、お疲れ様でした。
長男君の山行計画とは、すごいですね
みんなとってもいい笑顔
我が家も子ども達がもう少し大きくなったら
家族みんなで、お泊り登山行きたいなぁ〜
inaminさん一家はうちの目標ですっ
ここ最近は天気に恵まれていなかったのですが、
今回はバッチリ
天気がよいと自然と笑顔になりますね
>家族でお泊まり登山
今回の白馬は意外と良いチョイスでした
お父さんがちょっと頑張ればyamayoさんちでも行けますよ!
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