富士山バリュエーション 箱荒沢（執状流し）

2012年07月28日(土) [日帰り]

• GPS: 10:59
• 距離: 12.1km
• 登り: 1,542m
• 下り: 1,544m

コースタイム

8：00富士宮ルート旧六合小屋跡−9：05・・・9:30箱荒沢・ハコアラサワ2・取り付き/執状流し−14：44剣が峰・・・15：40御殿場ルート下山口−17：35宝永火口の底・・・宝永ボルダーで遊ぶ・・・18：30富士宮ルート五合目

天候

晴れ。一時少し曇り。晴れ。

コース状況／危険箇所等

お中道に「ハコアラサワ2（箱荒沢）」の表示ある溶岩流を剣が峰まで攻めました。上部尾根エリアは脆いガラ場あり。詰めは「主状」と合流します。18歳〜60歳代、男女9名参加のOCC（小田原クライマーズ倶楽部）山行です。

岩岩でごつごつ。ワクワク面白い、ドキドキ落石、ひやり。

この高度で1000�辰猟湘弌�日本一長い直登歩行（一部、手も）です。体力使う富士山バリュエーション。下山は御殿場ルート−宝永火口経由のプリンス（皇太子）ルートで雄大な富士山を堪能できた。

写真

朝5時30分シャトルバス乗り場の大行列

7/28 5:25

7/28 7:52

旧6合目小屋跡。

7/28 7:54

旧6合目小屋跡。

箱荒沢（ハコアラサワ2）を攻める。

7/28 9:05

7/28 9:03

7/28 9:32

大岩壁・・・。

わくわく迫力です。

7/28 9:32

7/28 9:39

7/28 9:38

7/28 12:26

うつくしい、おお、うつくしい。人の気配はなし。良い良い。しかし直登1000�辰和領六箸い泙垢諭�

7/28 12:26

7/28 13:21

先行の10代1名、20代1名は、山の話しなど談笑しつつ、息もあえがず、身軽々、みるみる上へ上へと。

はい、本隊、隊長です。女性、男性、各隊員の様子をチェックしつつ、あれこれルートを指示したり、はるかに先行の10代に携帯をかけたり。

7/28 14:05

7/28 13:38

いいです。快適です。ただし、浮き石多数あり、注意しつつ剣が峰目指す。

7/28 13:21

7/28 13:38

7/28 14:29

剣が峰3776�叩�

7/28 14:44

7/28 14:45

7/28 14:45

7/28 14:47

7/28 17:15

7/28 17:35

宝永火口の底から宝永山頂を。

7/28 17:35

宝永火口の底から富士山頂方向。

7/28 17:41

宝永ボルダー（仮称）で遊ぶ。五級？を20代隊員が設定。

7/28 17:42

7/28 17:43

撮影機器：

EXILIM ZOOM EX-Z2000 カシオ

感想

h-tomo

名称について

富士山バリュエーションで最も知名度高い「執状流し」ですが、ペンキマーキングに「主状」とあり、主状流しとも呼ばれているようです。どちらが正しいのか、どちらでも良いのか、浅学につき不明です。

ペンキマークという美しくないマーキングには？？を感じます（個人の感想です）し、どうせなら撤去可能な小さい立て看板を設置者記載で近辺に設置していただければとも思います。

次のようなご指摘もネット上にありました。

・・ペンキで「主杖」と書かれた沢は鬼ヶ沢、「ハコアラサワ」と書かれたスラブのすぐ先にあるのがほんとうの主杖流しのような感じがしています。・・・

果たして何が正しいのか。ペンキマーク「主状」も「ハコアラサワ2」も上部でほぼ合流し、また下流では完全に合流し富士宮市内の村里の某所に行き着きます。

某所・・山宮浅間神社です。創建神代。

全国各地の浅間神社の総本社である富士山本宮浅間大社の元宮、山宮です。この山宮からご神体「富士の山」剣が峰3776�辰鮹録涵紊之襪屬函�執状流し・という名称の由縁がみえてきます。執状は執達状（しったつじょう）と解釈します。執達状は御教書(みぎょうしょ)のことですね。御教書とは、畏れ多い貴人からの伝達文書です。すなわち、執状流しは、富士大神さまのお達しが降ろされてくる流れと読むことができます。

村里の神社から仰ぐと、ペンキ「主状」＆「ハコアラサワ2」含めて・執状流し・とみえるように感じます（以前、山宮神社に参詣の折は曇天で見えなかった。折を見て近々、確認に行ってきます）。

以上、名称についての私見です。