秋天の岩殿山 【ヤマノススメ聖地巡礼】

2019年11月24日(日) [日帰り]

• GPS: 04:43
• 距離: 7.9km
• 登り: 588m
• 下り: 589m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:58
• 休憩: 0:48
• 合計: 4:46

距離 7.9km 登り 599m 下り 590m

9:11 大月駅
9:24 岩殿山丸山公園口
9:36 岩殿登山口
10:22 10:23 岩殿山
10:28 11:14 三ノ丸跡展望台
12:46 天神山
13:06 稚児落し
13:58 大月駅

天候

晴れのち曇り
日中は気温22℃に達し非常に暑かった

アクセス

利用交通機関：

電車

大月駅を利用

コース状況／危険箇所等

強瀬ルート（南側）は山頂直下の鏡岩崩落の安全確認中の為通行不可

岩殿ルート（東側）は2017年の台風で登山道崩落で通行不可

浅利ルート（西側）の兜岩の鎖場はトラバース部分崩落により迂回路林間コースのみ通行可能

畑倉登山口～岩殿山山頂（展望所）
大月駅から徒歩40分ほど車道を歩き登山口へ。
登り始めて直ぐに鬼の岩屋（新宮洞窟）がある。
比較的急登だが、前日の雨のせいか道は泥濘、途中ズルズル滑り易い。

岩殿山展望所～稚児落し
標識も充実し整備されている為一部を除き危険無し
兜岩の鎖場、稚児落し共に巻道あり
稚児落しは断崖絶壁で落ちたら一巻の終わり

その他周辺情報

大月市総合福祉センター　入浴アメニティセットで600円
※大月駅より徒歩20分


11/23より【一部通行止めでも またがんばれ大月 岩殿山ご来訪感謝キャンペーン】開催中。
詳しくは大月観光協会HP https://otsuki-kanko.info/blog/view/28297

写真

11/24 8:42

大月市がヤマノススメとコラボと聞き早速岩殿山へ
いつもは自家用車で向かうところだが、たまには目先を変えてみようと電車で向かってみた。
2時間弱の旅の始まりだ。

11/24 8:45

朝方まで降っていた空は分厚い雲に覆われていたが…

11/24 8:56

大月駅到着した辺りで丁度雲が取れた。
ホームから見える岩殿山の山頂も晴れ！
ドン曇り予報だったのにまさか青空が見られるとは…嬉しい誤算だ

11/24 9:06

自分が大月駅に来たのは初めて（登山後に人を送った事ならあるが）

11/24 9:07

確かいくつかルートが使えないんだよな。
観光案内所で確認だ

11/24 9:10

駅前にある観光案内所。
ヤマノススメの聖地巡礼MAPを貰いがてらルート確認。
駅から一番近い強瀬ルートも、ヤマノススメ原作で登ってた岩殿ルートも途中から通行不可らしい。
大変な事になってるな

11/24 9:11

観光案内所でヤマノススメ聖地巡礼マップ入手。
情報量も多く厚めの紙で立派な地図だ。
予想外に立派過ぎて収納に困った。
折り曲げたく無いしどうしよう…
（地図入手予定の方は丸筒の携帯を強く推奨します）

11/24 9:21

山頂まで行けるルートの畑倉登山口は駅から車道歩きで40分ほどかかるという。
前に来た時は市役所の駐車場に停め、強瀬ルートで山頂へ向かったんだよな

11/24 9:21

青空は見えるが雲はまだまだ多い。
これは富士山見れなそうだな

11/24 9:24

しつこいくらい山頂まで通行不可の案内がある

11/24 9:24

強瀬ルートの登山口。
今回はスルー

11/24 9:32

綺麗に色づいてるな

11/24 9:35

岩殿ルートの登山口も直ぐに着いた

11/24 9:36

此方にも通行不可の案内が

11/24 9:38

展望広大だ

11/24 9:44

山梨名物ハッピードリンクショップ
ここでハイカーの夫婦とすれ違う

11/24 9:45

畑倉登山口到着。
40分弱かかった

11/24 9:45

鬼の岩屋ってなんだろ

11/24 9:46

話し声が聞こえてくる。
他にも登山者が居るようだ

11/24 9:46

岩を滑るように流れる滝が格好良い

11/24 9:47

鬼の岩屋行ってみるか。
ここで15人は居ようかという女性グループとソロ男性とすれ違う。

11/24 9:48

分岐から少し進むと行き止まりに洞窟がある

11/24 9:48

おぉ！これは良いね～

11/24 9:48

鬼の岩屋

11/24 9:50

11/24 9:52

鬼の岩屋から登山道へ戻ると直ぐにある紅葉

11/24 9:53

黄色からオレンジ、真紅のグラデーションが天然の芸術！

11/24 9:53

11/24 9:54

うーむ美しい…

11/24 9:54

11/24 9:58

前日はかなり降ったらしく足元ドロドロだ。
ゲーターをつけておけば良かった

11/24 10:02

さっきの滝の上流か

11/24 10:03

大人数PTの声が近付いてきた。
難所が有るんだろうか

11/24 10:07

この先の登りがぬかるんだ土の坂で苦戦する人続出で列を成していた。
転んでしまいズボンが泥だらけになっていたひとも

11/24 10:21

鬼の岩屋から30分ほどで山頂へ
結構短いな

11/24 10:22

11/24 10:22

狼煙台が岩殿山山頂なんだな

11/24 10:23

すっかり良い天気に。
これは眺めが良さそうだ

11/24 10:24

11/24 10:26

岩殿ルートからの合流点。
進入禁止になっていた

11/24 10:28

展望所到着。
やはり富士山は見えないか…

11/24 10:28

狼煙台より此方の方が山頂感あるね
眺望もあるし

11/24 10:34

人がいないのを幸いにあおいちゃんねんどろいど撮影会（今回の数少ないヤマノススメ要素）

11/24 11:02

晴れると共に気温も上昇！
昨日の寒さに防寒対策をしてきたのは失敗だった。
履いてきたタイツ脱ぎたいわ
上着ももう一つ薄いので良かったな

11/24 11:02

大月の街が一望だ

11/24 11:09

暫く休憩。
15人PTが通り過ぎるのを待つ。
後から来た男性登山者に快晴時の展望所からの富士山の写真を見せてもらう。
自分も見たかったなあ～

11/24 11:09

あの雲間から見えるのは富士山の一部らしい…
稚児落としまでの間に雲は取れ富士山が姿を表すと15人PTのガイドらしき女性が言っていたが、確かに天気は回復傾向。
当初は畑倉ルートピストン予定だったが、浅利ルートを稚児落としまで行ってしまおうか

11/24 11:10

天気良すぎだしやはり稚児落としまで行く事にする。
このまま帰るのは勿体ない！

11/24 11:11

良い感じに紅葉してるな

11/24 11:11

手前の岸壁は兜岩辺りか？
右奥が稚児落としかね

11/24 11:14

岩殿山は山城でもあった。
城跡解説の看板がチラホラ
それにしても青空と地面の陰影が美しいな

11/24 11:14

いつの間にか最高のハイキング日和になってた

11/24 11:18

此方、強瀬ルートも通行止め

11/24 11:21

浅利ルートへ進む

11/24 11:29

岩殿山も熊出るの？

11/24 11:31

輝く紅葉

11/24 11:32

鉄塔を潜る。確か何本か鉄塔があった筈

11/24 11:32

岩殿山

11/24 11:33

11/24 11:34

ルンルン気分

11/24 11:36

話し声が聞こえてきた。
15人PTに追いついてしまったか

11/24 11:45

鎧岩の鎖場。
ここで詰まっていたのか。
人が捌けるまで暫し待つ

11/24 11:46

岩殿山がよく見える

11/24 11:46

雨のせいで湿った岩がちょっと怖い

11/24 11:47

彼方の山も登れるのかな

11/24 11:51

鎧岩の巻道（林間コース）と合流

11/24 11:51

11/24 11:53

富士山だんだん見えてきたけど、まだまだだな

11/24 11:55

兜岩到着。
ここの鎖場は一年以上前から進入禁止のまま。
通れるようにしないのかな

11/24 11:58

直ぐ先の巻道の林間コースでまた15人PTが詰まっていて時間がかかりそうだったので鎖場まで引き換えし休憩。
丁度昼だし

11/24 12:11

鎖場前のスペースで昼飯を食べていると遂に富士山が顔を出した！
やったね

11/24 12:31

西側は雲一つないけど、富士山方面（南側）は雲多いな

11/24 12:34

じっくり富士山を堪能したあと先へ
巻道も滑り易く慎重に進む

11/24 12:36

11/24 12:37

兜岩からの合流点も塞がれている

11/24 12:39

標識多く道迷いの心配は無い

11/24 12:41

西側も雲増えてきたな

11/24 12:46

途中のピーク、天神山到着

11/24 12:46

天神山の鉄塔辺りで15人PTが休憩中だったため有り難く抜かせて貰う

11/24 12:47

天神山にある祠
登山の無事を祈願

11/24 12:47

富士山もまた雲に覆われてきた

11/24 12:48

稚児落としまでは20分程かかる

11/24 12:52

この日初めて向かい側からハイカーが現れた。
ちょっと嬉しい

11/24 12:54

三回目の鉄塔

11/24 12:57

サヨナラ富士山

11/24 12:58

断崖が見えてきた

11/24 12:59

稚児落とし到着。
断崖絶壁の脇を歩く

11/24 13:00

久しぶりに来たがやはり迫力があるな

11/24 13:01

あまり縁に寄らないように歩く

11/24 13:01

崖横の道は直ぐ終了。林間コースと合流する

11/24 13:03

11/24 13:03

他ルートとの分岐
右（北側）へは大菩薩へと通じる長い長い道のりがある様だ

11/24 13:04

道が細いなあ

11/24 13:04

稚児落としと岩殿山

11/24 13:06

15人PTの人たちが稚児落としで記念撮影している

11/24 13:06

さて降りるか

11/24 13:10

標識が本当にありがたい

11/24 13:16

11/24 13:17

鎖やロープもちょくちょくある。
濡れていると滑り易そうな箇所に多い

11/24 13:18

稚児落としがチラ見え

11/24 13:21

見晴らしの良い岩場では木が何本もひっくり返っていた。
岩には深く根をはれないせいか？

11/24 13:21

中々眺めよし

11/24 13:22

大月駅への道はあの高架の下を潜る筈

11/24 13:23

樹林下を進む

11/24 13:25

11/24 13:28

山はほぼ終わり。
前回は右へ行ったので、今回は近道だという左側へ

11/24 13:29

11/24 13:30

一箇所紅葉が綺麗だった

11/24 13:30

11/24 13:32

人家の真前を抜けて橋を渡り車道へ出る。

11/24 13:33

これ普通登山口があるなんて気づかないよな

11/24 13:34

大月駅まで30分ほど

11/24 13:40

11/24 13:43

前回は釣り人がたくさんいたが今日は雨の後だし1人もいないな

11/24 13:49

遠くに岩殿山が見える

11/24 13:51

大月駅の歩道橋まで戻ってきた。
ここにも通行不可ルートの案内あり

11/24 13:52

11/24 13:52

11/24 13:55

ナルトのラッピング電車が停まっていた

11/24 13:58

観光案内所にて山頂の写真を見せて無事ヤマカードをゲット！
風呂はないか聞くと大月市総合福祉センターで入浴出来るが、歩いて20分程かかるという。
遠いな…

11/24 14:06

そういえばと思い出し、大月駅から徒歩5分のレンタルシャワーへ来てみたが今季の営業終了！？
だから案内されなかったのか…

11/24 14:14

諦めて福祉センターまで歩く事にした

11/24 14:27

大月市総合福祉センター
アメニティと入浴料セットで600円

11/24 15:37

帰る前に大月駅の待合室で撮影。
これからまた2時間の電車の旅だ。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

kukaminn

関東は土日雨予報でやる気が出ず、土曜日は家でゴロゴロしていたが、ネットを見ていて今週からまだ通行止めのルートがある岩殿山でヤマノススメコラボの登山キャンペーンがやっている事を思い出した。
天気は期待できないが、日曜日は曇り予報に変わったし雨降らないなら行ってみようかな…

自分としては珍しく電車での登山で目先も変えてみたらこれが結構新鮮。
大月に近づくにつれ青空に変わる車窓からの眺めにウキウキ
丁度大月駅に着いた辺りで岩殿山も雲が取れた様で、ホームから岩殿山山頂が見えた時は本日の勝利を確信した。

大月駅の観光案内所で話しを聞くと、一番駅から近いルートと二番目に近いルートはどちらも山頂まで行けないそうで、登山口まで40分かかる畑倉ルートか稚児落とし側からしか通じていないという。
時間の余裕もあるし、まだ登った事のないルートから行くのは楽しみだが、稚児落としは前に来た時行ってるし今日はあまりロングコースを歩く気がしない。畑倉ルートからピストンで帰ろうかな…

などと考えていたのだが、歩くうちどんどん天気が良くなってきてまさかの快晴へ。
気温も20℃以上になりハイキング日和に。

これは歩かないなんて勿体ない！と結局山頂から稚児落としのある浅利ルートまで歩いてしまった。

畑倉ルートは洞窟や滝、紅葉など見どころもあり、登山口からは軽く1時間程で山頂へ着ける良いハイキングコースだった。一部泥濘が酷かったが…
展望所からは残念ながら富士山は雲に隠れていたが、大月の街並みや周囲の展望はバッチリ。

軽く休憩後向かった浅利ルートは尾根や南側は道も乾いておりストレスなく歩けた。
紅葉も見頃でまだ秋の風情。
兜岩手前で休憩中富士山も顔を出し、雨後の寒い曇り空ハイクを想像していた身には嬉しい誤算となったなったのだった。

去年は6月に来たので雰囲気も違い新鮮。
また季節を変え来てみようと思う。