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Yamareco

記録ID: 212595
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

蝶ヶ岳 2週間前のリベンジ…大展望とWの悲劇 ♪

2012年08月03日(金) ~ 2012年08月04日(土)
 - 拍手
GPS
29:20
距離
13.1km
登り
1,489m
下り
1,480m

コースタイム

8/3
5:00三股駐車場−5:10登山口−5:17前常念分岐−5:35力水5:40−6:40まめうち平5:50−8:05ベンチ 8:45ベンチ◆9:00大滝山分岐−9:10蝶ヶ岳ヒュッテ

8/4
8:00蝶ヶ岳ヒュッテ−8:13ベンチ◆8:35ベンチ 9:20まめうち平9:25−10:10三股登山口−10:17三股駐車場
天候 8/3 晴れ
8/4 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
トイレ   三股駐車場、三股登山口、蝶ヶ岳ヒュッテ
登山ポスト 三股登山口
水場    三股駐車場、登山道では「力水」より上はなかった(あっても汲めない程度)
温泉    ほりでーゆ「四季の郷」
      (蝶ヶ岳ヒュッテで500円→400円の割引券がもらえます) 
三股駐車場 8/3(金)5時で30台、8/4(土)10時20分で満車手前1キロ弱路上駐車
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
三股駐車場(8/3朝は30台停車)
2012年08月03日 04:56撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 4:56
三股駐車場(8/3朝は30台停車)
ここが三股登山口です(駐車場から10分くらい)
2012年08月03日 05:11撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 5:11
ここが三股登山口です(駐車場から10分くらい)
更に進むと前常念との分岐になります
2012年08月03日 05:18撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 5:18
更に進むと前常念との分岐になります
この橋を渡って進みます
2012年08月03日 05:26撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 5:26
この橋を渡って進みます
力水で補給します(この先はないと思ったほうが良い)
2012年08月03日 05:36撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 5:36
力水で補給します(この先はないと思ったほうが良い)
更に登ると…
2012年08月03日 05:47撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 5:47
更に登ると…
恐竜君が待っています
2012年08月03日 05:50撮影 by  DSC-HX5V, SONY
2
8/3 5:50
恐竜君が待っています
樹林帯の隙間から常念山脈が見え隠れします
2012年08月03日 06:13撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 6:13
樹林帯の隙間から常念山脈が見え隠れします
まめうち平で一休み(朝食)
2012年08月03日 06:43撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 6:43
まめうち平で一休み(朝食)
蝶ヶ岳へ「チョリソ」…?
三股へ「プー」…って???
2012年08月03日 06:43撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 6:43
蝶ヶ岳へ「チョリソ」…?
三股へ「プー」…って???
○※△ベンチ(読めません)
2012年08月03日 08:05撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 8:05
○※△ベンチ(読めません)
◆※■ベンチ(読めません)
2012年08月03日 08:44撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 8:44
◆※■ベンチ(読めません)
大滝山分岐
2012年08月03日 09:00撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 9:00
大滝山分岐
ここを登ると
2012年08月03日 09:02撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 9:02
ここを登ると
「ジャーン」と大展望が待ってます
2012年08月03日 09:11撮影 by  DSC-HX5V, SONY
1
8/3 9:11
「ジャーン」と大展望が待ってます
名古屋市立大学医学部「蝶ヶ岳ヒュッテ」診療所の皆さん
まさに「サマーレスキュー」です
(写真掲載は許可得ています)
2012年08月03日 09:12撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5
8/3 9:12
名古屋市立大学医学部「蝶ヶ岳ヒュッテ」診療所の皆さん
まさに「サマーレスキュー」です
(写真掲載は許可得ています)
蝶ヶ岳ヒュッテ入口
2012年08月03日 09:14撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 9:14
蝶ヶ岳ヒュッテ入口
朝9時では誰もいません
(綺麗に片付いてますね〜)
2012年08月03日 09:14撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 9:14
朝9時では誰もいません
(綺麗に片付いてますね〜)
ビール(500ml)700円
ビール(350ml)500円
ハイボール   500円 
チューハイ   500円
 
2012年08月04日 07:02撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/4 7:02
ビール(500ml)700円
ビール(350ml)500円
ハイボール   500円 
チューハイ   500円
 
テントは後にして「穂高連峰」
2012年08月03日 09:23撮影 by  DSC-HX5V, SONY
2
8/3 9:23
テントは後にして「穂高連峰」
こっちは「槍ヶ岳」
2012年08月03日 09:25撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/3 9:25
こっちは「槍ヶ岳」
北穂高と北穂高小屋
2012年08月03日 09:26撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/3 9:26
北穂高と北穂高小屋
裏銀座の野口五郎岳方面
2012年08月03日 09:32撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/3 9:32
裏銀座の野口五郎岳方面
マイテントと槍ヶ岳
2012年08月03日 10:03撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/3 10:03
マイテントと槍ヶ岳
今度は蝶ヶ岳山頂へ行って見ましょう
2012年08月03日 10:12撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 10:12
今度は蝶ヶ岳山頂へ行って見ましょう
ガスが出る前に蝶槍へ向かいます
(横尾へはこちら)
2012年08月03日 11:04撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 11:04
ガスが出る前に蝶槍へ向かいます
(横尾へはこちら)
蝶槍にも沢山人がいます
2012年08月03日 11:14撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 11:14
蝶槍にも沢山人がいます
蝶槍にて
(京都からのお姉さんに撮っていただきました)
2012年08月03日 11:23撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3
8/3 11:23
蝶槍にて
(京都からのお姉さんに撮っていただきました)
三角点です
(元はこっちが山頂だったとか?)
2012年08月03日 11:41撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 11:41
三角点です
(元はこっちが山頂だったとか?)
戻るときこんなところにも雪渓が残ってました
2012年08月03日 11:51撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 11:51
戻るときこんなところにも雪渓が残ってました
瞑想の丘「展望指示盤」
2012年08月03日 12:08撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 12:08
瞑想の丘「展望指示盤」
蝶ヶ岳ヒュッテテント場
2012年08月03日 12:11撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/3 12:11
蝶ヶ岳ヒュッテテント場
さてさて、お昼にしますか
(まずはシュワシュワ〜っとビールと一緒)
2012年08月03日 12:26撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3
8/3 12:26
さてさて、お昼にしますか
(まずはシュワシュワ〜っとビールと一緒)
大キレットに沈む夕日
2012年08月03日 18:39撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/3 18:39
大キレットに沈む夕日
月明かりと安曇野市街
2012年08月03日 19:25撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/3 19:25
月明かりと安曇野市街
暮れなずむ山荘
2012年08月03日 19:29撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/3 19:29
暮れなずむ山荘
一夜明け日の出を待つ穂高連峰
穂高岳山荘と北穂高岳小屋の明かりが見えます
2012年08月04日 04:30撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/4 4:30
一夜明け日の出を待つ穂高連峰
穂高岳山荘と北穂高岳小屋の明かりが見えます
ご来光は雲の中からでした
2012年08月04日 04:55撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/4 4:55
ご来光は雲の中からでした
染まる槍・穂高連峰
2012年08月04日 04:56撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/4 4:56
染まる槍・穂高連峰
そして槍ヶ岳
2012年08月04日 04:57撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/4 4:57
そして槍ヶ岳
と穂高連峰
2012年08月04日 04:57撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/4 4:57
と穂高連峰
富士山も見えます
2012年08月04日 05:10撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/4 5:10
富士山も見えます
富士山と甲斐駒、仙丈岳
2012年08月04日 05:10撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/4 5:10
富士山と甲斐駒、仙丈岳
八ヶ岳も雲海の上
2012年08月04日 05:10撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/4 5:10
八ヶ岳も雲海の上
浅間山と朝日
2012年08月04日 05:16撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/4 5:16
浅間山と朝日
コーヒーブレイク
2012年08月04日 05:44撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/4 5:44
コーヒーブレイク
俺の足ってこんなに長かったんだ
2012年08月04日 06:03撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/4 6:03
俺の足ってこんなに長かったんだ
Wの悲劇
(わ゛〜っ!!!テントポール破損!)
2012年08月04日 06:42撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/4 6:42
Wの悲劇
(わ゛〜っ!!!テントポール破損!)
こちらは「涸沢小屋」かな
2012年08月04日 07:13撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/4 7:13
こちらは「涸沢小屋」かな
槍ヶ岳へ続く登山道
2012年08月04日 07:15撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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8/4 7:15
槍ヶ岳へ続く登山道
(ヒュッテ)西岳の先は…
わかりません
2012年08月04日 07:34撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/4 7:34
(ヒュッテ)西岳の先は…
わかりません
2000mまで降りてきました
2012年08月04日 09:08撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/4 9:08
2000mまで降りてきました
橋の上から
(誰か釣りしてる)
2012年08月04日 10:03撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/4 10:03
橋の上から
(誰か釣りしてる)
ただいま
すごい数の車(出るのも一方通行です)
2012年08月04日 10:17撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/4 10:17
ただいま
すごい数の車(出るのも一方通行です)
「ほりでーゆ四季の郷」にて汗を流します
2012年08月04日 10:42撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/4 10:42
「ほりでーゆ四季の郷」にて汗を流します
花シリーズ
2012年08月03日 05:46撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 5:46
花シリーズ
花シリーズ
2012年08月03日 05:47撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 5:47
花シリーズ
花シリーズ
2012年08月03日 07:38撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 7:38
花シリーズ
花シリーズ
2012年08月03日 07:44撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 7:44
花シリーズ
花シリーズ
2012年08月03日 08:43撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 8:43
花シリーズ
花シリーズ
2012年08月03日 08:45撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 8:45
花シリーズ
花シリーズ
2012年08月03日 08:46撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 8:46
花シリーズ
花シリーズ
2012年08月03日 11:44撮影 by  DSC-HX5V, SONY
8/3 11:44
花シリーズ
撮影機器:

感想

昨年勤続○○周年の長期休暇を取得するつもりでしたが、転勤、震災の関係で
1年先延ばし、今年取得することになり、ならば裏銀座縦走を年初から決めていました。

先週から準備していましたが案の定雲行きが怪しくなり、結局この時期は無理。

でも「何処かに行きたい」、「槍・穂高に行きたい、見たい」と言うことで
2週間前に表銀座を縦走しましたが何も見えず、リベンジと言うことで蝶ヶ岳に決定。

1年ぶりにテントを担いで縦走はなし。
とにかく槍・穂高をず〜っと眺めるだけ。しかもビール片手にマッタリ過ごす。

前日の21時に自宅を出発。途中横川SAで数十分仮眠し、1時過ぎに三俣駐車場へ到着。
駐車場はまだ数十台が止まっているだけでした。


朝まで仮眠し5時に出発。

三股登山口で登山届を提出していると指導員がやって来て「どちらまで」と聞かれたので
「蝶ヶ岳までです」と答え前常念、常念日帰りの方と話しをして出発します。

早く着いても何もすることがないのでゆっくり歩きますが1年ぶりのテント装備は
朝早い歩き出しの体には応えます。

少し先を行くと「力水」に着きます。

「こんな下にあるのか」、「ここからまだまだ長い道を担ぎ上げるのか」と思いながら2L補給します。
更に重くなりますがちょっと長い梯子を登ると「恐竜君」が待っていてくれました。
確かに恐竜の顔にそっくり。疲れた体を癒してくれます。


次に目標とした「まめうち平」で朝食休憩を摂りました。
ここから先は樹林帯をただひたすら登るのみ。途中常念岳が見える程度で我慢の登山です。

降りてきた方、日帰りの方と話をし、樹林帯が終わると大滝山分岐。
その先を進むと9時過ぎ、蝶ヶ岳ヒュッテに到着です。
勿論槍・穂高・常念がド〜ンと輝いています。

ヒュッテにテントの申し込みを行おうと向かったら、屋根に布団を干している
名古屋大学医学部の方が温かく迎えてくれました。
まさに「サマーレスキュー」そのものです。

テント場料金を払ってマイテント設営。汗だくの体に「ビール」と思いましたが
お昼まで我慢し、すぐそばの蝶ヶ岳山頂へ。

超ヶ岳ヒュッテのテント場は約30張程度でしょうか。
小石、土から成っており、ペグを使用しなくても大きな石で代用できます。
風除けするなら奥のほうがいいと思いますが朝は日の当りが遅いので
夜露は乾きにくいです。
風がなければ真中から小屋よりがいいでしょうか。

展望を楽しんだ後、今度は蝶槍に向かいます。
常念方面から槍ヶ岳へガスがかかり始め、急いで向かいます。
ここでも展望と写真を撮影。京都から来たという3人のお姉さんに
写真を撮ってもらいました。

今日は双眼鏡を持ってきたのでよく見え展望が更に大展望となります。

2週間前に歩いた大天井岳からの縦走路、表銀座、東鎌尾根、槍や涸沢への登山道や乗鞍スカイラインも。
穂高岳、涸沢、北穂高、西岳、槍、大天井の各小屋とテント場も見えます。

ちょっと重くなりますが縦走しないのであれば持って行って大正解。

その後テント場へ戻り、お昼にします。
待ちに待ったビールを買って、槍を眺めながら至福のひと時。

その後は昼寝、槍穂を眺め、また昼寝の繰り返し。
テントの中まで風が入らないため汗だくで寝ては起きてはです。

日の入りまで時間がありそうなので18時過ぎ夕食にします。
いろいろ持って来ましたがあまり食欲がなくフリーズドライのカレーと白米で
カレーライスにしました。
ワインも持参したのですが「ハイボール」が売っていたのでシュワシュワ感が欲しく購入。

日の入りを瞑想の丘で待ちますが雲に邪魔され綺麗には見えませんでした。
それでも大キレットに沈む夕日が何とも言えません。

後はやることがないのでテントの中で地図を見たりして20時に就寝。
昼間とは変わって夜中は少し寒く何度も起きました。



翌朝は4時30分にテントから出て、昨晩と同じく瞑想の丘で今度は日の出を待ちます。
朝の気温は10度少し。風はさほど強くないので薄いダウンを着て丁度良い程度。

待っていると槍穂高連峰に大きく長い流れ星を発見。みんなで感動しましたが
写真は間に合わず、目に焼き付けただけでした。

そして5時前、雲の中からご来光です。
反対には赤く染まる槍ヶ岳と穂高岳。これを見るために日帰りできるところを
泊まったといってもいいでしょう。

朝食はまたまた景色を見ながらいただきます。
既に昨日14張あったテントも半分は出発しています。

ここで「上高地に降りればりんごのおやきが食べれる」と思ったのですが
今回は車を三股に置いてあるので無理でした。
最初は上高地から入山する計画も立てましたが、腰痛を併発していたので
またの機会にしましょう。

「今日は降りるだけ。縦走なしなのでゆっくりしよう」と思いテントを片付けていると
「バキッ」と音が…「ん?」…「あ〜っ!」 Wの悲劇1回目です。
ジョイントが外れたかと思いテントから抜いてみると、何と裂けています。
裂けているというか、一部粉砕している状況に2年前の天狗岳と同じ。
曲がるのは聞いたことがありますが割れるとは…

まあ今回は撤収時だったので不幸中の幸いだったでしょうか。
気持ちを取り直し下山する前にもう一度槍・穂高の見納めです。



8時に下山開始。すぐに樹林帯となり展望はもうありません。
登ってくる登山者が圧倒的に多く、テント泊もかなり見受けられます。
蝶ヶ岳はこの三股からの他、常念、上高地から2本の縦走路があるので
テント泊はもっと多いはず。どう見ても30張程度で満杯となりそうですが大丈夫でしょうか。

最後は力水で持ち帰り用の2Lを補給し、10時過ぎに三股に到着。
駐車場は溢れんばかりの車・車・車。
出るのも一方通行になっており、まだ来る車もあってなかなか出れません。


やっと出れたと思い道路を横断している側溝の段差を通過する際、何やら変な音が…

Wの悲劇2回目はフロントリップスポイラーの下を少し擦ってしまいました。
下なので見えはしませんが、最後にして「なんてこった」です。

後はほりでーゆ四季の郷で汗を流し260km超を運転し自宅へ戻りました。

悲劇2回はありましたが2週間前に何も見えなかった景色、しかも終始大展望が見え
同じ山に23時間も居られた満足のいく贅沢な登山でした。

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積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
常念岳−蝶ヶ岳(三股登山口)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
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