編笠山(麓歩きは灼熱地獄、駅から登る八ヶ岳)
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,631m
- 下り
- 1,658m
コースタイム
→押手川14:00-10→雲海展望台14:44-49→観音平15:26-33→高原ライン16:07→小淵沢CC16:16→小淵沢駅17:00
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り 中央線小淵沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【信濃境駅→富士見高原駐車場】 駅〜中央道高架の先、鉢巻道路手前〜富士見高原駐車場は車道歩きとなり、 快晴の炎天下は灼熱地獄となる。 中央道高架の先から鉢巻道路手前までは森の中の林道歩き。 【富士見高原駐車場→編笠山】 不動清水の先まで何回も林道を横切るが道標がしっかりしているため心配なし。 不動清水は水量多く冷たくて美味しい。 1900mぐらいから急な登りとなる。 2200m付近に地形図ではわからないが平坦地がある。 その後、岩が多くなり樹林の背が低くなると空が開け森林限界となる。 それまで眺めは無かった。最後の岩稜を登りきると頂上。 (観音平からのルートの方が楽だと思う) 【編笠山→観音平】 他のレコにも多いので省略 【観音平→小淵沢駅】 このコースは長いので上りも下りも歩く人は少ないが、下りは比較的歩きやすい。 防火帯から車道までの間は高原の雰囲気が良くお薦め 小淵沢IC横断時は要注意(歩道が切れるため)。 今回は快晴で西陽が強く灼熱地獄だった。 |
写真
感想
何回も登っている八ヶ岳なので、趣向を凝らして駅から登ってみようと、まずは編笠山にチャレンジしてみた。
時間が余ったら権現岳にも足を延ばそうと思ったが、とんでもない話で、やっとのことで山頂に辿り着くことができた。
以下 行程概略
麓の暑さのせいか、年齢的なものか、単なる体調不良か
今まで登った編笠山(殆どは観音平からの往復)の中でダントツに苦しかった。
多くのヤマレコの夏山がそうであるように、特に麓歩きが含まれるような場合は、
日ノ出と同時の早朝出発を心掛けなければダメですね。
さらに、ここ数回の山は、曇りや雨で残念無念だったが、炎天下の暑さを経験すると
少なくとも登っている最中は曇りや小雨の方が圧倒的に歩きやすいと思った。
信濃境駅8:09の松本行から降りたのは私一人だった。
真っ青な空のもと出発、白い雲がたなびく甲斐駒と鳳凰三山、遠く霞みの上には富士山も見えている。
行く手には雲一つない八ヶ岳、申し分ない天気です。
日陰は高原の涼しい風が通り抜けて行くものの、車道歩きの暑さはハンパではありません。
ちょっと出発が遅かったかな…
中央道の高架を渡るとすぐに国見山を緩く越えていく林道のような山道に入ります。
ここからは木陰が多くひと安心。
車道を横切りさらに富士見高原の鉢巻道路まで、ほぼ一直線の林道を延々と歩きます。
鉢巻道路を渡るといよいよ富士見高原、スキー場や陸上競技場などの施設の中を通る直線道路を歩きます。
行く手には編笠山と西岳がくっきりと、振り返ると雲のかかった甲斐駒・鳳凰三山が絶景です。
立派な歩道がある通りなので快適なのですが、暑いのなんのって。
我慢我慢でゴルフ場の駐車場にある登山口に着きました。
道なりに林道を少し歩いて登山道に入りますが、何回となく林道を横切ります。
ややこしいですが、道標がしっかりしていますので大丈夫です。
ほどなく不動清水に着き、冷たい新鮮な水を1ℓほど汲みました。
持った水の量は合計1.5ℓぐらいでしょうか。
この季節には少な過ぎ? さらに頂上までに飲んだのはその1/3ぐらいでした。
これが原因かわかりませんが、久々に早々と森林限界の手前で足が止まりました。
単なるバテではなく、よろめき、さらには眠気までもよおす始末。
いつもの疲れとは違うと思いながら、騙し騙し登って、やっと空が開けて森林限界手前。
容赦なく灼熱の太陽が照りつけます。
森林限界を突破すると急な岩稜帯の登り、吹き付ける涼しい風がせめてもの救いです。
以前、春の富士山九合目を瀕死の状態で芋虫のように這いつくばって登ったのを思い出しました。
頂上では多くのハイカーが楽しそうにランチタイムを過ごしていました。
私は食欲無し、少々吐き気有り、高山病みたいな状態でした。
こんな状態では、膝のこともあるし、下りも思いやられます。
権現岳どころではなく、早く下山にかからなければ、小淵沢駅までは途方にくれるほど長いのです。
360°の大展望もソコソコに、無理やりゼリー飲料を飲み、スポーツドリンクでパンを少し流し込む。
今日は完全な体調不良のようだが、冷静に考えればこれが現実・実力かもしれない。
雲海展望台までの下りは急坂だが膝の痛みも少なく、何とか降りることができた。
膝の痛みが慢性化してからは、下りのコースタイムを大幅に短縮することはできなくなりました。
帰りの電車やバスの時刻が読めない、最近の山歩きの悩みのタネです。
観音平から小淵沢駅までは登りに使うとツライですが、下りは歩く価値あると思います。
しかし、今日は雲一つないピーカン、灼熱地獄を耐えて何とか無事、小淵沢駅に着くことができました。
思いつきで、駅から登る八ヶ岳として、編笠山、権現岳、赤岳を考えましたが、
せっかく日が長い夏であっても、安定した実力を発揮できない現状の自分としては
なかなか難しいということが判りました。
さらに夏の炎天下の麓歩きは厳しいことを思い知らされました。
コメント
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yamaheroさん、こんにちは。
毎度のことですが、yamaheroさんのルートには
惹かれます。お気に入りに頂きました。
駅から駅&標高グラフの美しさ、富士山シーズンが
終わったら、行きます。
土日は時間は長いのですが、都合6リットル飲料を
のみました。凄い汗をかいてたいた訳でもないの
ですが、ノドからからでした。
水分補給、多分エネルギー補給より重要ですよね。
お気をつけて。
millionさん、コメントありがとうございます。
ここは何回も登ってる山なので、楽勝かと思いきや、
かなり厳しい山行になってしまいました。
これからは、なるべく陽射しの強い時間帯の麓歩きは
避けて、水分補給も小まめに摂るよう気を付けます。
このコースは秋などは特にお勧めですね。
麓歩きも高原気分満点で、爽快です。
millionさんなら、お散歩気分で権現岳〜甲斐大泉駅まで足をのばせますね。
私も涼しくなったら、また歩きたいコースです。
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