経ヶ岳へ 大泉所ダム 中央・南アルプス展望
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,449m
- 下り
- 1,449m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ない |
その他周辺情報 | 仲仙寺 羽広温泉みはらしの湯 |
写真
感想
2008年(平成20年)6月1日(日)
経ヶ岳へ 大泉所ダムより
1986年7月20日、
「仲仙寺より登り始め7合目にキャンプ、笹の高原を彷徨い 幻の山頂であった。」
と記録に残っている。
記憶が定かでないので、なぜ山中泊までして、結局山頂が分からなく笹藪をさまよったのか不思議でならない。
はっきりしているのはダニに胸の辺りに入り込まれ、医者に掛ったのも経ヶ岳だ。
と言うわけで長く幻の恐れていた山であった。
いつかは登ろうと考えていたが20年以上過ぎてしまっていた。
今回はそのときのリベンジでもある。
前回は仲仙寺からだったが、大泉所ダム付近から登り始めた。
登山道は良く整備され、表示もしっかりしていて不安はない。
1時間ほどで仲仙寺方面からの道と合流して進む。
急登が続き長い、8合目までは黙々と歩くしかない。
八合目は展望が良く、中央アルプスが目の前にどーんと聳える。
湧きだつ雲で伊那谷は見えないが、
南アルプスも壁のように白い雲の先に峰々を並べている。
この広い八合目あたりで前回は彷徨ったのではないかと思う。
多分笹が刈られていなく、周りは雲で見通しがなくうろうろしてしまった気がしてきた。
今日は天気も良くまだこれから登る稜線も見える。
まだまだ先は長かった。
登るにつれ樹間から御嶽山も顔を出してくれた。
それに雲が晴れ始め伊那谷も眼下に広がり始めた。
その先には甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳が美しい姿を見せていた。
山頂には八合目から1時間ほどで到着した。
まず思ったのは前回の広い山頂と思い下山したと言うことでここまで来ていないのが確認できた。
山頂は広くなく、何体もの石仏が並んでいた。
目に入ってきたのは表情が素朴でひょろっとした石仏だ。
見ていて飽きない石仏に心引かれてしまった。
もちろん山頂からは残雪の中央アルプスが眺められた。
木曽駒ヶ岳、宝剣岳は青空にその稜線をくっきりとさせていた。
リベンジなった。
今日こそ幻の恐れていた山、経ヶ岳に登ることができた。
全く怖くもなく、素晴らしい山頂に感動だった。
ふるちゃん
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